“いじめ騒動”女優シム・ウヌの心境コメントに…当事者の姉が怒り「世論作りは我慢できない」

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写真=TVレポート DB
女優のシム・ウヌが、ドラマ「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」の“第2のヨンジン(いじめ加害者)”というレッテルに関する心境を吐露し、逆風を受けた。

27日、あるオンラインコミュニティには、シム・ウヌの学生時代のいじめに関する追加暴露のコメントが投稿された。投稿者A氏は、シム・ウヌのいじめを初めて提起した人物の姉だと主張している。

A氏は「シム・ウヌのコメントを読んで怒りを感じ、複雑な気持ちでもある。私たちが見たくなくても、ドラマに出たり、世間の判断がそうであるなら仕方ないと思っていたけれど、被害者に対する2次加害の世論作りは我慢できない」と切り出した。

そして「ドラマ関係者が自らやってきて、シム・ウヌの謝罪を受け入れてほしいと言ってきたのは事実だ。しかし、謝罪を受け入れるかどうかは被害者が決めること。私たちは謝罪を受け入れず、ドラマの放送が先送りになった。シム・ウヌを降板させることもできたのに、降板させなかったというドラマチームの判断を、今回のことでよく分かった」と怒りを露わにした。

続いて「話したいことがとても多かったけれど、過去のこととして真実は埋もれて、シム・ウヌ側の話だけが正当化されそうだったので、会って話さなかった」とし「今も自分が苦しめられたことだけを考えている」と付け加えた。

また「シム・ウヌの新しい所属事務所の代表から今年1月2日に連絡が来て、許してほしいと言ってきたのが昨日のことのようなのに、今こうして世論作りをしているのを見ると、一瞬でも弱くなっていた私の心がもったいない。シンプルに法廷で戦おう。裁判でどちらが本当に嘘をついているのか、はっきりと判断してもらいたい」と強調した。

これに先立って24日、シム・ウヌは自身のInstagramを通じて、自身の置かれている状況を嘆くようなコメントを投稿した。彼女は「いじめ加害者」「いじめ女優」というレッテルを貼られて2年が経ったとし、終わりの見えない自粛期間を要求され、作品に出演する機会が来ないことや、誹謗中傷コメントに対する苦痛を訴えた。

また彼女は「被害者だという当事者の方が、私に会いたくないというので、ドラマのプロデューサーと所属事務所の関係者が直接会って謝罪した。私は正式に謝罪文を発表して心から謝罪した。そのように謝罪したことで、いじめを認めたことになった」とし「今でもどのような理由で、違うクラスだった当事者と喧嘩したのか分からない。中学2年生の時、ミュージカル公演を観てから、毎日放課後に歌の練習をして、それなりに忙しくしていたので、1人を執拗にいじめる理由がなかった」としながらも、「私のせいで傷つき、今まで辛かったという当事者の話を、私が覚えていなかったからといって無条件に否定して無視するのではなく、まずは話を聞くのが正しいと思って連絡をとった」と語った。

このような彼女の心境告白に、一部のネットユーザーたちは「かばおうとしているわけではないけれど、真実と誤解が解けることを願う」「人の記憶は時間が経つほど曖昧になる」などの反応を示した。

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記者 : シン・ウンジュ