SM、アーティスト保護を強化…通報ができるサイト「KWANGYA 119」を開設

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写真=SMエンターテインメント
SMエンターテインメント(以下、SM)が、所属アーティストを守るための活動に乗り出した。

SMは最近、イ・ソンス&タク・ヨンジュン共同代表取締役の発表を通じて「SM 3.0」の時代を宣言して、所属アーティストの保護をさらに強化することを明らかにした。3月15日、法務法人(有)セジョンと業務協力条約を締結したことを発表し、「SM 3.0」の実現化を加速すると宣言した。

SMは「セジョンとこれまで同問題について緊密な議論を行ってきた。SMは今回の業務条約を通じ、これまでの通報向けメールアカウント、および自主モニタリングで、違法行為の証拠を収集する方式から一歩進んで、通報機能があるサイト『KWANGYA 119』(仮称)を開設し、これをもとにセジョンと一緒に対応していく」と説明した。

続いて「所属アーティストを対象にした虚偽事実の流布、悪質な誹謗中傷、罵倒、セクハラ、プライバシーの侵害はもちろん、アーティストの写真を無断で合成、編集してコンテンツを制作する行為など、あらゆる形の違法行為に対して、即刻かつ厳正に対応していく」と明らかにした。

最後にSMは「韓国だけでなく、海外で発生している違法行為に対しても、可能な限りの手段を動員して対応し、所属アーティストと関連するあらゆる違法行為に対して、いかなる善処や合意なしに対処する予定だ」と強調した。

SMは最近、HYBEとの経営権紛争が起こった。HYBEは12日、公式コメントを通じて、対内外の要因を総合的に考慮し、SMの買収手続きを同日付けで中断すると伝えた。これに対し、KakaoとSMは、HYBEの決定を尊重すると明らかにした。

SMは12日、「今回の合意をきっかけに、SMは株主、従業員、ファン、アーティストに約束した『SM 3.0』戦略をスピーディーに推進し、『ファン、株主中心のグローバルエンターテインメント会社への跳躍』という未来のビジョンを必ず実現する。それらを通じて、すべての株主のための企業価値の向上、株主への還元政策を持続的に拡大していく」とし、「3月31日の株主総会で、新しく発足する『SM 3.0取締役会』は、最適な水平的・戦略的パートナーのKakaoと共に世界最高の『IP X ITの相乗効果』を生み出し、K-POP産業の『Next Level』を切り開く」と発表した。

また「2月3日の『SM 3.0』の戦略発表後、予期せぬ混乱の中でもSMを最後まで励まし、応援してくださったSMの株主、ファン、職員とアーティスト、そして全ての利害関係者の方々に心より感謝する」と伝えた。

記者 : ファン・ヘジン