女優のキム・セロンが初公判に出席し、飲酒運転の疑いを認めて謝罪した。

本日（8日）、ソウル中央地検刑事4単独（判事：イ・ファンギ）では、道路交通法違反（飲酒運転）の疑いで起訴されたキム・セロンの初公判期日が行われた。

この日、検察は「被告人の血中アルコール濃度が約0.227％という非常に高い数値であり、事故後に何の措置も取らずに逃走するなど、罪質が悪い」としながらも、「犯行を自白し、被害者たちのもとを訪ねて自ら謝罪し、補償金を支払った。初犯であり、被害回復に努力した点を考慮してほしい。キム・セロンに罰金2000万ウォン（約208万円）、同乗者に罰金500万ウォン（52万円）を求刑してほしい」と裁判部に要請した。

これに対して、キム・セロンは「二度とこのようなことはしません。申し訳ございません。反省しています」と述べた。

また初公判を終え、取材陣に「復帰の計画はあるか」「どう過ごしていたのか」「言いたいことはあるか」など聞かれると、彼女は「申し訳ありません。アルバイトをしながら過ごしています」と答え、目に涙を浮かべたという。

キム・セロンは昨年5月18日午前8時頃、ソウル江南（カンナム）区鶴洞（ハクドン）交差点付近で、泥酔状態で運転をし、ガードレールと街路樹、変圧器などに衝突する事故を起こした。事故によって変圧器が壊れ、近くの商店など、約57ヶ所で一時的に停電が発生した。

当時、彼女は現場に出動した警察に捕まり、飲酒測定の代わりに採血を要請。結果、血中アルコール濃度が約0.2％で、免許取り消しのレベルであることが確認された。

キム・セロンは事故の翌日に、自筆の謝罪文を通じて「私の間違った判断と行動で周辺商店街の皆さん、市民の皆さん、復旧してくださる皆さん、本当に多くの方々にご迷惑をかけ、被害を与えました」とし「事故による被害は現在、会社と一緒に整理しており、最後までコミュニケーションし、積極的に解決できるように最善を尽くします」と伝えた。

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