俳優ジス、いじめを認め謝罪も…暴露した人物の名誉毀損の不起訴に不服

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写真=Newsen DB
俳優ジスのいじめ疑惑を主張した中学校の同級生が名誉毀損の疑いで告訴されたが、不起訴処分となった。しかし、ジスはこれに不服を申し立てた。

OSENの報道によると、ジスがいじめ被害を主張しているA氏を情報通信網利用促進および情報保護などに関する法律違反(名誉毀損)で告訴した事件に対し、不起訴処分(嫌疑なし)が下されたと報道した。

不起訴の理由は、依頼人が作成したコメントが虚偽事実と判断することはできないという内容が明確に示されていたためだ。

2021年3月、ネットユーザーのB氏は「俳優のジスはいじめの加害者だ」とし「彼は今優しいふりをして、特有の笑顔でテレビに出ているが、彼はいじめの加害者で、ヤクザ、チンピラ、それ以上でもそれ以下でもない」という文章をインターネットコミュニティに掲載した。

この投稿が議論になると、ジスは「事実無根」と主張したが、疑惑は払拭できなかった。結局、彼は疑惑を認め、謝罪の意を伝えたが、彼への批判は続いた。

所属事務所のキーイーストも「現在、ジスの活動が難しいと判断した」とし、同年5月に専属契約を解除した。

しかし、ジスは4ヶ月後の2021年7月、法律代理人を通じて「最初に(いじめ)を暴露した文章をはじめとする関連文章とコメントの投稿者を、虚偽事実の摘示による名誉毀損の疑いで告訴した」と伝えた。彼は最初にいじめ疑惑を投稿したB氏と、その投稿にコメントを残したA氏を刑事告訴した。

その後、警察の調査でA氏とB氏はいずれも「嫌疑なし」の処分を受けた。キム・ガラム弁護士によると、この処分についてジスは検察に異議を申し立てたが、再び同じ結果が出たという。この結果にもう一度不服を申し立てたジスは抗告に続き、裁定申請をしたという。

ジスは2021年10月に入隊し、現在は社会服務要員として服務している。

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記者 : イ・スルギ