イ・スンギ、誕生日を迎えて大韓赤十字社に約5,700万円を寄付「大切な命を救うことができるよう願っている」

OSEN |

写真=大韓赤十字社
俳優イ・スンギが、自身の誕生日に意味のある寄付をした。

13日、イ・スンギは災害救助活動を支援するための移動給食車と血液不足問題の解消に向けた献血バスの支援金として5億5千万ウォン(約5,711万円)を大韓赤十字社に寄付した。

彼は毎年、大韓赤十字社をはじめ様々な社会団体を通じて、貧しい人々のための寄付に参加している。山火事の被災者の緊急救護活動だけでなく、保護終了児童(児童保護施設及び委託家庭で生活していたが、満18歳になり退所しなければならない児童のこと)など、貧困階層への支援事業をはじめ、地域社会の様々な困難の解決に関心を持ってきた。

大韓赤十字社を訪れたイ・スンギは、迅速な災難救護活動を支援するための移動給食車と円滑な血液の需給や献血者の利便性改善に向けた献血バスの必要性に深く共感して寄付を決めた。

同日の伝達式で大韓赤十字社シン・ヒヨン会長は、大韓赤十字社の高額寄付者の集まりである“レッド・クロス・オナーズ・クラブ(RCHC)」の会員として社会貢献活動に参加してきたイ・スンギに、「赤十字会員有功章の最高名誉大章」を授与した。最高名誉大章は、赤十字の財源の造成および人道主義活動に貢献し、累積寄付金5億ウォン(約5,191万円)以上の個人や団体に授与する表彰である。

イ・スンギは「山火事や水害など、韓国全土の災害現場で被災者と救護要員に暖かい食事で少しながらの慰めと力になることを願う気持ちで支援を決心した」とし、「最近、新型コロナウイルスの再流行まで重なって、医療現場で血液不足が繰り返される現実を確認したが、献血バスを通じて団体での献血が活性化されて大切な命を救うことができるように願っている」と伝えた。

シン・ヒヨン会長は「医療や災害現場の困難に共感して、温かい気持ちを分かち合ってくれて感謝している。イ・スンギさんの善良な影響力で、韓国の災難現場で被災者とボランティアに温かい食事の支援ができるようになり、多くの国民が快適で良い環境で献血に参加できるようになった。大韓赤十字社は、今後も国民の命を保護し、希望を伝える人道主義活動を続けていく」と伝えた。

記者 : チャン・ウヨン