イ・スンギら所属芸能人から広告収益を詐取?HOOKエンターテインメント、詐欺および横領疑惑を否定

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HOOKエンターテインメント(以下、HOOK)が、俳優のイ・スンギをはじめとする所属芸能人らの広告収益の一部を詐取したという疑惑を否定した。

HOOKは23日、公式コメントを通じて「イ・スンギが法定代理人を通じて発表したエージェンシー費用の横領関連資料は、極めて一方的な主張だ」と明かした。

続けて「HOOKが芸能人に支給する金額の一部を詐取したという内容は事実ではない」とし、「このような確認されていない事実に、他の芸能人まで含めて報道する行為をこれ以上、見過ごすことができない」と話した。

また「HOOKとクォン・ジニョン代表は、今回の騒動の始まりから今日に至るまで、過ちに対して責任を回避せず、最後まで責任を負うことを約束した」とし「しかし、会社機密事項を無分別に流出し、本人だけの解釈にともなう情報をあたかも事実であるかのように提供する元HOOKの職員と、このような一方的な主張に反論の機会さえなく記事を報道することに遺憾を表する」と強調した。

それと共に「HOOKとイ・スンギが結んだ専属契約書上のエージェンシー手数料を控除し、収益を分配することになっていたにもかかわらず、2015年以後、HOOKはイ・スンギと収益を分配する過程でエージェンシー手数料を全く控除しなかったことを明らかにする」とし「イ・スンギに実際に支給しなければならない金額よりも過支給した部分に対して、不当利得返還の必要性を通知し、この部分に対する不当利得返還請求を準備中だ」と伝えた。

これに先立ち、イ・スンギの法定代理人は22日に「最近、HOOKの前職・現職取締役らがイ・スンギを騙し、広告モデル料の一部を詐取したという情報が入ってきた」とし「イ・スンギは数年間、広告モデル料の約10%がいわゆる『エージェンシー手数料』という名目で広告代理店に支給されていると思っていたが、実際にはHOOKの前職・現職取締役らが上記のエージェンシーの手数料の一部を広告代理店に支給せず、それぞれに分けて自分たちの利益にしていたとみられる」と主張した。

続けて「イ・スンギが異議を申し立てたら、HOOKはその事実を認め、12月16日頃に音源収益とは別に詐取した広告料、および遅延の利息として約6億3000万ウォン(約6300万円)をイ・スンギに支給した。これに対し、法定代理人は上記のような犯罪の事実に対しても、HOOKのクォン・ジニョン代表および前職・現職取締役の3人を詐欺および業務上横領の疑いで告訴した」と述べた。

これに先立ってあるメディアは、HOOKがイ・スンギの他にもユン・ヨジョン、イ・ソジンなど所属芸能人らの広告収益を詐取したと報じた。

記者 : ペ・ヒョジュ