キム・ジョンヒョンとイム・スヒャンの出会いが公開された。

韓国で2023年1月27日に放送がスタートするMBC新金土ドラマ「コクドゥの季節」（脚本：カン・イホン、ホ・ジュンウ、演出：ペク・スチャン、キム・ジフン）は12月23日、コクドゥ（キム・ジョンヒョン）とハン・ゲジョル（イム・スヒャン）が運命的に惹かれ合う予告映像第1弾を公開した。

同作は99年に一度、人間に天罰を下すために現世に降りてくる死神コクドゥ（キム・ジョンヒョン）が、神秘的な能力を持つ医師ハン・ゲジョル（イム・スヒャン）に出会い、往診医師として働くことで繰り広げられるファンタジーロマンスだ。コクドゥとト・ジヌ役に扮したキム・ジョンヒョンとハン・ゲジョル役を務めたイム・スヒャンが会い、生と死を超えるきらびやかで美しいラブストーリーを描く。

公開された予告映像第1弾には、コクドゥとハン・ゲジョルの震える初対面の瞬間が収められている。緑豊かな季節の真ん中、日が沈もうとする時間、ある歩道橋の上を渡る2人の男女の様子が捉えられ、 無味乾燥な表情でそれぞれの道を歩いている。

彼らの間の距離が近くなり、ついにお互いがすれ違う瞬間、小さな風が起き、コクドゥとハン・ゲジョルの歩みを止める。ほぼ同時に振り返る彼らの面々には、先程とは違う感情がこもる。

まるで失った記憶をたどるかのように、お互いを深く眺めていた瞬間、過去の記憶の一片がコクドゥの脳裏をよぎる。いつなのか思い出せないが、切なく悲しい感情が彼の頭の中をかき乱す。

急に苦しそうに頭を抱える見知らぬ人に「大丈夫ですか？」と聞くハン・ゲジョルとコクドゥの視線が再び交じり合い、いつのまにか緑の季節に桜のように白い雪が降る季節の変曲点が始まる。「あなたは誰だ？」とハン・ゲジョルを引き止めるコクドゥの眼差しに、警戒と共におぼろげな雰囲気が漂う。

予告映像は、2人がかつて桜が舞い散る美しい日にお互いの気持ちを確認していた恋人の姿と重なりながら、終わる。向かい合った2人は、かつてどのような過去を共有しており、長い時間をさかのぼって再び会った理由は何か好奇心がくすぐられる。