ロマンチックな雰囲気を見せていたユ・ヨンソクとムン・ガヨンの関係が急に変わった。

韓国で21日に放送がスタートするJTBCの新水木ドラマ「愛と、利と」（脚本：イ・ソヒョン、イ・ヒョンジョン、演出：チョ・ヨンミン）でハ・サンス（ユ・ヨンソク）、アン・スヨン（ムン・ガヨン）のすれ違った気持ちが盛り込まれた第1話の予告映像が公開され、現実的な恋愛ドラマの誕生を期待させた。

公開された映像は、同じ銀行で働いているアン・スヨンに向けたハ・サンスの猛アタックで胸をときめかせる。彼氏がいるだろうと思い、なかなか声をかけることができなかった他の人々とは異なり、彼女に先にメールを送ったのだ。これに「今週末にはアン主任に会いたい」とデートまで申し込み、胸をときめかせた。

それから一緒に路上を歩く2人の肩が触れそうなほど近くなった距離と触れそうな手、そしてお互いを見つめる視線が加わり、絶妙な緊張感を与えた。「曖昧な関係は嫌だ」というアン・スヨンの言葉にハ・サンスが「僕も確実なことが好きです。クリアなこと」と答え、二人の関係が次第に発展することを予感させた。

こうした中、銀行の内部でアン・スヨンがチョン・ジョンヒョン（チョン・ガラム）に弁当を渡したという噂が広がり、恋愛模様に混乱が生じる。これに先立って、アン・スヨンと「確実なことが良い」とお互いの気持ちを確認したと思っていたハ・サンスは、この話を聞いて混乱した。

結局、ハ・サンスは彼女の気持ちを確認するため「スヨンさん、知ってるじゃないですか。僕の気持ち」と告白するが、アン・スヨンは「知りたくないんですけど」と冷たい態度を見せる。二人きりで夜道を歩く時の恥ずかしがる姿とは異なり、冷たい彼女を見ているハ・サンスの顔からも寂しさが感じられる。果たして一夜にして雰囲気が変わってしまった2人の男女には何があったのだろうか、その事情が気になる。

「愛と、利と」は若い男女の複雑な気持ちを垣間見ることができる第1話の予告編で、誰もが一度は経験したはずの愛の始まりを知らせる。お互いに近づく時のときめきと迷い、葛藤による誤解など、愛から始まった多彩な感情を届ける「愛と、利と」の初放送がより一層期待される。

JTBCの新水木ドラマ「愛と、利と」はそれぞれ異なる利害を持っている人々が出会い、真の愛の意味を理解することになる恋愛ドラマで、韓国で21日午後10時30分に放送がスタートする。