Vol․2 ― DRIPPIN、次に変身するなら?メンバーも爆笑の回答が続々「いろいろなコンセプトに挑戦」
Kstyle |
華やかなビジュアルと実力を兼ね備えた7人組ボーイズグループDRIPPINが、イベントのために初来日。Kstyle では、イベント翌日にインタビューを敢行。後編では11月15日にリリースされた初のフルアルバム「Villain:The End」や今後の目標について、たっぷりと話を聞いた。
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初のフルアルバム「Villain: The End」をリリース
――11月15日に1stフルアルバム「Villain: The End」をリリースします。3rdミニアルバム「Villain」、6月に発売した2ndシングル「Villain: ZERO」と繋がる世界観の完結編とのことですが、今回はどんな姿を見せてくれるのでしょうか?チャンウク:「Villain」で僕らがある能力を得るようになり、次の「Villain:ZERO」では、その能力を使ってメンバーたちがそれぞれの道を進んで脱出するような姿をお見せしました。そして「Villain:The End」では散らばっていたメンバーたちが集まって力を合わせて相手と闘っていくストーリーを見ることができます。
――今日着ている衣装もそのストーリーと関連していますか?
チャンウク:はい。バイクがコンセプトです。
ユンソン:疾走するようなイメージです。
――タイトル曲「The One」のMVでは、メンバーそれぞれが独自の世界を表現していましたが、自分のシーンの撮影秘話を教えてください。
ヒョプ:僕は鉄格子のゲージの中に閉じ込められていて、恐れで力を使えない状況の中で戸惑い葛藤する姿や表情を見せようとしました。鉄格子を叩くシーンがあったのですが、強く叩きすぎて手が痛かったです(笑)。
ドンユン:メンバーがいろいろな能力を持っている設定ですが、僕はデジタルコントロールの能力で、むしろデジタル機器たちに監視されているというシーンを撮りました。たくさんのCCTVに囲まれて僕がたくさん映っているのがとてもおもしろかったです。
ユンソン:僕は鎖につながれているシーンで、傷のメイクもしました。工場で使うような本物の鎖だから重くて、動くのがぎこちなくて笑ってしまいました。10分間くらいどうやって動くべきかモニタリングしながら試行錯誤したおかげで、スタッフさんたちから「もがいている姿がリアルだ」と言われたので、よかったです(笑)。
ミンソ:煙の中で動くシーンを撮りましたが、煙がすごすぎて息をするのが大変で、息をするたびに咳が出ました。そして咳をする自分の姿がおもしろかったです(笑)。
チャンウク:野外で透明の時計を見上げるシーンを撮りましたが、待機している時に時計に日差しが反射するのがおもしろくて、あちこちに反射させてひとりで遊んでいました(笑)。
ジュンホ:僕はまた別の自分と闘うシーンがあって、アクション俳優さんと演じたのですが、距離が遠すぎるとリアルなシーンが撮れないから、近い距離でやったら本当にぶつかったり、転んだりしました。少し痛かったですが、完成した映像を見たらとてもリアルだったので、頑張った甲斐がありました。
ALEX:白い空間の中で僕が描いた絵に囲まれている状況で、最初は恐れで震えているのですが、急に「僕が助けなければ!!」と奮い立って、メンバーたちの能力が封印された絵の中にエネルギーを集めてメンバーたちに送るというシーンを撮りました。最初はどのように恐れる演技をしようかと考えて最大限に表情を作ったつもりだったのですが、モニタリングをしたら無表情でした(笑)。試行錯誤しながら演じるうちに最終的にはとてもいい映像になったと思います。
全10曲を紹介!メンバーのイチオシ曲は?
――初のフルアルバムということで全10曲が収録されています。自分のイチオシ曲を教えてください。チャンウク:「DEJA VU」です。セクシーな雰囲気の曲で、振付けはまだないのですが、コンサートをするときにスペシャルステージとして振り付けをしてやったら、とてもかっこいいのではないかと思います。
ドンユン:「Silence」です。曲もビートもいいし、儚げな雰囲気もあって、サブ活動曲なので振り付けもあるのですが、ダンスも好きです。
ジュンホ:僕も「Silence」です。曲の始まりを聞いた時から「この曲だ!!」と思ったくらい僕の好みで、暗い雰囲気の中にもパワーが感じられる曲です。
ALEX:「Champion」は、初めて聞いた時から壮大な感じがして「この曲を僕らがやったらかっこよくなりそうだ」と思いました。ヘッドホンをつけてレコーディングをした時に、なんだか胸にこみあげてくるものがあって涙が出そうになりました。「つらいことがあっても僕がチャンピオンだ」という曲なので、きっとDREAMINも聞いたら力がわくと思います。
ヒョプ:「ESCAPE」はとても明るくて大衆性もある曲なので、DRIPPINがステージでやるのを想像した時に、とても似合う曲だと思うので大好きです。
ユンソン:僕も「ESCAPE」です。僕らに似合う曲だと思うし、雰囲気もいいので、この曲でパフォーマンスをしたらみんなで楽しめそうな気がします。
ミンソ:僕も「ESCAPE」。清涼感のある明るい曲だからDRIPPINに似合う感じがするし、ステージをやるのも楽しそうです。
――その他の曲も、どんな曲か紹介をお願いします。
ドンユン:まずタイトル曲の「The One」は、とてもエネルギッシュでDRIPPINのエナジーを感じることができる曲です。ロックサウンドが強くて、テンポがとても速くてリズムがいいので、聴くのが楽しい曲です。
チャンウク:「MONSTER」はエナジーに満ちあふれていて、タイトルのとおりにモンスターが近づいてくるような感じがする曲です。
ドンユン:ロックバンドの曲って感じがします。
ミンソ:「HOME」はバラードですが、中毒性のあるメロディーと、ちょっとR&Bっぽい雰囲気があります。
ドンユン:歌詞が癒し系で温かい曲です。
チャンウク:「When I'm With You」は僕らがファンの皆さんにプレゼントをする感じの曲で、歌詞がとても美しいです。
ジュンホ:僕らはファンの皆さんといつも一緒にいるよという意味が込められています。「UTOPIA」はデビュー曲の「Nostalgia」と少し雰囲気が似ていて、DRIPPINの色が出ている曲だと思います。香水みたいに香りがして、ロマンチックな歌詞の曲です。
チャンウク:そして「I.N.O」はこのアルバム全体を紹介するようなイントロトラックです。僕が思うには今までやってきた「Villain」シリーズのすべてを合わせてストーリーにしたような曲だと思います。
ドンユン:アルバム全体の雰囲気を表現しているので、この曲を聴いてから他の曲を聴くと、ストーリーのつながりを感じられると思います。
次に変身するなら?メンバーも爆笑の回答が続々
――「Villain」では悪役に変身した皆さんですが、次に何かに変身するなら?ミンソ:猫になりたいです。実家で猫を飼っているのですが、よくわからない行動をするので、どんなことを考えて生きているのか会話をして聞いてみたいです。
ドンユン:鷹になりたいです。鳥の中で一番強そうに見えるからです。
ユンソン:僕はDREAMINです。DREAMINの気持ちになって生活がしてみたいです。
全員:お~~!!
ミンソ:スイートな男だね。
ユンソン:DRIPPINを応援して、コンサートも見に行ったら、どんな感じなんだろうかって。僕らをどんな気持ちでご覧になっているのか知ってみたいし、知ってみたらもっと共感ができそうな気がします。
ジュンホ:この質問は、次にやりたいコンセプトを聞いているのではないですか?(笑)
――最初はそのつもりでしたが、皆さんの回答がおもしろいので、なんでもいいですよ。
ジュンホ:では僕は、僕のお母さんになってみたいです。僕みたいな息子がいたらいいだろうなと思うからです(笑)。
全員:(爆笑)
ヒョプ:ナルシストがさく裂してる~(笑)。
ジュンホ: お母さんの言うことをよく聞いて、プレゼントもよくしてくれるいい息子なので、僕のお母さんになったら幸せだろうなと思います。
ALEX:僕は神です。
ヒョプ:僕も言おうとしていたのに~。
ALEX:天地神明の力で世界をコントロールしてみたいし、手から火を出すとか、やってみたいです。
ヒョプ:じゃあ僕は悪をやっつけるスーパーヒーローにします。強くてかっこいいから。
チャンウク:僕も猫です。猫みたいに気ままに生きてみたいです。
ミンソ:ラーメンじゃなくて?
ジュンホ:ラーメンにどうやってなるの(笑)?
ミンソ:チャンウク兄さんはラーメンが大好きだから、なったらいいんじゃないかなって思って(笑)。
チャンウク:(笑)。
「また日本に完璧な姿、かっこいい姿で戻ってきます」
――今はアイドル戦国時代ですが、DRIPPINといえば、どんなグループだと言われたいですか?ドンユン:イケメンなグループ!!
ミンソ:それ? もっと違うのないの~(笑)。
ドンユン:でも、そういわれたら気分がいいでしょ。
ミンソ:僕は……(考えて)ずっと頭に浮かぶグループ。
ユンソン:コンセプトスポンジ。
全員:いいね!!
ユンソン:僕らはいろいろなコンセプトに挑戦しているので、それらをうまく消化する姿を見ていただきたいです。
――最後にKstyleをご覧の皆さんにメッセージをお願いします。
ユンソン:日本に来て日本のDREAMINの皆さんと直接コミュニケーションをとりましたが、本当にいい時間を過ごすことができました。これを機会に日本にたくさん来て、皆さんとたくさんお会いしたいです。僕らは韓国に戻ってタイトル曲「The One」でカムバックします。初めての正規アルバムの活動なので、たくさん神経をつかって準備をしました。かっこいいパフォーマンスをお見せしますので期待してください。
ヒョプ:今回、よい機会をいただいて日本で初めてのステージをすることができました。皆さんからいただいたパワーを韓国に持ち帰って一生懸命に活動して、また日本に完璧な姿、かっこいい姿で戻ってきます。僕たちだけのステージにたくさんのDREAMINの皆さんを招待したいです。これからも応援よろしくお願いいたします。
取材:安部裕子 / 撮影:朝岡英輔
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記者 : Kstyle編集部