イ・ヨンエ、梨泰院の事故で亡くなったロシア人遺族を支援

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写真=Newsen DB
女優のイ・ヨンエが、梨泰院(イテウォン)で発生した事故の被害者に助けの手を差し伸べた。

先日、梨泰院の事故により亡くなったロシア人のパク・ユリアナさんの遺族は、遺体の運搬費用が用意できず、困っていた。遺体を故郷のロシアに運ぶのに5000ドル(約74万円)が必要だが、確保できないと訴えたのだ。

ロシアのサハリン出身で、韓国語が苦手な父親のパク氏は、現在老人ホームで働いており、生活が豊かではないという。

4日、江原道(カンウォンド)東海(トンへ)市東海港から出発するウラジオストク行きのフェリーに乗らなければならないが、これを逃せば一週間待たなければならない。ロシアのウクライナ侵攻で、韓国とロシアを結ぶ直行便が運航されていないためだ。

パク氏の事情が伝えられた後、女優のイ・ヨンエは韓国障がい者福祉財団を通じて「経済的な問題で故国に帰れずにいるユリアナさんと、彼女の家族を支援したい」という意思を伝えた。イ・ヨンエは韓国障がい者福祉財団の文化芸術分野の諮問委員長を務めている。

彼女だけでなく、一般市民も積極的に支援に参加している。韓国在住のロシア人コミュニティは、彼女たちのための募金活動を行った。

ロシア大使館も動き出した。遺体の運搬費用が確保できず、困っている自国民のため、ロシア大使館は遺体の運搬に必要な書類をできるだけ早く発給し、遺体の運搬費用について業者と協議することにした。

外交部は外国人犠牲者を対象に、ユリアナさんのような事例が発生しないよう、葬儀費用を先払いする案などを関係省庁と話し合っている。

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記者 : イ・スルギ