チン・ソンギュ&チョン・ジョンソ&チャン・リュル出演のドラマ「身代金」スペシャルポスターを公開

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写真=TVING
「身代金」のスペシャルポスターが公開された。

韓国で10月28日に公開されるTVINGオリジナルシリーズ「身代金」(演出:チョン・ウソン、脚本:チョン・ウソン、チェ・ビョンユン・クァク・ジェミン)は、お互いの“身代金”をめぐって駆け引きをしていた3人が地震で崩れた建物に閉じ込められた後、それぞれ最後の機会をつかむために危険な取引を始め、狂気じみた死闘を繰り広げるストーリーを描く。

公開されたスペシャルポスターは、地震で倒壊した建物に閉じ込められて対峙しているノ・ヒョンス(チン・ソンギュ)、パク・ジュヨン(チョン・ジョンソ)、コ・グクリョル(チャン・リュル)の様子が収められている。血と埃まみれの3人の鋭い表情は、彼らが直面している危機を暗示する。壁を隔てて警戒態勢を緩めない様子は、息が詰まるような緊張感を醸し出す。臓器オークションにかけられて死ぬところから、地震のため命をとりとめたノ・ヒョンス、想像もできなかった天災地変を機会に新しいゲームを作る交渉専門家のパク・ジュヨン、そして何があってもノ・ヒョンスと一緒に脱出しなければならないコ・グクリョルまで、お互いに異なる目的と欲望でぶつかる3人が無事に脱出に成功できるのか好奇心を刺激する。

「身代金」は「第27回釜山(プサン)国際映画祭(BIFF)」のオンスクリーン(On Screen)セクションを通じて観客から絶賛を受けた。ジャンル的な快感を最大限に引き上げたワンテイク(One Take:撮影を中止することなく一発で撮った映像)技法、これを完璧に具現化した俳優たちの熱演に反響が寄せられている。チン・ソンギュは「作品の特性上、多くの練習が伴われ、すべての状況を頭に入れておかなければならない。最初から最後まで緊張をほぐすことができなかったし、毎瞬間毎シーンでエネルギーをつぎ込んだ。観ていただく方々が、『どうやって撮ったの?』と思うだろう」と感想を語った。チョン・ジョンソも「呼吸が長いだけに、完全に感じて入り込んで演技することができた。演技する楽しさを体感しながら撮った作品だ」と伝えた。

ワンテイク撮影が興味深かったというチャン・リュルは「災難や生存に焦点を合わせたものではなく、そこで生き延びようとする人物の“過程”に焦点を合わせてストーリーが展開される。これにワンテイク撮影が、隣で一緒に脱出するような雰囲気を与えるだろう。すべての俳優やスタッフの息が完璧に合ってこそワンカットワンカット撮影することができたけれど、その点ではチームワークが完璧だった。貴重な経験だった」と伝えて期待を高めた。

記者 : パク・スイン