俳優のソン・ジュンギが「ファラン」でスクリーン復帰する。

今月13日にクランクインした映画「ファラン」（監督：キム・チャンフン）は、地獄のような現実から抜け出したい少年ヨンギュが組織の中間ボスのチゴンに出会い、危険な世界に入ってから繰り広げられるストーリーを描くノワールドラマだ。

悲惨で暗澹とした現実から抜け出すため、荒い大人の世界に飛び込んだ18歳のヨンギュ役には新人俳優のホン・サビンがキャスティングされた。ヨンギュを信じて導いてくれる組織の中間ボスのチゴン役はソン・ジュンギが演じ、ホン・サビンと息を合わせる。ソン・ジュンギは、本音が分からない冷たさと意外な温かさを持つチゴン役に扮し、圧倒的なカリスマ性を披露するとみられる。悲惨な現実の前、動揺しないため努力するヨンギュの妹ハヤン役には、高い競争率のオーディションを経てK-コンテンツのアイコンとして注目を集めている歌手兼女優のBIBIが選ばれた。

同作は今月13日、京畿（キョンギ）道光明（クァンミョン）市でクランクインした。初の撮影を無事に終えたホン・サビンは「あまりにも緊張したけれど、監督をはじめ、多くの方が助けてくださって無事に初撮影を終えることができた。これからも多くのことを学びながら最善を尽くして撮影に臨むよう努力する」と感想を伝えた。

容貌から強烈な変身を披露したソン・ジュンギは「『ファラン』に出演することになって嬉しいし、僕にも新しい挑戦になる作品で感慨深い。監督、俳優の方々と一緒に作っていく熱く激しい現場が楽しみだ」と期待を示した。