バーナード・パク、新曲「All day」MV公開…ユニークなアニメーションと希望のメッセージに注目

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写真=JYPエンターテインメント
歌手のバーナード・パクが、率直なメッセージを込めた新曲をリリースした。

バーナード・パクは6日正午、各音楽配信サイトを通じて、2ndミニアルバム「To whom it may concern」を発売し、タイトル曲「All day」のミュージックビデオを公開した。

今回のアルバムは、彼が昨年11月にリリースしたデジタルシングル「Bad Influence」以来、約10ヶ月ぶりに披露する新譜だ。ミニアルバムのリリースは、2014年10月に発売したデビューアルバム「I'm…」以来8年ぶりであり、ファンにとってプレゼントのような作品として関心を集めている。

ニューアルバムのタイトルは「不確実な誰かに送る手紙の挨拶から始まった」という意味を込めている。バーナード・パクは「僕と僕の音楽を応援してくれたすべての方々に送る手紙のように感じてほしいと思ってつけたタイトルだ。今回のアルバムに込めた僕の真心が、リスナーたちにちゃんと伝わったら嬉しい」と話した。所属事務所のJYPエンターテインメントのパク・ジニョン代表も、彼が歌詞に込めた真心に共感し、すべての収録曲について好評したという。

アルバムには、タイトル曲「All day」をはじめ「Friend Zone」「幸せな人」「Crossroad」「Giving Tree」の全5曲が収録された。

これまでのアルバムとの違いは、バーナード・パクの感受性がより一層深まったという点だ。彼は5曲の作詞・作曲に参加することで、歌手のバーナード・パク、そして人間バーナード・パクとして感じる様々な思いを率直に表現した。

写真=JYPエンターテインメント
バーナード・パクは、アーティストとして経験する苦しみや困難を解決していく方法を音楽を通じて打ち明け、リスナーたちに慰めと共感を届けた。彼がプロデューサーのホン・ジサンと一緒に作詞・作曲したタイトル曲「All day」には、歌手という本業に臨むバーナード・パクの慎重で謙虚な姿勢がそのまま表れている。

彼は「誰かの心を得ることは / 心を動かすことは / 本当に難しいことみたい / Think about it day by day / 時間だけが流れる速く / 頭では全然分からない / 望む通りに進まなくて / 時折未来が真っ暗に見えても / まだ自分の中で輝いている / その自信で / 僕は一日中歌を歌う / 胸から口に伝わったメロディー / 終わりもなく歌い続ける / 僕の中の希望がみんなに届くまで / 僕は一日中」などの歌詞を通じて、厳しい瞬間を乗り越えて、再びぶつかっても止まらずに希望の歌を歌うと宣言し、クセになる甘い歌声で感動を与えた。

アニメーションで制作されたタイトル曲のミュージックビデオもユニークだ。曲全体を貫く希望的な雰囲気は、あたたかいタッチのアニメーションと調和して没入感を高める。

特に、そばを守ってくれる存在のおかげで傷を回復し、再び新しい旅を始める主人公の姿は、着実に新しい音楽を出し続け、ファンとコミュニケーションを取ろうとするバーナード・パクの現在を表している。彼はアニメで制作されたミュージックビデオを作ることが長年の夢の一つだったと明らかにし、満足感を表した。

バーナード・パクは「いつも僕の音楽を聴いて、応援してくださるファンの皆さん、本当にありがとう。今回のアルバムを通じて、新しい姿をお見せしたいと思った。普段は感情を表に出さないほうだけど、今回のアルバムはすごく愛着を感じている。それほど僕の気持ちがたっぷり込められたアルバムなので、楽しんで聴いていただきたい。僕に寄せてくださる大きな愛情と声援に改めて感謝している」とメッセージを残した。

記者 : ファン・ヘジン