東方神起からaespaまでSMアーティストが大集結!「SMTOWN LIVE」約5年ぶりとなる韓国公演で涙するメンバーも

OSEN |

写真=SMエンターテインメント
5年ぶりにオフラインで開かれた「SMTOWN LIVE 2022:SMCU EXPRESS」が、盛況のうちに幕を下ろした。 

「SMTOWN LIVE 2022:SMCU EXPRESS@HUMAN CITY_SUWON」が、20日に韓国の京畿道(キョンギド)水原(スウォン)ワールドカップ競技場で開催された。この公演は、グローバルプラットフォーム「Beyond LIVE」を通じても同時生中継され、韓国だけでなく全世界のファンも見ることが出来た。 

「SMTOWN LIVE 2022」は、SMエンターテインメント所属のアーティストたちが主導する合同コンサートだ。2008年から、ソウルはもちろん、日本・東京や世界中の主要都市を行き来しながら開催されてきた。韓国では、2017年以来5年ぶりにオフラインで行われ、ファンの期待を集めていた。現場には3万人余りのファンが集結し、オンラインで見守る全世界の観客たちとともに熱く盛り上がった。 

この日の公演は、現場の外部の状況によって30分以上遅れて幕が上がった。待ってくれたファンに応えるかのように、同日の公演ではSMエンターテインメントの新人ガールズグループaespaをはじめ、NCT、Red Velvet、EXOのスホ、シウミン、チェン、ディオ、カイ、SHINeeのキー、ミンホ、少女時代にSUPER JUNIOR、東方神起、そして今のSMエンターテインメントの基盤を固めたBoAとカンタまで所属アーティストたちが勢ぞろいした。

また、BoAと少女時代のテヨン、ヒョヨン、Red Velvetのウェンディ、スルギ、aespaのKARINA、WINTERで結成されたユニットGOT the beatをはじめ、Raiden、GINJO、IMLAYなどSMエンターテインメントのグローバルなK-POPアーティストたちも一堂に会し、華麗なステージを披露した。 

この日の「SMTOWN LIVE 2022」では、少女時代が全員でステージに上がり感動を与えた。最近、少女時代はデビュー15周年を記念して8人でカムバックし、活動を繰り広げている。SMエンターテインメントを離れたスヨン、ソヒョン、ティファニーも集まった。少女時代が8人で「SMTOWN LIVE」のステージに立ったのもやはり5年ぶりだった。カムバックと共に「SMTOWN LIVE 2022」でもステージに立った少女時代の姿がファンの感動を呼んだ。

少女時代はこの日、新曲「Forever 1」と過去の活動曲「PARTY」のステージを披露した。この中で、メンバーのヒョヨンは涙を見せたりもした。彼女は、「とても楽しくて涙が出る」とし、自身を慰めるメンバーたちを安心させた後「とても幸せな夜です」とファンに挨拶した。テヨンは「いつも立っていた『SMTOWN LIVE』の公演だけど、今日に限って緊張して意味がある」とし、ユナもまた「ステージで一緒に挨拶するのは5年ぶりなので、楽しみでわくわくしていたし、会いたかった」と伝えた。 

スヨンは現場でSMエンターテインメントのイ・スマン総括プロデューサーを呼び、「先生に挨拶もできなかったけれど、どこにいらっしゃいますか」と言って笑いを誘ったりもした。イ・スマン総括プロデューサーは、客席でペンライトを持って手を振り、これに応えた。また、少女時代は「PARTY」を歌いながら客席に近づき、夏の夜を盛り上げた。 

「SMTOWN LIVE 2022」の家族のような雰囲気の中で、悲報を吹き飛ばす瞬間もあった。最近、父を亡くしたSUPER JUNIORのウニョクが、ステージを終えた後、ファンに家族の大切さを強調したのだ。

SUPER JUNIORはこの日、「Black Suit」と「Sorry Sorry」「美人 (BONAMANA)」のステージを終えた後、ファンに挨拶した。リーダーのイトゥクは、「SMTOWN LIVE 2022」がSMエンターテインメントのアーティストたちはもちろん、スタッフと彼らを応援するファンが家族のようになる公演であることを強調した。 

これに対しウニョクは「先日、家族の大切さを知ることになった。SMの家族がいつも僕のそばにいた」と話し、胸が熱くさせた。彼は「ここにいらっしゃった多くのファンの皆さんが、SMTOWNの家族だ」とし、「家族がいて心強いと感じる。感謝している」と気持ちを込めて伝えた。

先輩と後輩歌手のコラボステージも大きな反響を呼んだ。BoAとNCTのテンの「Only One」、NCTのショウタロウとソンチャンがSMROOKIESのショウヘイ、ウンソク、スンハンと披露した「Outro:Dream Routine」、GOT the beatの「Step Back」、SMのラップユニット(NCTのテヨン、ジェノ、ヘンドリー、ヤンヤン、aespaのGISELLE)の「ZOO」などが披露された。 

さらに、EXOのシウミンがソロ曲「Sereniyt」を、カンタが4thアルバムのタイトル曲「Eyes On You」を、SHINeeのキーが2ndソロアルバムのタイトル曲「Gasoline」を先行公開した。「SMTOWN LIVE 2022」で一足早く見られる新曲のステージがファンの期待を高めた。 

他にも、久しぶりにステージに立った東方神起、Red Velvetのステージはもちろん、ウェンディとジョイのソロパフォーマンス、SHINeeのキーとミンホのソロステージ、EXOのカムバックを期待させるチェンとディオ、スホ、シウミン、カイのソロステージが現場を盛り上げた。さらに、SMエンターテインメントの未来を担うaespaとNCTの多彩なパフォーマンスがステージを埋め尽くした。 

この日のフィナーレは、いつものように「Hope」が飾り、カンタをはじめとするアーティスト全員がステージに上がり、手を取り合って熱唱し、4時間にわたる公演の最後を飾った。

イ・スマン統括プロデューサーは、ステージに立ったアーティストたちの退場の途中で彼らを一人ずつ抱きしめながら挨拶を交わした。「SMTOWN LIVE 2022」が変わらない“K-POP強者”であるSMの強固なパワーを再確認させた。

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記者 : ヨン・フィソン