「シスターズ」の三姉妹のポスターが公開された。

韓国で9月3日に放送開始するtvN新土日ドラマ「シスターズ」は8月2日、キム・ゴウン、ナム・ジヒョン、パク・シフの様子が収められたポスターを公開した。世の中の高くて明るい場所に向かうそれぞれの視線は、彼女たちが隠している本音に対する好奇心を刺激する。

「シスターズ」は貧しいが仲睦まじく育った三姉妹が、韓国で最も裕福で有力な家族に立ち向かうストーリーを描く。巨大な事件に巻き込まれた三姉妹が、“お金”という人生の課題を解決していく様子を、スリリングに描く。

何より、映画「お嬢さん」「別れる決心」やドラマ「Mother」で注目を集めた脚本家のチョン・ソギョンが執筆を務めて、「ヴィンチェンツォ」「王になった男」など感覚的でありながらパワフルな演出で愛されるキム・ヒウォン監督がメガホンを取り、ドラマファンの期待を高めている。毎回強烈な印象を残した脚本家と監督の出会いが、どのようなセンセーションを巻き起こすか早くも注目されている。

価値観も性格も全く違う三姉妹が、運命の波の中でどのように人生の方向を探っていくか好奇心がくすぐられる中、公開されたポスターのオ・インジュ（キム・ゴウン）、オ・インギョン（ナム・ジヒョン）、オ・インヘ（パク・シフ）の姿が目を引く。暗い欄干の下、上から降ろされたシャンデリアが、三姉妹のそれぞれ違う視線を照らしている。まず、長女オ・インジュの眼差しからは、家族を引っ張ってきたしっかりとした内面が垣間見える。揺れることなく上層をしっかりと見つめる彼女が、果たして何を発見したのか気になる。

そばに立っている次女オ・インギョンは、これを斜めの角度から見ている。記者らしい鋭さで捉える光の空間には、どのような秘密が隠されているのだろうか。

2人の姉から愛される三女オ・インヘは、彼女たちに背中を向けている。姉たちとは違う方向を向くその視線の先には何があるのか、好奇心がくすぐられる。“最も低くて暗い場所から、最も高くて明るい場所に”向かおうとする三姉妹。上昇を目指す彼女たちの物語に関心が高まる。

三姉妹の物語を完成させるキム・ゴウン、ナム・ジヒョン、パク・シフの演技のシナジー（相乗効果）は、欠かせない最高の観賞ポイントだ。キム・ゴウンはお金で家族を守りたい長女オ・インジュ役を演じる。ひどく貧しい環境で育った彼女は、早くからお金が保護者であることを理解し、普通に暮らすことが夢だった人物。そんなオ・インジュの前に思いがけない事件が起き、彼女の人生が揺さぶられる。作品ごとに人物に説得力を付与するキム・ゴウンが、「シスターズ」を通じてどのような姿を披露するか、期待が高まっている。

ナム・ジヒョンは、お金に魂を売りたくない次女オ・インギョンに扮する。オ・インギョンはいつも“正しいこと”のために動く、徹底した使命感と高い共感力を持つ記者だ。いつも貧乏だったが、お金のため頭を下げることはない。彼女は初めて記者になって出くわした謎の事件が、再び近づいていることを感じて、これを掘り下げ始める。ナム・ジヒョンは特有のエネルギーと細密な感情の演技で、オ・インギョンの魅力を際立たせる。堂々として主体的なオ・インギョンの活躍が期待される。

三女オ・インヘは、演技派新人パク・シフが務める。オ・インヘは貧しい中でも実力だけで名門芸術高校に進学した絵の天才だ。姉たちの愛にプレッシャーを感じる彼女は、1人で生きていく方法を学ぼうとする。映画「ハチドリ」で印象的な演技を披露し、忠武路（チュンムロ：韓国映画の代名詞）の期待の株として浮上したパク・シフ。様々な作品で演技力を認められた彼女が、複雑な内面のオ・インヘをどのように完成させていくのか楽しみだ。

「シスターズ」の製作陣は、「最も低くて暗い場所にいる三姉妹が、最も高くて明るい場所に入ろうとした瞬間、堅固だった世界の体系は揺れ始める。平凡だが尋常ではない彼女たちが作っていく想像以上の物語が興味をそそるだろう。完璧に違う魅力の三人姉妹を描くキム・ゴウン、ナム・ジヒョン、パク・シフの演技のシナジーを期待してほしい」と伝えた。