STAYC、3rdシングル「WE NEED LOVE」で新しい魅力をアピール…生歌への信念語る(総合)

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STAYCが、これまでのティーンフレッシュ(TEEN FRESH)の魅力ではなく、新しい魅力をアピールする。

本日(19日)午後4時、ソウル広津(クァンジン)区YES24ライブホールにて、STAYCの3rdシングル「WE NEED LOVE」発売記念ショーケースが有観客で行われた。

STAYCは同日の午後6時、各音楽配信サイトを通じてニューシングル「WE NEED LOVE」を公開した。今回のシングルは、愛への勇気、希望、恐さなどの感情を劇的に表現した新曲だ。彼女たちは全トラックにわたって「私たちは愛が必要」というメッセージを伝える。

ジェイは「活動が終わって、もう5ヶ月という時間が過ぎたというのが信じられない。5ヶ月間、一生懸命に練習したので、成長した姿を早くお見せしたい」と話した。

シウンは、「今回のアルバムは、3rdシングルだ。全4曲が収録されている」とし、「アルバム名のように、愛に関する曲だ。愛には勇気が必要だという意味が全曲に共通している。STAYCのより一層成長した姿を見ることができるだろう」と、ニューアルバムを紹介した。

スミンはタイトル曲について「恋に落ちて、時には私を苦しめて、私を癒やしてくれる存在を『ビューティフルモンスター』と表現した曲だ」と説明した。

ジェイは、これまでの曲との違いについて「曲の雰囲気そのものが変わった。前回のアルバムより少し叙情的で余裕があって自由な雰囲気がある。ファンの皆さんにどのように聴いて貰えるのか、すごく楽しみだ」と明かした。

STAYCはこれまでふみふみダンスとアテインダンス、タジタジダンスなど、多彩なポイントダンスで流行を引っ張った。新曲のパフォーマンスは、ダンスチームLa Chicaが振り付けを務めた。

ユンは「私のパートにポイントダンスがある」とし、ダンスを踊って見せた。シウンは「ダンスの名前はまだ決まっていない」と話し、彼女は「ファンの皆さん意見を集める予定だ」と付け加えた。

ジェイは「Gabee先生からレッスンを受けた。YouTubeで私たちと一緒に仕事がしたいとおっしゃっていて、その時にすごく嬉しかった。今回コラボすることができて本当に光栄だった。初めて会って、笑顔の中で楽しく練習した」と話した。

スミンは「確かに、これまでのダンスとは雰囲気が違うと思った。即興で私たちに合わせて変更もしてくれてすごく感動した。今回は手を使うダンスが多い。なので私たちが表現したいモンスターの雰囲気を表現することができて嬉しかった」と明かした。

STAYCは、これまで「ASAP」「STEREOTYPE」などを相次いでヒットさせ、人気を博した。前作のヒットが今回のカムバックを準備する上でプレッシャーにならなかったかという記者からの質問に、スミンは「今回のカムバックは、プレッシャーよりも期待のほうが大きかった」と答えた。

スミンは「すごく良い曲に仕上がったと思うし、私たちもその分自信があったので、一生懸命に準備してファンに恩返しがしたいという気持ちが大きかった」と付け加えた。

続いて、カムバックの準備過程で重点をおいた部分について「今回のカムバックでボーカル面を重点的に披露したかった。個性溢れるボーカルと叙情的な部分に注目して聴いていただきたい」と説明した。

シウンは「今回は他のサウンドよりも、私たちのボーカルをびっしりと詰め込んで、ボーカルに重点を置いて準備した。もう1つ気をつけたのは、私たちの曲に様々な感情が入っていると思う。レコーディングをする時や歌を準備する時も、全体的な起承転結を考えながら準備した。どうすれば新しい姿を披露できるのか、私たち同士でも話し合って、プロデューサーともたくさん話し合った」と明かした。

今回の作品にもHIGHUPエンターテインメントの代表プロデューサー、ブラック・アイド・ピルスンとヒット曲を数多く生み出してきたチョングン、FLYTなどが参加した。

タイトル曲「BEAUTIFUL MONSTER」は、愛という幸せの裏に隠れた怖さを、メンバーたちのパワフルなボーカルが収められた楽曲だ。曲が進むにつれて深くなる感性と爆発するような感情が、壮大なサウンドで表現された。

代表プロデューサーのブラック・アイド・ピルスンのラドは、最近公開された「WE NEED LOVE」のコメンタリー映像で「今まで“ティーンフレッシュ”を強調してきたけれど、今回はそれを裏切るアルバムにしたい」とし「音楽の雰囲気と内容が変わった。簡潔でシンプルになった。ヒッピーのような感じだ」と話した。

これについて、シウンは「今回のアルバムが、私たちがティーンフレッシュを脱ぎ捨てる出発点になると思う」と語った。

続けて最近、生歌についての考えを語って話題になったことについて「私たちはいつも生歌を披露しながら文字通り“生きているステージ”でエネルギー、呼吸を感じることができると思う。なので私たちも生歌でのステージのほうが好きだ。そのステージを応援してくださるファンの皆さんにも感謝している」と伝えた。

スミンはブラック・アイド・ピルスンと話し合って決まったSTAYCの新しい方向性について、「プロデューサーとたくさん話し合ったけれど、結論は多様な音楽をしようということだった。これまではもう少し爽やかでカリスマ性のあるジャンルをしていたが、今回はおぼろげな楽曲を選んだ。そこでティーンフレッシュにこだわらず、できることは全部やってみようという結論が出た。ボーカル面では、自身の長所を生かすためかなり努力した。私たちの楽曲だけでなく、色々な楽曲を練習した。私は、発声法について研究した」と伝えた。

シウンは「私たちが(プロデューサーと)会話をする時は、レコーディングをする時だ。いつも自然に会話が続く。それ以外にも時々事務所で会ったり、私たちが準備したものを見せる時もある。他に撮影の現場で会った時も会話が自然に続く」と話した。

STAYCは来月、デビュー後初めて有観客ファンミーティングを開催する。ユンは「私たちが今回初めてファンミーティングを開催する。新型コロナウイルスの感染が拡大している時にデビューしたので、披露できていないステージが多い。そのステージを中心に準備して、色々なゲームもたくさん準備している。私たちが自然に遊ぶ姿を披露できると思う。楽しみにしてほしい」と語った。

セウンは「とてもわくわくしている。その日だけを待っている。ファンの皆さんと会う大切な時間になりそうで期待している」と話した。

今後の計画についても語った。シウンは「今まではカムバックの準備も一生懸命にしたけれど、様々なコンテンツや映像も次第に公開されると思う。徐々にお見せしたい。『BEAUTIFUL MONSTER』を聴いて幸せなエネルギーを得てほしい」と話した。

記者 : ファン・ヘジン、ピョ・ミョンジュン