ヨム・ジョンア&チョン・ソミン&キム・ジェファら、新ドラマ「クリーニングアップ」台本読み合わせ現場を公開

OSEN |

写真=ドラマハウススタジオ、SLL
JTBC「クリーニングアップ」が、台本読み合わせの現場を公開した。ヨム・ジョンア、チョン・ソミン、キム・ジェファ、イ・ムセン、ナ・イヌらが、出会いから素晴らしい共演で、本放送に対する期待を高めた。

JTBC新土日ドラマ「クリーニングアップ」(演出:ユン・ソンシク、脚本:チェ・ギョンミ)は、偶然聞いたインサイダー(内部者取引)情報で株式戦争に飛び込んだ証券会社の清掃員たちの予測不可能な“人生ストップ高挑戦記”だ。

昨年、上岩洞(サンアムドン)で行われた台本読み合わせの現場には、ユン・ソンシク監督、脚本家のチェ・ギョンミをはじめ、ヨム・ジョンア、チョン・ソミン、キム・ジェファ、イ・ムセン、ナ・イヌ、チャン・シニョン、キム・テウ、キム・イングォン、ユン・ギョンホ、ソン・ジェヒ、カル・ソウォンら主要俳優たちが出席した。「とにかく一生懸命に頑張ります」という俳優たちの短くて強烈な覚悟で始まったこの日の台本読み合わせは、初めての練習とは思えないほど抜群の呼吸で、期待作らしい一面を見せた。

まず、ヨム・ジョンアの熱演が現場を圧倒した。「2人の娘を一人で育てている離婚した母だ。だから一生懸命に生きているキャラクターだ」とオ・ヨンミを紹介したヨム・ジョンアは、最初のセリフから生存のために奮闘するキャラクターに完全に入り込んだ。偶然のきっかけでインサイダー情報を聞き、“物足りない人生を平凡に生きるために”株式戦争に飛び込んだヨンミの感情の激しい浮き沈みを完璧に調整して、ドラマの重心を取った。“視聴率の女王”らしい存在感で、現場では感嘆が続いた。

どのような役を任されても、自分の物語のように演じこなすチョン・ソミンは、ヨンミの清掃員仲間のアン・インギョン役を演じた。「努力した分だけ実を結ぼうとする、最近では珍しい人だ」とキャラクターを説明したチョン・ソミンは、安定した演技で、見れば見るほど魅力的なキャラクターを仕上げていった。「罪を犯さないのが平凡なことだと信じている、最も良心的な人物」であるため、人生の一発逆転を狙うヨンミにたびたびブレーキをかける最も親しい同僚だ。このような関係を徹底的に分析したチョン・ソミンは、表情から言葉遣い、ジェスチャーの一つひとつまで、インギョンになって自身の役目を果たした。

強烈な存在感の持ち主キム・ジェファが扮したメン・スジャは、「生まれながら他の人があまり好きじゃないけれど、社会的な状況に直面した時は生計型で親切に変わる人」だ。千の顔と万の思惑を持っているスジャの“生存型キャラクター”にカメレオンのような演技で生命力を吹き込み、現場で絶賛を受けた。それぞれの個性がはっきりとしている姉さん3人組が、株式情報“総なめ団”になって集まり、痛快な“人生ストップ高”に成功できるか期待が高まっている。

ローファーム所属のイ・ヨンシンに扮したイ・ムセンは、柔らかいカリスマ性で没入感を高めた。「自分の仕事においては徹底しているが、少しは相反するミステリアスな魅力を持つキャラクター」という彼の分析通り、低い口調と眼差しにひそむミステリアスな雰囲気で、目を離すことができない好奇心をくすぐるキャラクターを完成させた。

人気俳優になったナ・イヌは、電気や機械に詳しいナードな魅力溢れる大学院生ドゥヨンに変身する。ヨンミの家に間借りして暮らしている彼は、「小心者で、空気が読めず、内向的な人だが、自分の分野に対しては優れた才能を持って熱弁をふるう」人物だ。ナ・イヌの専売特許である純粋で無害な魅力を加え、現場でも女心を掴んだという。

その他にもチャン・シニョン、キム・テウ、キム・イングォン、ユン・ギョンホ、ソン・ジェヒ、カル・ソウォンら、名前だけでも期待が高まる俳優たちの熱演が、「クリーニングアップ」をより一層充実したものにした。

製作陣は「すべての俳優たちが、名前の価値を証明した現場だった。演技を見ているだけでも彼らが生命力を吹き込んだすべてのキャラクターが生きて動く映像を早くて見たくなった」と伝え、「『クリーニングアップ』の1番の鑑賞ポイントは、小さな穴もない素晴らしい演技の饗宴である。今年の夏のお茶の間を魅了する、姉さんたちの大活躍を期待してほしい」と伝えた。

「クリーニングアップ」は、「花郎<ファラン>」「カクシタル」を手掛けたユン・ソンシク監督と「リターン -真相-」を手掛けた脚本家チェ・ギョンミがタッグを組んだ作品だ。現在、韓国で放送中の「私の解放日誌」の後番組として、6月4日の夜10時30分に初放送される。

記者 : ハ・スジョン