マ・ドンソク主演、映画「犯罪都市2」海外にまで世界観を拡張!第8弾までシリーズを検討?(総合)

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写真=Newsen DB
マーベル映画で海外に進出した俳優のマ・ドンソクによって、「犯罪都市2」(監督:イ・サンヨン)もベトナムにその背景を広げた。拡張された世界観に帰ってくる「犯罪都市2」が韓国の取材陣に初公開された。

同作のマスコミ向け試写会が11日、ソウル江南(カンナム)区MEGABOXで開かれた。映画上映後の懇談会にはマ・ドンソク、チェ・グィファ、パク・ジファン、イ・サンヨン監督が出席した中、映画に対する様々な話を交わした。ソン・ソックは、撮影スケジュールにより参加できなかった。

韓国で今月18日に公開される映画「犯罪都市2」は、怪物刑事のマ・ソクド(マ・ドンソク)と衿川(クムチョン)署捜査1科が、ベトナム一帯を掌握した最強のヴィランであるカン・ヘサン(ソン・ソック)を捕らえるために繰り広げる痛快な犯罪撲滅作戦を描いた作品だ。

「犯罪都市」を代表する“マ・ソクド”そのものであるマ・ドンソクの圧倒的なオーラが、作品に対する期待を高める。ソン・ソックが務めた最強のヴィランのカン・ヘサンもこれに圧倒されることなく、威圧的な存在感を見せている。

また、「犯罪都市」の公式シーンスティラー(scene stealer:映画やドラマで素晴らしい演技力や独特の個性でシーンを圧倒する役者を意味する)ことチャン・イス役のパク・ジファンの再登場はもちろん、最強のチームワークを見せた衿川署捜査1科のチェ・グィファ、ホ・ドンウォン、ハ・ジュン、そして新しい末っ子のチョン・ジェグァンまで、魅力あふれる俳優たちが集まった。

ここに加里峰洞(カリボンドン)を出てベトナムにまで世界観を拡張、スケールが違う犯罪撲滅作戦を展開し、唯一無二の犯罪アクション映画の圧倒的な楽しさを与える。

同日の懇談会で、イ・サンヨン監督は「前作『犯罪都市』とは違って、『犯罪都市2』は海外に世界観を拡張した。犯罪を懲らしめる痛快さが、コロナで疲れている観客に楽しさを届けられるではないかと思う」と紹介。また「犯罪のスケールが、前作とは違う。犯人を捕まえる過程、その中のユーモア、アップグレードされたアクションが前作との差別点になると思う」とし、一段と倍増された楽しさを確信した。

主人公の刑事マ・ソクドとして帰ってきたマ・ドンソクは「拡張された世界観の中で、極悪非道な犯罪を犯すヴィランが登場し、彼を最後まで捕まえるマ・ソクドのアクションと知略、様々な作戦のような面白い要素を見られると思う」と自信を表した。続いて「多くの方々に期待していただいているだけに、楽しく作った」とし、観覧を呼びかけた。

チェ・グィファは「犯罪都市」シリーズの専売特許である面白いセリフに対して「セリフのようなアドリブ、アドリブのようなセリフだ。なので何が元々のセリフでアドリブなのか分からない。様々なアイデアを出し合って、面白いセリフにするように努力した」と話した。そして「その中の1つが、マ・ソクドに『お前が合コンに行ったら、それは捜査』と言ったことだ」と印象深かったセリフを紹介し、「長い間、見てきた俳優たちであり、目を見ただけでも分かる」とし、チームワークをアピールした。

コロナ禍での撮影だったが、現場は和やかな雰囲気だったという。これに対してチェ・グィファは「社会的な雰囲気とは違って、現場の雰囲気は本当に楽しかった。特に監督が俳優たちに可能性を開けておいてくださった」と強調し、チームワークに対する満足感を表した。

マ・ドンソクは「第1弾の場合は実話をもとに作った映画で、背景は2004年だ。今回『犯罪都市2』は2007~2010年の間に起きた様々な事件を組み合わせて再構成した。今後、シリーズが出るたびに年度が変わる予定で。徐々に最近の事件を取り扱う予定だ」とし、後続作を予告した。

また「マ・ソクドを中心にした別の事件、別のヴィランが登場する。第1弾のシナリオが上がる前から8本のフランチャイズを考えていたし、すでに整理済みだ。一つ一つやっていきたい。映画を作ることができて、本当に感謝している。様々な試みをしてみたい」と伝えて期待を集めた。

記者 : ペ・ヒョジュ、イ・ジェハ