ク・ジャソン、ドラマ「スポンサー」放送終了の感想を語る“初めての父親役…悩みが多かった”

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
ク・ジャソンが、「スポンサー」に対する愛情を表した。

IHQ dramaチャンネル、MBNの水木ドラマ「スポンサー」(演出:イ・チョル、脚本:ハン・ヒジョン)で、最後までさまざまな感情を繊細に描き、イメージチェンジに成功した俳優ク・ジャソンが最近、放送終了の感想と共に作品に関する一問一答に答えた。

「スポンサー」で彼は、自分の野望と家族に対する責任感の間で悩みながら、多くの選択をするヒョン・スンフン役を務めて、毎回吹き荒れるような展開の中、繊細なキャラクターの表現で目を引いた。特に劇中、多くの選択をして甘い成功も厳しい現実も味わったク・ジャソンは、結局家族のもとに戻って、新しい人生を始めるエンディングを飾り、多くの視聴者から声援を集めた。

まず、ク・ジャソンは終了の感想について「まだヒョン・スンフン役から離れることに実感が沸きませんが、撮影から放送まで無事に終了できて感謝しています。俳優として多くの挑戦ができた作品だっただけに、未熟な部分を補って、たくさんのことを学ぶ時間になりました」と明らかにした。

続けて、毎回感情の変化が大きくあったヒョン・スンフンを演技する上で悩みが多かったとし、「父親役は初めてであり、どのようにしてキャラクターにアプローチすればいいのか、悩みました。しかし、そのたびにスンフンが瀕している状況に集中しようと努力したんです。すべての瞬間をスンフンの立場で考えていたら、自然にスンフンに入り込むことができました」と話した。

また、「スポンサー」がどのように記憶されるかという質問には、「激しく努力して演技した作品として記憶されると思います」とし、視聴者には「未熟な部分があったと思いますが、多くの方々に関心を持っていただき、見守ってくださったおかげで、無事に終了することができました。スンフンに一緒に共感してくださって応援してくださったすべての方々に心から感謝申し上げます」と述べた。

このように彼は「スポンサー」を通じて、俳優として新しい挑戦をおそれず、絶えない悩みと努力の上でダイナミックな感情の変奏と立体的なキャラクターを表現して、野望溢れるキャラクターによるイメージチェンジを図り、好評を得た。

以下は、ク・ジャソンの一問一答である。

――「スポンサー」放送終了の感想を聞かせてください。

ク・ジャソン:最終話の放送まで全て終了したんですが、まだヒョン・スンフンと別れなければならないことに実感が沸きません。まず、撮影から放送まで無事に終了できて感謝していますし、ご一緒したすべての俳優やスタッフの方々に「本当にお疲れ様でした」と伝えたいです。今回の作品は俳優として多くの挑戦と試みをしながらたくさん学んで、また未熟な部分を補うことができた時間でした。

――ヒョン・スンフン役を演じてみていかがでしたか? 撮影しながら気を使った部分はありますか?

ク・ジャソン:息子がいる父親役は初めてで、どのようにキャラクターにアプローチすればいいか、悩みましたが、そのたびにスンフンが瀕している状況に集中しようと努力しました。「スンフンだったらどのように悩んで、どのような選択をしただろう」とすべての瞬間をスンフンの立場で考えていたら、自然にスンフンに入り込むことができました。また、最後までスンフンが自分の野望と家族の間で悩む姿を見せただけに、彼が経験する複雑で多彩な感情を伝えることを意識しました。

――1番記憶に残っている場面やセリフは何ですか?

ク・ジャソン:いくつか思い浮かぶ場面がありますが、1つは第4話でスンフンがダソム(チ・イス)に「全部なかったことにして戻ろうか」と話す場面です。離婚も思い通りにならない現実ですが、必ず成功したいスンフンの気持ちがよく見えた場面だったと思います。もしかしたら彼は、ダソムに「戻ろう」と言ってほしかったのかもしれませんし、その時にダソムが手を差し出していたら、スンフンの未来は変わっていたかもしれません。残念な気持ちになったので記憶に残っています。

2つ目は11話から心を引き締めたスンフンが、ダソムに「汚い水に足を入れるのは僕がするから、君はもう出てきてほしい」と言う場面ですが、復讐やもっと大きな野望を追わずに、家族のもとに戻ってきてすべてを正そうとする姿が素晴らしく、遠回りして来ただけに、僕もスンフンの選択を応援したいと思いました。

――ヒョン・スンフンに伝えたいことはありますか?

ク・ジャソン:ヒョン・スンフン、ご苦労様でした。あなたのそばにはいつも家族がいることを忘れずに、これからも一生懸命に、そして幸せに生きてください。

――俳優ク・ジャソンに「スポンサー」は、どのような作品として残ると思いますか?

ク・ジャソン:もっと激しく努力して演技した作品として記憶されると思います。間接的にも経験しがたいものを現実的に受け止めてもらえるように、台本をもらった瞬間から、いつにもまして演技について欲を出しました。それが画面にすべて収まりきれていないようで残念ですが、未熟さを補ってこれからもっと良い姿をお見せできるように努力します。

――これまで「スポンサー」を応援してくれた視聴者に最後の挨拶をお願いします。

ク・ジャソン:未熟な部分があったと思いますが、多くの方々に関心を持っていただき、見守ってくださったおかげで、無事に終了することができました。「スポンサー」でスンフンが現実的に悩んだ多くの選択に、一緒に共感してくださって応援してくださったすべての方々に心から感謝申し上げます。

記者 : パク・アルム