赤頬思春期、ニューミニアルバム「Seoul」で約6ヶ月ぶりにカムバック“不安だった時もあったけれど…”(総合)
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写真=Shofarエンターテインメント
赤頬思春期のアン・ジヨンが空白期にピリオドを打ち、夢と希望を込めたニューアルバムで活動を再開した。4月20日午後4時、赤頬思春期の新しいミニアルバム「Seoul」の発売を記念するマスコミ向けショーケースが開催され、赤頬思春期のアン・ジヨンが出席した。
アン・ジヨンは、昨年10月に発売したシングル「Butterfly Effect」以来、約6ヶ月ぶりに新曲を発売する。
これに対し、彼女は「空白期がかなり長かったが、久しぶりにミニアルバムでお会いできることになってとても緊張している。多くの方に新曲をお聴かせできることを思うと、ワクワクして楽しみだ。まだ緊張がほぐれていないようだ」と切り出した。
続けて近況については「新型コロナのせいもあって、ほとんど家で過ごした。家で作業したり、休んだり、無難に過ごした」と付け加えた。
午後6時に公開された赤頬思春期のニューアルバム「Seoul」には、同名のタイトル曲「Seoul」だけでなく、収録曲「Love story」「美しいものは」「In the mirror」「星」の全5曲が収録されている。
アン・ジヨンはアルバム名でありタイトル曲名でもある「Seoul」について「今回のソウルが意味するソウルは、赤頬思春期のソウルだ。私たちのソウルは情熱が溢れていて、たくさん愛されて、一方では辛かった感情も多く含まれている。そのような感情が盛り込まれた赤頬思春期だけのソウルをお見せしたくて、このように名前をつけることになった」と説明した。
続けて「ソウルは私にとってすごい夢の都市だった。20歳でソウルに上京して過ごしていたら、自然に音楽をする人々が周りに多くなった。それぞれ音楽を愛したその姿を思いながら書いた楽曲だ。そのソウルがどれほど美しいソウルなのかを、この曲を通じてお聴かせしたかった」と付け加えた。
アン・ジヨンは「今回のアルバムをゆっくり聴きながら、曲が希望に近いと思った。夢という単語にどんな修飾語をつけても希望に繋がるというメッセージをお伝えしたいと思った」と明らかにした。
収録曲の制作過程のエピソードも公開した。アン・ジヨンは「In the mirror」について「鏡を見ると私が醜く見えた。ずっとそういうふうに生きるわけにはいかないので、このままではいけないと思った。私と向き合って私の感情を認知することが必要だと思った。そのように私を守り抜くと、愚かで痛々しい姿が消えるのではないかという希望を込めた曲だ」と話した。
続けて、収録曲「星」について「私が辛かったときの感情がそのまま盛り込まれた楽曲だ。人生に疲れた方々に私が大した慰めになるわけではないが、この曲で疲れた心を理解してあげたいという気持ちで曲を書いた」と紹介した。
アン・ジヨンは2020年11月、健康悪化や心理的不安症状のため活動を中止した。その後、病院に通いながら治療を受けて回復し、昨年10月26日にデジタルシングル「Butterfly Effect」でカムバックした。
彼女は休息期を経て経験した変化について「長い間休みながら気楽に曲を書きたいという考えに変わった。以前もやりたい音楽をして、赤頬思春期の音楽を一生懸命にやってきたが、心の片隅に不安が多かった。これからは気楽に赤頬思春期の曲を書きたいと思う」と打ち明けた。
アン・ジヨンは5月14日と15日の2日間にわたり、ソウル松坡(ソンパ)区オリンピックホールにて赤頬思春期の単独コンサートを開催する。約3年ぶりに開催する有観客コンサートだ。
彼女は「アルバムを出す度にいつもコンサートをした。とても久しぶりなので、雰囲気を忘れて、最近直カメラ(チッケム、一人にフォーカスして撮影した映像)を探して見ている。どうだったのか。見て早くやりたいと思った。その時はとてもよかった」と期待を示した。
続けて「コンセプトや演出に非常に気を使う方だ。今回はソウルに合わせてたくさん準備しているので楽しみにしてほしい」とし「ファンの方々に会うことを思うとわくわくする。うちのファンの皆様は、たくさんテチャン(歌に合わせて一緒に歌うこと)してくださる。早く5月14日、15日になってほしい」と付け加えた。
アン・ジヨンは22日、デビュー6周年を迎える。彼女は「もう6周年なのにまだ実感がわかない。実はあまりにも大きな愛を短い時間でたくさん受けたと思う。それだけプレッシャーもあったけれど、私は私の曲をどんなふうに受け入れたかというレビューをよく見る。私たちの曲で希望を得て、喜びを感じて思い出になったことそのものに感謝する」と話した。
さらに「一方ではそれがかなりプレッシャーになった。ところで今振り返ってみると、それでも楽しかったと思うほどやりがいがある。これからもたくさん愛されたい」と付け加えた。
最後にアン・ジヨンは、赤頬思春期の活動の方向性と目標について「まず、音楽の方向性はアルバムごとにいつものように変わり続けると思う。様々な音楽に、濃い色の赤頬思春期の音楽として発展させていきたいと思う。実は、私は曲を作る人なので今私がやるべきことは全部やったと思う。これらの曲が多くの方にうまく届くことを望んでいる。頑張った分だけ多くの方に愛されたいし、それだけ良い成果があってほしい」と話した。
記者 : ファン・ヘジン