NIK、完全体でのツアーに期待!日本人メンバーが明かす2年間「気合を入れ直して、がっつりスタートラインに立てた」

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2020年2月から放送がスタートしたオーディション番組「G-EGG」から誕生した日韓グループNIK。デビュー以降、コロナ禍により韓国人メンバーの来日が叶わなかったが、2021年12月には日本で初めてのアルバム『PROJECT 1 : We Are The Future 』リリースした。そして、2022年5月ついに韓国人メンバーの来日が実現! 5月27日(金)、5月30日(月)にデビュー後としては初となる完全体での日本ツアーを控えている。

今回、日本人メンバーと韓国人メンバーそれぞれにインタビューを実施。ここでは日本人メンバー5人のインタビューをお届けする。彼らのこれまでの歩みと、1stアルバム、そして離れて過ごす韓国人メンバーについて語ってもらった。日本と韓国、離れていても仲のよさがわかるインタビューとなった。

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【インタビュー】NIK、韓国人メンバーの来日がついに実現!日本人メンバーと一つになった時やりたいことは?「離れ離れだったからこそ楽しかったことも」

 

G-EGG出演を振り返る「韓国人メンバーを見て余裕があるなって…」

――昨年9月に念願のデビューを飾りました。まずはNIK結成からデビューするまでを振り返ってみて、思い出すことはなんですか?

史也:この2年間、NIKとしても、そしてメンバー各々でもいろんな葛藤があったと思っています。でも、僕たちはこの2年間すらも決して無駄にはしなかったですし、そのことは今、NIKとして証明できる部分でもあります。いろんなことをモノにしていった2年だったかな、と思いますね。逆に、この2年があったからこそ今のNIKがあると思っているので、僕自身はあくまでポジティブに捉えていて。もちろん、あの時こうなっていれば、と思うこともたくさんあったんですけど、結果的に今こうしていられるのは、いろんな方の支えのおかげもありますし、NIKのチームワークというか、一緒に前に進んで行こうという想いで乗り越えられたと思っています。自分自身、いろんなことを考えるきっかけとなったのもこの2年でしたね。

――日本だけじゃなく韓国からも参加者が多かったオーディション番組「G-EGG」ですが、グローバルなオーディションに参加するにあたってどんな覚悟を持って臨みましたか?

瞭:もちろん、デビューするぞという覚悟は持っていました。当然、みんな同じ目標を持ってこのオーディションに参加したと思うんですけど、日本メンバーと韓国メンバーが半分ずつのオーディションというのは今まで聞いたことがなかったですし、そもそも言葉の壁はどうなるんだろうとか、最初は不安もありました。あと、みんなのプロ意識がすごかった! 前に活動していた経験のあるメンバーもいたし、元ダンサーの人もいたし、現場で活躍してきたメンバーが集まっているオーディションだったので、プロフェッショナルな意識は本当に高い人が多かったですね。なので、すごくいい意味で刺激をもらえたと思いますし、そういう環境に行って自分が成長できたっていうのがこのオーディションに参加した感想です。

日向:もともと僕はK-POPがすごく好きで、K-POPアーティストになりたいと思っていたんですけど、K-POPの世界でデビューできるなんて……って諦めていた自分がいたんです。でも、そんな時にユナクさんからお声がけいただいて、まさかそんなチャンスをもらえるとは思わなかったので、これはやるしかないと思いました。その頃、ちょうど芸能活動自体を辞めようと思っていた時で、本当に節目の時に声をかけていただいたので、これが最後のチャンスだと思って参加させてもらいました。でも、やっぱり今まで自分がやってきたこととはいい意味で質が違っていたというか、かなり衝撃を受けまして。今はその環境にも慣れて、プロ意識も身に付いたと思うんですけど。やっぱり今では、参加してよかったなって思いますね。

――韓国からの参加者を初めて見た時はどう思いました?

史也:余裕だなって感じですね。

瞭:余裕があるなと思ったってこと?

史也:いや、俺が(笑)。余裕で勝てるなっていう自信はありました!

日向:僕はもう、完全にやられてましたね。怖いなー、みたいな(笑)。

瞭:僕は、テレビで見ていた方もいたので、「おお、本人だ!」ってまず思いました(笑)。でもオーディションでは仲間だけどライバルなので、テレビで見ていた人たちがライバルになるということに、最初は「大丈夫かな?」という不安もあったんですけど……。やっていくうちに勝ちたいっていう気持ちも強くなって、デビューメンバーに選ばれた時は、「一緒にこのメンバーでデビューできるんだ」っていうことがすごく嬉しかったですね。手強いライバルが仲間になるわけですから、心強さしかないですよね。

龍太:すごくレベルが高いなと感じたので、自分も負けてられないなと気合いが入りました!
 

ユナクからのアドバイス「練習の時はもちろん厳しいけど…」

――デビューまでの期間でもっとも変わったこと、成長したことは?

太一:僕はそれまで、自分が目立たなきゃいけないっていうか、自分が一番じゃなきゃ気が済まない人間だったんですよ。サッカーでもずっと自分ばかり目立とうという感じでやっていたんです。NIKになってからは、みんなでいいものを作ろう、みんなで上に行きたいっていう気持ちがあって。誰かが自分の支えで輝くんだったらそれでもいいっていう気持ちになれたんですよね。それが2年間で一番成長できたところかなって思います。

瞭:僕もちょっと似てるんですけど、他のメンバーも僕自身もいろんなオーディション番組を経験してきて、その時はものの考え方が順位という数字にすごく縛られるんですよね。でもグループは、グループとして人気が出ればそれぞれが輝けるじゃないですか。なので、例えば自分のパートが少なくても、その作品がよくなるならそれでいい、という考え方になりました。デビューメンバーに選ばれた時、そのことをお母さんに言ったぐらい(笑)。その時、本当にこのグループでよかったっていう話をしたんですよね。あとは、この2年間で太一も史也くんも僕も曲を作ったり、日向も振り付けを作っているし、それぞれが自分をスキルアップさせるための期間にできたなって思います。さっき史也くんも言っていたけど、この2年は無駄な時間ではなかったですし、みんながスキルアップをして過ごせたと思います。
 
――韓国ではデビューショーケースを開催しました。ショーケースとデビューについて、G-EGGプロデューサーのユナクさんからはなにか言葉をもらいましたか?

史也:日本でも韓国でも活動していて、さらにK-POPというシステムの中で活動するグループっておそらく僕たちが初めてじゃないですか。だから、慣れないこともあったんですけど、それを見守ってもらえてよかったです。ショーケースが終わった後は、「よかったよ」とも言ってもらえました。あと、それぞれのメンバーの個性を見て、「君はこんな風にしたほうがいいんじゃない?」といったアドバイスもいただきました。その場のことだけじゃなく、先々のことも考えてアドバイスしてくださって、やっぱりやさしいお兄さんだなと思いました。練習の時はもちろん厳しいですけど、ちゃんとできたことに対してはきちんと褒めてくれるし、ダメなことはダメって言ってくださる方ですね。

――ショーケースは日本でも生中継されていましたが、韓国でショーケースのステージに立った時のお気持ちはどうでしたか?

瞭:緊張しましたね(笑)。とにかく、緊張しました! ショーケースの後には記者会見があって、メディアの皆さんも見ているとお伺いしていたので、僕たちが初めて世に出る場ということで、すごく緊張しました。でもやっぱり11人のパワーがあるので、ステージでは緊張も自然とほぐれていきました。

太一:韓国でショーケースを開催した時、あらためて自分たちはグローバル・アーティストなんだっていうのを実感しましたね。ここからもっといろんなところに行きたいですし、そのためにもがんばりたいです。

史也:デビューした! っていう実感はあんまりなかったですね。いや、楽しかったんですけど……。

太一:あんまり変わらないよね?(笑)

史也:デビューするまでの2年間もステージを重ねてきていたから、ある意味いつも通り、だけど気持ちはいつも以上にっていう感じで。だから割と平常心でした。もちろん本番ですから緊張は常にしてるんですけど、特別すごく景色が変わったかっていうと、そういうわけでもないですし……。逆に、その景色を変えるのは自分たちなので、ここからかな、と思いましたね。

日向:ショーケースの合間にはインタビューがあったんですけど、韓国でのショーケースだったので言葉にすごく不安がありました。韓国語はある程度聞き取れるし、ある程度はしゃべれるんですけど、日常会話じゃない専門用語になっちゃうとわからないし、スピードが速くてほとんど聞き取れないんですよね。だから部分的に聞き取って何とかしました(笑)。ステージではもちろん緊張したんですけど、そこ以外の部分ですごくプレッシャーを感じていました。これからもっとスラスラ聞いてしゃべれるようになろうって思いました。

龍太:一つ一つのスキルはもちろんですが、パフォーマンスに対する理解力、どのように表現したら伝わるのかという力がすごく成長できたかなと思います!
 

韓国での活動も「あのミュージックバンクに出た!っていう(笑)」

――韓国では地上波で音楽番組に出演して活動されていましたが、どうでした?

瞭:あの「ミュージックバンク」に出た! というのが率直な感想でした(笑)。「ミュージックバンク」は4週出させていただいて、チッケム(一人にフォーカスした映像)も毎週あげていただいて。ステージをやっていて本当に雰囲気も良かったですし、すごく楽しみながらできましたね。いい意味で、練習室でテンションを上げて練習してる時をそのまま持ってきて、みんなでステージを楽しむことができたし、しかもそれを「ミュージックバンク」でできたっていうのが自分の中ではすごくいい思い出です。これからも出させていただきたいですし、またがんばっていきたいなって思いました。

――「ミュージックバンク」をはじめ、韓国の音楽番組に出演したことでファンの方や友人・ご家族の反応はどうでした?

瞭:「えっ、『ミュージックバンク』出てるの!?」っていう(笑)。「ええ!?」みたいな感じでしたね。それは本当によかったですね、うれしかったです。

太一:たぶん他の2人もそうだと思うんですけど、全部楽しかったです。どこに出るにせよ全部本気でやりましたし、「ミュージックバンク」以外ももちろんがんばりました。これから日本で「ミュージックステーション」とかにも出たいと思っているので、がんばりたいと思います。

――昨年12月にリリースした1枚目のアルバム「NIK – PROJECT 1 : We Are The Future」の制作も韓国でやったそうですが、韓国でのレコーディングはどうでしたか?

瞭:環境がすごく良かったです。

史也:やっぱり電圧が高いのもあって、よく聞こえる部分もありますし。日本は日本でいい味の音っていうのもありますけど、そういう部分で違いに気づけて面白いと思いました。

――韓国の音はどういう感じでしたか?

日向:めっちゃ鮮明に聞こえた気がしたな。

史也:そう! どんな人が聞いても圧迫されるような感じですかね。

太一:(音に)膨らみがあるような感じがしましたね。

――韓国滞在中はどういう風に過ごしていたんですか?

日向:3ヶ月ぐらい滞在していたんですけど、休みは3日あったくらいかな? それ以外は全部練習で、番組出演があってもその後にまた練習という生活だったので、楽しみと言ったら、ごはんですね。出前をとって、家でみんなでごはんを食べる時間がすごく楽しかったです。そういうのもすごく幸せに感じましたね。

太一:おいしかったしね!

日向:韓国で練習できていることがそもそもありがたいんですけど、ごはんを食べる時はね。

瞭:よかったよね(笑)。

日向:僕はスンデクッパ(豚の腸にもち米や春雨を詰めたものが入ったスープ)がすごい好きで、めっちゃ食ってましたよね。

太一:めっちゃ食ってて、3日に1回くらい食ってましたもん。

史也:俺はスンデだめなんですよ~。

日向:僕はめっちゃ好きなんですよね、スンデクッパ。もうテジクッパ(豚肉のクッパ)では満足できません(笑)。

瞭:太一はユッケビビンバを何日連続で食べてたんだっけ?

太一:1ヶ月間かな。

史也:マジで毎日食べてたよね(笑)。

太一:朝、昼、夜、三食全部食べてました。

瞭:ヤバいですよ、ユッケビビンバしか食べないんですよ(笑)。

太一:全部おいしいんですけど、ユッケビビンバが美味しすぎちゃって。たまに他のものを食べると、「あ、他の料理もおいしいんだ」って気づけてよかったです。

日向:けどまたユッケビビンバに戻るんだよね(笑)。

龍太:宿舎で生活していたので、練習が終わったあとみんなで食事を囲んでコミュニケーションをとることが増えましたね! すごく良かったと思います。

太一:韓国滞在中はコンビニも通ってましたね。韓国のコンビニって、自分が思っていた以上に店員さんがやさしくて。

瞭:やさしかった!

太一:なんか近いですよね、距離感が。日本は丁寧な感じがありますけど、韓国はけっこう店員さんもフレンドリーに接してくれて、僕も話しかけちゃうくらい(笑)。といってもあんまり韓国語を話せないんですけど、片言で話しかけて。「どうすれば韓国語できるようになりますかね?」とか店員さんに聞いたりしてましたね、夜中に(笑)。すごく人があたたかかったですね。

――ちなみに、その店員さんの答えは何でした?

太一:店員さんには「いや、友達いるじゃん!」って言われましたね(笑)。

瞭:僕たちのことをけっこう把握してくれていて、コンビニに行くと「今日もお疲れ」みたいな感じで、フレンドリーに話しかけてくれるんですよ。たまにコーラをサービスしてくれたり。僕らのことをNIKだとはわかってないと思うんですけど、なんかがんばっている子たちなんだなっていう。

日向:アイドルっていうことはたぶんわかってたと思うんですけど、NIKってことはわからなかったと思います。黒縁メガネの人だよね?

太一:そう(笑)。でも他のコンビニの店員さんもやさしかったよね。

史也:韓国は全体的にどこに行っても人がやさしかったですね。
 

「近くにいても、離れていても、俺たちは一緒のチーム」

――NIKとしての強みは何だと思いますか?

太一:NIKの強みは、11人全員個性が強いことです。個性が強いって言うと、いろんなグループが想像できるんですけど、本当に個性が強過ぎちゃって(苦笑)。一人一人スタイルが違うのが強みでもありますし、そこに加えて、その11人がダンスを合わせようとしているところも強みです。個人個人が結構アーティスト気質と言いますか、何かを作ろうというクリエイティブ性もあって、アイドルとアーティストの中間部分のようなところも強みだと思います。メンバーが振り付けを作ったり、曲を作ったりもしてるんですよね。

史也:メンバーを大事にしているところじゃないですかね。あとは、ファンの方もそうですし。人とか、その時の気付きっていうのをみんな大事にしていて。それを表現として活かせるのが強みであり、どんなものに対しても常にストイックでいるスタンスは強いかなと思います。

――日韓のメンバーがいることがNIKの特徴でもありますが、それゆえ、しばらく一緒に活動することができていませんでした。それぞれ、相手の国のメンバーに言いたいこと、そして今自分の隣にいてくれるメンバーに言いたいことは?

史也:それはもう「日本語がんばれ!」しかないよね(笑)。太一の日本語が聞き取れるようになったらすごい。

太一:僕も韓国語をがんばります! 韓国人メンバーは日本語めちゃくちゃうまくて。

日向:みんな本当にがんばってるよね。言いたいことってなんだろう?

瞭:「早く会いたいよ」とかですかね。

日向:全員で一緒に活動したいし、また一緒にごはんとか食べたいねって。

龍太:近くにいても、離れていても、俺たちは一緒のチーム。お互いに支え合って、諦めずに頑張ろうね!

――しばらくの間、日本と韓国で離れていましたが、普段はどのようにコミュニケーションを取っていますか?

史也:毎日、なんだかんだで連絡を取っています。でも内容は、「今日さみー」とかくだらないですけど(笑)。

日向:グループ全体のトークルームがあって、「今日は雪降った」とかっていう日々の出来事を送り合ったりしてるんですよ。あとは、練習の時のアクシデント動画を送って笑ったりしています。

瞭:本当に他愛もない会話が楽しいですね。

史也:豚の写真を送ってきたりな(笑)。

日向:急に豚の写真を送ってきて、どういうことだろう? っていう時がありましたね。

太一:韓国の屋台に売ってる豚の顔の写真ですね。

日向:それを、「今日こんなのあったよ」みたいな感じで急にポンと送ってくるから、びっくりしますよね(笑)。

――離れていて不便なことは多いと思いますが、そのうちでもっとも大変なこと、そして、意外に楽しいと思えることはありますか?

日向:今はコロナ禍というのもあって、簡単に行き来ができなくて。それで活動に支障が出てるっていうのが一番しんどいですね。ビザとかの問題もありますし。そういうところで、活動していない時にちょっと不安に感じる時もありますし、ファンのみなさんにも心配をかけちゃってるんじゃないかな、とか。やっぱり新型コロナウイルスに関連した諸々の制限で一緒に活動できないというのが特にしんどいですね。

瞭:コロナが拡大してなければ今頃一緒に活動してたのに、ってね。

日向:それに、韓国でもっといろんな番組にも出られたんじゃないかな? イベントもできたんじゃないかな? とか。

瞭:だから、離れていていいことはないですね。
  

NIKとしてやりたいことは?「また韓国に行けるようになったら…」

――日本や韓国、もしくは海外でひとつになれた時、NIKとしてやりたいことは?

日向:温泉はマジで行きたいんですよ。みんなで温泉行きたいんですよね。

史也:嫌です。

日向:絶対言うと思った(苦笑)。僕、温泉がめっちゃ好きで。シンプルに、温泉の本当の良さを伝えたい! 露天風呂が好きなんですけど、真冬に入るのもいいよね。雪が降ってる時も、雨が降ってる時も、いろんな温泉の良さがあって楽しいんだって伝えたいです。

史也:今日イチしゃべってるよね(笑)。

日向:とにかく温泉のよさに気付いてほしい! あ、サウナも面白いですよね。韓国のサウナ(チムジルバン)って有名じゃないですか。僕はサウナも好きで、韓国ではサウナがめっちゃよかったから、逆に日本では温泉、特に露天風呂の良さを教えたいですね。

太一:銭湯にハマるか、スパにハマるか、露天風呂にハマるか、わからないもんね。

日向:いや、スパじゃなくてもうマジの旅館の露天風呂に行ってもらいたい。できればこの季節だと、王道だと思うんですけど草津とか。

瞭:「草津いいとこ~♪」ってやつね。

龍太:少しでも多くのステージに立ちたいですね。僕たちは11人揃って初めて完全体なので、早く完成形をお見せしたいです。

史也:仕事でやりたいことで言えば、ニューヨークに行きたいですね。アポロシアターに出たいです、みんなで。

瞭:野外フェスにも出たいですね。日本でももちろんそうですけど、例えば海外で野外フェスに出るとか。11人でステージに立てたら、想像するだけでももう鳥肌立っちゃうぐらいカッコいいステージができると思うので、やりたいですね。

太一:僕は、また韓国に行けるようになったら番組に出たいですね。

日向:デビュー曲の「Santa Monica」もレベルアップして、みなさんから反響がほしいですし、やっぱりもっと上を目指したいと思います。バラエティにも出てみたいけど、韓国のバラエティ番組ってあまり想像ができないというか……。

瞭:みんなで倍速ダンスとかを踊る番組ありますよね、「週刊アイドル」! 自分が見ていた番組なので、出てみたいです。

日向:あと、学校の教室でみんな制服を着てる番組もありますよね。「知ってるお兄さん」だっけ。あれも面白かった!

史也:韓国にいる時、見てたよね。俺は、CMに出たいな。

太一:何の?

史也:掃除機!

瞭:史也くんは掃除が大好きなんですよね。好きですし、上手なんですよ。

史也:上手とかある!?(笑)

瞭:ホコリとかも残さないんで。宿舎とかも掃除してくれたりします。

日向:掃除の頻度が高過ぎて! 最初は「僕やりますよ」とか言ってたんですけど、こだわりも強いから(笑)。頻度も高いしこだわりもあるから、そのうち誰も「僕やりますよ」って言わなくなりましたよね(笑)。

史也:自分で掃除しないと納得できないから。自分でやるのが一番ラク。普段から1日最低2回は掃除してますね。多くて3、4回。

太一:何か、見えないものでも見えてるんですか?

全員:(爆笑)

日向:人よりホコリが見えるとか?

史也:でもやっぱ見ちゃいますね。床のホコリもこの角度では見えなくても、角度を変えて見てみるとあるじゃないですか。俺はそこまで見るんですよ。

瞭:一日に一回、掃除機かけたらいい方なんじゃないですか?

史也:もうちょっと掃除したほうがいいですよ、みなさん。


ついに韓国人メンバーの来日が実現「進化したNIKの姿を…」

――ついに韓国人メンバーの来日が実現しました。デビュー後としては初の日本での完全体となりますがいかがですか?

日向:コロナの影響でバラバラで活動する時期が長くファンの方々には、寂しい思いをさせてしまっていたと思います。今回やっと日本で一緒に活動できるのが、僕たち自身も本当に嬉しいですし、NIKEE(NIKのファン)の皆さんも喜んでくれると嬉しいです。

――5月27日からNIK完全体でのツアーです。意気込みは?

日向:進化したNIKの姿を見せられると思うので、ぜひ期待してください!

――2021年はNIKにとってどんな1年でしたか? そして2022年はどんな年にしたいですか?

瞭:2021年は新型コロナウイルスの影響で大変なこともたくさんあったんですけど、さっきもお話ししたように、みんなそれぞれがスキルアップできました。デビューの年でもありましたし、みんなが一丸となって、これからだっていうスタートダッシュを切れたというか。2年の時を経て、また気合を入れ直して、がっつりスタートラインに立てた年だったかなって思います。

史也:2022年は、挑戦する年にしたいですね。なので無茶もしますし、それに付き合っていただく方もいっぱいいるかもしれませんが、そんな年にしていけたらいいなと思います。

太一:意気込みとしては、「ラストチャンスだ」って思っています。

史也:そういうことです。2022年は本当に大事な年になってくるし、今だからこそできることもいっぱいあると思うから。理想だけ思い描いていても仕方ないので、2022年は現実的に目の前にあることをどんどん片っ端から挑戦していきたいなと思っていますので、何卒よろしくお願いします!

龍太:嬉しい事もありましたが、沢山悔しい思いをした1年でした。この悔しさをバネに嬉しい思いで埋め尽くせるような年にしたいです。

――最後に、NIKとしてやりたいこと、夢はなんですか?

太一:実は、アルバムを出せたり、いろんなテレビ番組に出させていただけたり、夢はけっこう叶ってきているんですけど……。大きい実績が一つほしいですね。

日向:夢は、ドームツアーです! 日本だけじゃなく、世界中のドームを回りたいです。それぐらい有名になりたいですね。

龍太:結果を残して、幸せになりたいです。



取材:尹秀姫 / 撮影:朝岡英輔

■公演情報
「NIK LIVE TOUR 2022」
特設ページ:https://nik-official.com/contents/511325

【公演日程・会場】
○2022年5月27日(金)(会場:KT Zepp Yokohama)
第1部:開場 14:00~ / 開演 15:00~
第2部:開場 18:00~ / 開演 19:00~

○2022年5月30日(月)(会場:Zepp Namba)
第1部:開場 14:00~ / 開演 15:00~
第2部:開場 18:00~ / 開演 19:00~

【チケット】
価格:7,800円(税込) ※全席自由・整理番号順入場
販売先:イープラス

※本公演は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、政府や各自治体による感染防止ガイドラインに沿った対策を十分に行った上で開催致します。なおガイドラインは状況に応じて変更される場合がありますので、予めご了承ください。

■関連リンク
NIK公式サイト:https://nik-official.com/

記者 : Kstyle編集部