宮脇咲良&キム・チェウォン所属のLE SSERAFIMも…ガールズグループの成功の法則とは

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写真=SOURCE MUSIC、YG ENTERTAINMENT
K-POP界には「韓国語で4文字のグループ名は成功する」という説がある。少女時代をはじめ、TWICE、BLACKPINK、Red Velvet、GFRIEND、OH MY GIRLなどが代表的だ。

これについては、2音節ずつ切って読む名前が呼びやすく、偶数に安定感を感じるという解釈が支配的だ。最近では英単語2つを組み合わせ、新しい意味のグループ名を作り出すケースも増えている。

以前はグループ名を所属事務所の代表が決めていたが、最近はブランドのローンチのように徹底した計画のもと、グループ名が決まる。ガールズグループの海外進出が増え、発音も重要な要素となっている。

最近では、HYBE傘下のSOURCE MUSICが披露する初のガールズグループ名も、韓国語で書いた場合4文字となる「LE SSERAFIM」(ル セラフィム)」で、5月2日にデビューする。


少女時代

写真=SMエンターテインメント
少女時代という名前には「少女たちの時代が来た」という意味が込められている。幅広い年代に愛され、韓国を超えて海外まで攻略することができる“アジアを代表するグループ”を目指したSMエンターテインメントのグループだ。 少女時代はアジアでK-POPブームを巻き起こした第2世代のトップガールズグループ。圧倒的な大衆性と知名度、人気ボーイズグループにも匹敵するほどのファンダム(特定のファンの集まり)を持つ“国民的ガールズグループ”として有名だ。2007年に「Into the New World」でデビューした彼女たちは、長寿ガールズグループとして活動を続けており、ソロアーティスト、バラエティ、ドラマ、映画など、様々な分野でそれぞれの存在感を見せている。


TWICE

写真=JYPエンターテインメント
JYPエンターテインメントの練習生たちのサバイバル番組「SIXTEEN」を通じて結成されたTWICEは「耳で一度感動を与え、目でもう一度感動を与える」という抱負と共に音楽界にデビューした。彼女たちはデビュー後、多数のヒット曲を生み出し、ファンの応援と曲の大衆性に支えられ、音楽番組で毎回1位を獲得し、トップガールズグループに成長した。海外でも凄まじい人気を誇るTWICEは、2021年11月にリリースした3rdフルアルバム「Formula of Love: O+T=<3」が「ビルボード200」で3位にランクインし、長期にわたりチャートインした。さらに彼女たちは最近、アメリカツアーを成功裏に終了し、アンコールコンサートまで決定した。今月は日本の東京ドームにて単独コンサートを開催する。


BLACKPINK

写真=YG ENTERTAINMENT
2016年に「SQUARE ONE」でデビューと同時に人々を魅了したBLACKPINKは、「SQUARE UP」「Kill This Love」などが相次いでヒットした。グループ名は最も美しい色として表現されるピンクをブラックで否定する意味を加え、「美しいだけが全てじゃない」という反転の意味を含んでいる。彼女たちはヒップホップをベースにした様々なジャンルの音楽を披露し、美しいだけではない強烈で堂々とした魅力で愛されている。2020年にリリースしたセレーナ・ゴメスとのコラボ曲「Ice Cream」はビルボード「HOT100」で13位を記録。1stフルアルバム「THE ALBUM」ではガールズグループ初のミリオンセラーを達成した。この他にも、BLACKPINKのYouTubeチャンネルの登録者数は7千万人を突破しており、ミュージックビデオの再生回数においてもさまざまな記録を保持している。


Red Velvet

写真=SMエンターテインメント
Red Velvetは、グループ名そのものに自分たちのコンセプトを投影している。強烈で魅惑的なカラー「Red」と、クラシカルで柔らかいイメージの「Velvet」から連想される感覚的なイメージのように、独自のカラーを持つ洗練された音楽とパフォーマンスで世界中を魅了するという意味がグループ名に込められている。その名の通り、彼女たちはデビュー後、多彩な音楽やコンセプトを披露してきた。「Red Flavor」「Power Up」で見せたハツラツとして愛らしいイメージから「Peek-A-Boo」「Bad Boy」「Psycho」など、独特な世界観でRed Velvetならではのカラーを見せてきた。また「Russian Roulette」「Zimzalabim」なども好評を博し、人気ガールズグループとしての地位を固めている。


LE SSERAFIM

写真=SOURCE MUSIC
HYBEと傘下レーベルSOURCE MUSICによる初のガールズグループも、韓国語で4文字の「LE SSERAFIM」だ。「IM FEARLESS」をアナグラム(文字の配列を変えることによって新しい単語や文章を作る遊び)方式により作られた名前で、世の中の視線に動揺することなく前に進むという自己確信と強い意志を表している。

LE SSERAFIMはこれに先立って、宮脇咲良とキム・チェウォンとの専属契約締結のニュースだけでも韓国国内外のメディアとSNSを盛り上げ、いわゆる「韓国語で4文字のガールズグループの大成功説」が継続することを予告した。これまで公開されたコンテンツ全てが大きな反響を呼んでいる。

最近ではaespa、IVE、Weeekly、Kep1er、NMIXXなど、グループ名が3文字の第4世代の新人ガールズグループが相次いでデビューした。それに続き、4文字で差別化を図ったLE SSERAFIMが、先輩ガールズグループのようにK-POP市場で大きな成果を生み出すことができるのか、期待が高まっている。

記者 : パク・ユンジン