新人バンドCNEMA、デビュー曲「MOBYDICK」MVを公開…「スーパーバンド2」準優勝の注目株

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写真=Moss Music
「スーパーバンド2」準優勝チームのバンドCNEMAが、夢に向けた航海を始める。

CNEMAは24日午後6時、デビューシングル「MOBYDICK」のミュージックビデオを公開した。

CNEMAはギタク(ボーカル/ギター)、キム・スロン(ドラム)、ピョン・ジョンホ(ベース)、イム・ユンソン(ボーカル/トランペット)で構成された4人組バンドで、JTBC「スーパーバンド2」に出演し、豊富なサウンドの音楽で審査員から好評を得て準優勝を獲得した。

昨年10月に放送が終了した「スーパーバンド2」で活躍した彼らは、それから約5ヶ月でデビューを果たした。

デビューシングル「MOBYDICK」は、「スーパーバンド2」の決勝ステージで披露した「航海(Far Away)」の延長線上となる楽曲で、小説「白鯨」をモチーフにして制作された。巨大なクジラが語り手である「MOBYDICK」と、クジラを追う捕鯨人が語り手である「Get Out」はダブルタイトル曲であり、共通したテーマを相反する語り手の視点で解釈して関心を集めている。

「MOBYDICK」は、波がうねるような穏やかな展開の中で、CNEMAならではの強烈なロックを詰め込んだ楽曲で、不安と恐怖が吹き荒れても夢を失わず、前に突っ走っていこうというポジティブなメッセージを発信し、希望に満ちた歌詞が際立つ。

「冷たい風が吹き荒れても / 息が詰まっても浮び上がるように / 前に向かって走って / 倒れても大丈夫 / ぶつかって耐えて進んで / 世界に向かって繰り広げて my wave / 地球のあの果てまで泳いで走って / 光と雲の境界線 / 水平線を覆して / 空へと広がっていく on my wave」などの歌詞が印象的だ。

同時に公開されたミュージックビデオには、それぞれの空間にいたメンバーたちが集まって、一緒に同じ場所に向かって走っている様子が収められている。開いた海辺の風景が、凉しいバンドサウンドと合わさって爽やかな雰囲気を倍増させる。

夢に向けて新しい旅を始めたCNEMAが、今後どのような音楽を披露するか、彼らの活躍に期待が高まっている。

記者 : チ・ミンギョン