Girl's Day ヘリ「花が咲けば、月を想い」でユ・スンホと共演“安心して演技ができた”

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写真=Creative Group ING
Girl’s Dayのヘリが、“信頼できる時代劇職人”に挙げられるユ・スンホと共演した感想を語った。

ヘリは、KBS 2TVの月火ドラマ「花が咲けば、月を想い」(脚本:キム・アロク、演出:ファン・インヒョク)で生計のため密造酒業者になるカン・ロソを演じ、既成世代が決めたラインを超えてタブーを壊す堂々とした人物を演技した。

これに先立って、tvN「応答せよ1988」でソン・ドクソン、「九尾の狐とキケンな同居」のイ・ダムに続き、「花が咲けば、月を想い」まで、ヘリは主に明るくたくましいヒロインを魅力的に表現してきた。前作との差別点を聞くとヘリは「ロソの一番の魅力は賢明さです。考えたことを行動に移す人です。それでいて融通が効く人物だと考えました。自分が正しいと思うことについては強く主張するけれど、他の人の話にも耳を傾けることができます。それが他の人物と異なる点です」と説明した。

この作品でヘリは、原則主義者の密造酒の監察ナム・ヨン役のユ・スンホと共演した。相反する性格を持つカン・ロソとナム・ヨンが、次第にお互いを通じて変わっていく過程が愉快に描かれた。

「花が咲けば、月を想い」は、2017年のMBC「「仮面の王 イ・ソン」以降、約4年ぶりに披露するユ・スンホの時代劇という点で関心を集めた。制作発表会当時、ヘリは作品の注目すべきポイントとして、“ユ・スンホの時代劇”に言及し、笑いを誘った。

当時の状況について彼女は「本気半分、冗談半分で言ったけれど、ユ・スンホさんとの共演なので、心配しなかったのも事実です。悩むところがある時は『1番の方がいい? 2番の方がいい?』と聞いたら、ユ・スンホさんが『君が一番自然だと思う方にして』と言いました。どっちにしても大丈夫という意味に受け止められて安心しました」と話した。

続いて「私が持つ長所や不安なところについてもたくさんアドバイスをしてくれて、安心して演技することができました。“さすがユ・スンホ”でした。おかげで楽しい時間を過ごすことができたようで感謝しています」とつけ加えた。

この作品ではヘリとユ・スンホの甘いキスシーンが多くの視聴者をときめかせた。キスシーンのエピソードについて聞くとヘリは「思ったよりキスシーンを長く撮らなかったので、多かった気はしないけれど、1番記憶に残っているキスシーンは、第12話にナム・ヨンが花で影を作ってくれる時です。第16話のエンディングでロソの方からキスをするシーンも記憶に残っています。ロソの性格が表れるシーンだったと思います」と話した。

ヘリは、毎回相手俳優とのケミストリー(相手との相性)が良いという評価を受けている。その秘訣について彼女は「現場で人に接する時の気持ちが、画面に出てくると思います。(人物として)その人のことが心配で気になったら、それが画面に見えるのだと思います。実は、特別な秘訣はありません」と答えた。

劇中でカン・ロソは原則主義者のナム・ヨンと、積極的なイ・ピョ(ビョン・ウソク)から同時に愛を表現される。2人の恋の方式が極端に違う中、実際のヘリはイ・ピョの恋を選択した。ヘリは「私は積極的で率直に話すのが良いと思います。ナム・ヨンのような接し方をされたら『私、嫌われているんだ』と感じると思います」と話した。

ユ・スンホ、ビョン・ウソクと共に四角関係を形成したハン・エジン役の元gugudanのミナとのウォーマンス(女同士の友情)も、作品の楽しさを倍増させた。ガールズグループ出身という共通項があるミナに対して彼女は「ミナは本当に真面目です」と賞賛した。彼女は「ミナが本当に好きですが、彼女は演技も上手だけど、演技に本気なんです。だからたくさん応援してあげたいし、本当に上手だと噂を広げたい人です。現場でもミナとたくさん会話をしましたし、ミナと撮影する時が楽しかったです」と称賛した。

明るい役が多かったため、ヘリがラブコメディにたくさん出演したという誤解もあった。ヘリは挑戦したいジャンルを聞く質問に「ラブコメディは『九尾の狐とキケンな同居』でしかやっていません。ラブコメディはまたやってみたいです」としながらも「このような作品に挑戦したいというよりは、ストーリーが面白くて共感できる作品に出演したいです」と述べた。

記者 : イ・ハナ