BTOBは2月21日の午後6時、各音楽配信サイトを通じて3rdフルアルバム「Be Together」を発売した。

今回のアルバムは、軍入隊による空白期にピリオドを打ったBTOBが、2018年11月に発表したミニアルバム「HOUR MOMENT」以、約3年3ヶ月ぶりに発売したアルバムだ。フルアルバムの発表は2017年10月にリリースした2ndフルアルバム「Brother Act.」以来4年4ヶ月ぶりということで、世界中の音楽ファンから関心と期待が寄せられていた。

“共に”を意味するアルバム「Be Together」いは、いつもMelody（ファンの名称）のそばで歌いたいというメンバーの思いが盛り込まれている。「The Song」を筆頭に、「Intro：足跡」「春が咲く」「Be Together」「My Way」「Whiskey」「Interlude : Re」「Lonely」「Dance With Me」「Higher」「Thank You」「流して」「Outro : Encore」まで、計13曲が収録された。

タイトル曲に決まった「The Song」は、重みがあり、叙情的なサウンド、一層成熟したBTOBの歌声が印象的なバラードジャンルの曲だ。

これまで「I'll Be Your Man」「Missing You」「Only One for Me」「Beautiful Pain」などを誕生させたBTOBのメンバーであり、実力派プロデューサーのヒョンシクは自ら作詞、作曲だけでなく、アレンジまで担当し、自信を持って披露できるウェルメイドタイトル曲を完成させた。作曲家のMosPickと共に共同で作曲・アレンジを担当し、ミンヒョク、プニエルと共同で作詞を行った。

BTOBのメンバーたちは「いつか曇ったたくさんの日々を/ふと思い出します/あの時よく聞いていた歌を/一つずつ出してみます/あの時はそうだったね僕たち/懐かしんで泣いた歌/僕の心は変わらないまだ君/大丈夫だと慰めになった歌/I believe in you, I believe in you/まだ君の音が聞こえる」「君なしじゃだめだという歌/年を何度越しても僕たち/美しくても痛かった歌/Yeah love then pain beautiful pain/まだ君の笑顔が見える」という歌詞を通じて、この10年間を共に歩んできたMelodyに対する愛を表現した。「Missing You」「Only One for Me」「Beautiful Pain」など、自身のヒット曲のタイトルを活用したセンスのある歌詞が印象的だ。

歌詞には、この10年間の大切な瞬間を振り返り、思い出に浸ることに留まらず、永遠に一緒にいるという誓いまで盛り込んで感動を高めた。BTOBは「一緒に聞いていた思い出がある歌/一緒に歌った歌Melody/胸の中にいつも仕舞っている/時間が止まる日まで/歌い続けるよ声が枯れるまで/君を歌う」と歌い、今日も、そしてこれからもMelodyのために歌い続け、前に進んでいくという決意を語った。

ヒョンシクは今回のアルバム準備過程でタイトル曲の制作だけに留まらず、合計8曲の収録曲に参加した。またミンヒョクも、5曲の作詞・作曲に参加し、音楽の才能を証明した。プニエルはラップの作詞に参加し、BTOBだけの個性を一層濃くした。

2012年にデビューしたBTOBはこの10年間、多彩なジャンルの音楽を自分のものとして消化し、限界のないミュージシャンの一面を見せつけた。ユニットのBTOB 4Uの活動や、Mnet「KINGDOM」への出演などを通じて、音楽の幅を一層拡大し、今後も成長し続けるというファンとの約束を守った。

BTOBはカムバック記念記者懇談会で「入隊による空白期を終えて、アルバムを出すことができてとても幸せで、ときめいている。BTOBを愛してくださるありがたいMeldyのおかげで、空白期を終えてもアルバムを出すことができた。メンバーが集まれたことがとても心強く、幸せを感じながら新曲の準備をした」と話した。

続いて「BTOBが音楽をずっと続けていけたら嬉しい。前に進むけれど、対角線上に少し、右肩上がりするプロのBTOBになってほしい」と付け加えた。