Apink、タイトル曲「Dilemma」MVを公開…愛の前で葛藤する女性の姿を表現

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写真=ISTエンターテインメント
Apinkが愛の前で葛藤する女の姿で戻ってきた。

Apinkは2月14日午後6時、各音楽配信サイトを通じて10周年記念スペシャルアルバム「HORN」の全曲の音源とタイトル曲「Dilemma」のミュージックビデオを公開した。

今回のアルバムは、デビュー10周年を記念するアルバムであり、彼女たちが1年10ヶ月ぶりに発売するニューアルバムだ。「角」という意味を持つ「HORN」は、ジレンマの中の2つの選択肢を意味している。

ジレンマを避ける方法として、2つの角の間をくぐり抜けることを語っており、多くの選択の重さと厳しい状況が伴われるだろうが、一緒にくぐり抜けようという意味だ。また、Apinkのメンバーたちがこのアルバムに格別な愛情と魂を込めたという意味も含まれている。

長く待ってきたファンに、Apinkはフルアルバムに近い全11曲を収録し、意味のあるプレゼントを渡した。タイトル曲「Dilemma」を含めて「HOLY MOLY」「My oh My」「Nothing」「Red Carpet」「Single Rider」「Free&Love」「Just Like This」「Trip」「Dream」と昨年4月に発売されたファンソング「Thank you」が収録されている。

メンバー全員の作詞・作曲への参加も目立つ。JooJiRong(パク・チョロン、チョン・ウンジ、キム・ナムジュ)の「Nothing」、YOS(ユン・ボミ、ソン・ナウン、オ・ハヨン)の「Red Carpet」というユニット曲まで収録され、多彩な魅力をアピールしている。

「1つもない」「%%」「Dumhdurum」でApinkと完璧な呼吸を見せてきたプロデュ―サーのブラック・アイド・ピルスンとチョングンがもう一度タッグを組んだタイトル曲「Dilemma」は、華やかなシグネチャーソースをベースに、中毒性溢れるフックが印象的なダンス曲だ。

「現実は痛い 私は君が思っているより繊細 / 君のせいにしながらも悪態をついても / 離れられない 離せられない」「消えた火でもいい / 恋であるふりをしても大丈夫 / 傷ついてもいい / 君の心に私がいないほうが痛い」などの歌詞で、相手の気持ちが冷めたことを知っているが、それでも愛したい気持ちとやめなければならない気持ちの間で葛藤し、ジレンマに陥った女性の心を表現した。

Apinkのメンバーたちのビジュアルも前作より強烈で華やかになった。ミュージックビデオで彼女たちは、目を強調したメイクと華やかなアクセサリーやドレスで、彷徨っている人物の感情を視覚的に際立たせた。単なる二分法的な論理を超えて、自分たちだけの方法で問題を解決することを隠喩的に表現したストーリーを探す楽しさも加えた。

ここに“ヴォーギング”というダンスジャンルをパフォーマンスに活用して目と耳を同時に釘付けにした。サビで上下の動作を繰り返しながらジレンマを表現する部分がポイントだ。

2011年にデビューし、「Mr.Chu」「NoNoNo」「LUV」など、清純なコンセプトで愛されたApinkは、「1つもない」で成熟したセクシーな雰囲気にイメージチェンジし、スペクトラムを広げた。デビュー10年を超えて、今や長寿ガールズグループになった彼女たちは、前作の「Dumhdurum」で音楽番組8冠を獲得するなど、変わらない人気を証明した。

空白期の間、演技、バラエティなど多方面で個人またはユニットで旺盛に活躍したApinkが、果たして今回のアルバムを通して4連続ヒットを記録できるかに関心が集まっている。ただ、昨年YG ENTERTAINMENTに移籍したソン・ナウンは、次回作のスケジュールのためスケジュールを調整できず、アルバムのジャケットやミュージックビデオを除く活動には参加できなかった。

Apinkは、今回のアルバムの制作過程や率直なインタビューを盛り込んだスペシャルショートムービー「HORN」を2月23日に映画館のCGVを通じて公開する。

記者 : イ・ハナ