「工作都市」スエ&イ・イダム、立場が逆転…2人の葛藤続く

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=JTBC「工作都市」放送画面キャプチャ
イ・イダムがスエから主導権を奪った。

韓国で26日に放送されたJTBC水木ドラマ「工作都市」第15話では、キム・イソル(イ・イダム)が自分に哀願するユン・ジェヒ(スエ)を冷たく断り、2人の女性の葛藤が絶頂に達する姿が描かれた。

これに先立って、自分が養子縁組をした息子ヒョヌ(ソ・ウジン)の産みの母がキム・イソルであることを確認したユン・ジェヒは、苦労して得たものを奪われるかも知れないという危機感に包まれた。そんな彼女にユ・ジンソク(ドン・バンウ)が突然、絵の偽作議論を提起し、ユン・ジェヒの不安が現実になるようだった。さらに、ユ・ジンソクが偽作議論を提起した絵はキム・イソルの助けにより見つけたものだったため、ユン・ジェヒはキム・イソルにさらに大きな裏切りを感じた。

嫁のミスにより、プライドを傷つけられたソ・ハンスク(キム・ミスク)は、ユン・ジェヒに美術館の代表職から退くことを勧めると同時に、チョン・ジュンヒョク(キム・ガンウ)との離婚まで言及した。崖っぷちまで追い込まれたユン・ジェヒは、まるで宣戦布告でもするかのように、ソ・ハンスクに向かって「何も変わりません」と言い放ったが、ソ・ハンスクは嫁がただ片腹痛いだけだった。

一方、ヤン・ウォンロク(チョン・ヒテ)の後ろに隠されたミネルバの実の社長が、ソ・ハンスクの秘書コ・ソンミ(キム・ジュリョン)であることに気付いたキム・イソルは、自らソ・ハンスクを訪ねた。互いの意中を隠したまま、向かい合う2人の眼差しが緊張感を高めた。

同じ時刻、キム・イソルの助けにより、偽作問題が解決されたことを聞いたユン・ジェヒは緊張した表情でソ・ハンスクに会いに行った。そして、そこから出てくるキム・イソルを目撃し、パニックに陥った。2人の間でどのような話が交わされたのか分からない一触即発の状況で、彼女はソ・ハンスクからの最後の機会を受け入れた。続いてソ・ハンスクの思い通りに、以前自分に拭えない恥辱を与えたユ・ジンソクを同じチームとして受け入れた。

こうしてユン・ジェヒに与えられたのは、以前のような仲睦まじい家族だった。しかし、チョン・ジュンヒョクとヒョヌの前にキム・イソルが登場し、ユン・ジェヒの安定には再び亀裂が生じ始めた。まるで家族のように、優しく見えるチョン・ジュンヒョクとキム・イソル、そして2人の子どもであるヒョヌを目撃した彼女の顔には、惨めな気持ちがにじみ出ていた。一方、キム・イソルの顔には彼女への嘲笑が浮かんでいた。

結局、ユン・ジェヒはキム・イソルを呼び、彼女の過去に共感する一方、「あなたのように生きたくない」と立ち去ることを要求。しかし、キム・イソルは彼女の提案を強く断り、これにユン・ジェヒはキム・イソルに向かって跪き「私の前から消えて。お願い」と哀願した。

これを見ていたキム・イソルは、ユン・ジェヒが自分にしたのと同じように「私があなたをどう処分するか決めるまで待ってください」とし、彼女の懇願を無視した。1人残されたユン・ジェヒの苦しい涙を最後に、第15話が幕を閉じた。

果たして絶頂に達する葛藤の中、関係の主導権を握るようになったキム・イソルがユン・ジェヒにどのような処分を下すのか、次回への期待を高めている。

記者 : イ・スンギル