PENTAGON、12thミニアルバム「IN:VITE U」でカムバック“タイトル曲は500曲以上の候補から選定”(総合)

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PENTAGONが、上品なセクシーさと成熟した魅力を兼ね備えてカムバックした。

24日午後、PENTAGONの12thミニアルバム「IN:VITE U」発売記念ショーケースがオン・オフラインで開催された。

「IN:VITE U」は「PENTAGONが向き合った新しい世界への招待、そこで出会った君にすぐに夢中になる」という意味で、彼らの実力がそのまま込められたアルバムだ。魅惑的なタイトルを掲げ、一層成熟した音楽とパフォーマンスを披露する。

キノは「すでに13枚目のアルバムです。今回のアルバムは12thミニアルバムで、フルアルバムが1枚あります。様々なコンセプトとたくさんの音楽を披露してきたと思います。今はPENTAGONが少し異なる、新しい姿をお見せしないといけないのではないだろうかと思いました。どうすれば変化したPENTAGON、成熟したPENTAGONを披露することができるのかという悩みを持ち、話し合いを本当にたくさんしてできたアルバムです。それだけ完成度が高く、成長したアルバムだと自信を持って言えます」と話した。

シンウォンは「既存の『Shine』『DO or NOT』などでお見せした正直で堂々とした愛を歌う姿だけでなく、新しい姿をお見せしたいと思いました。PENTAGONというグループはすべてのジャンルが得意だということを多くの方々に伝えたいと思って、一生懸命準備しました」とつけ加えた。

今回の活動は、2020年5月にメンバーの中で最初に入隊し、昨年11月14日に除隊したジンホが参加した。彼は「約1年半ほど軍服務をしている間、ダンスや歌をやっていなかったので、体が少し硬くなっていました。固くなっていた体をほぐすため、たくさんの練習をしました」と復帰の感想を伝えた。

続いて「ご存知の方もいらっしゃると思いますが、部隊で食べるラーメンは本当においしいです。ラーメンを食べ過ぎて10kgくらい太り、再び減量するのに苦労しました」と話すと、ヨウォンは「約12kgくらい、今日までに13kg減量しました」とつけ加えた。

愉快な雰囲気が際立った「DO or NOT」などとは違い、「IN:VITEU」では成熟したセクシーな魅力をアピールし、イメージチェンジを試みた。これに対しジンホは「約10ヶ月ぶりのカムバックで、今年はデビューして7年目になります。久しぶりのカムバックなので、僕たちだけのカラーをお見せしようと努力しました。今までお見せしていなかった姿は何なのかと悩んだ末、成熟したイメージをお見せしたことがなかったと思って準備しました。これまでは愛に弱腰でしたが、今回は誘惑するような雰囲気を加えてみました」と説明した。

タイトル曲「Feelin' Like」は、もう一つの物語が繰り広げられる最初のチャプターを華やかに飾る。昨年11月に除隊したジンホだけでなく、メンバーのキノとウソクが作詞に参加した。重いビートの上、トレンディーでリズム感のあるメロディーを繊細で魅惑的な歌声で披露し、PENTAGONの変化を最も上手く表現した。

ヨウォンは「多くの方々がご存知かもしれませんが、タイトル曲を選ぶにあたって、今回も約500曲以上の曲のブラインドテストを行いました。その中で最も得票数の多かった曲です。僕もすごく洗練されていて素敵な曲だと思います」とタイトル曲を選んだ背景を伝えた。

続いて「今回のコンセプトが成熟した魅力をお見せするという点で、よく似合うと思いました。タイトル曲が選ばれた後も、ミュージックビデオやダンス、アルバムのジャケット撮影の時も理解があったので、PENTAGONの色を表現することがとても容易でした。どうすれば変化した姿をお見せすることができるのか悩んでいる時に、たくさんの方々が助けてくださって、素敵なストーリーテリングが出来上がりました。すごくうれしい気持ちでカムバックしました」とつけ加えた。

その他にも、最後の一発が残っている状況でのドキドキする気持ちを込めた「One Shot」、緊張感溢れる人生の中でのハプニングをゲームに例えた「The Game」、相手が私の名前を呼ぶ時の唇の摩擦を表現した「Call My Name」、時間が経っても眺める風景がとてもきれいで降りることのできない「Sparkling Night」、直接的な歌詞で別れを表現した「BAD」まで、計6曲が収録されている。PENTAGONはタイトル曲をはじめ、収録曲まで作曲、作詞に参加し、実力を見せた。

ヨウォンは収録曲を選ぶ過程についても「今回のアルバムを通じてお見せしたい姿がはっきりとありました。制作段階からそれがあったので、収録曲も選びやすかったです。本当に素晴らしい曲が多かったですし、有名な作曲家の曲も多かったのですが、メンバーたちが良い曲を作ってくれたのでメンバーの曲が収録されることになりました。ブラインドテストを通じて曲が選ばれましたが、メンバーたちの曲が良い順位で選ばれて、とてもうれしい気持ちで参加することができました」と説明した。

またキノは「1冊の小説があるとして、同じチャプターが6つあっても、順番が変われば雰囲気が変わってくると思います。アルバムのストーリーを展開する上で、アルバムを引っ張っていくエネルギー、見せたいコンセプトを正確に表現するためには、トラックリストがとても重要だと思いましたので、たくさん悩みました。当初、アルバムを企画する段階で、多くのスタッフやメンバー全員が会議を重ねたため、アルバムに対する理解度が本当に高かったんです。ですから、アルバムのトラックリスト作成に大きな問題ありませんでした」と話した。

デビュー7年目で、12枚目のミニアルバムをリリースするPENTAGON。ホンソクは「今回のアルバムがPENTAGONにとって、成功的なターニングポイントとして記憶に残ってほしいです。UNIVERSE(PENTAGONのファン)だけでなく、たくさんの方々にも新鮮な変化だったと記憶されるアルバムであってほしいです」と希望を伝えた。

ウソクは今回のアルバムを3つの単語で説明した。彼は「まずはカメレオンです。カメレオンは背景や温度によって色が変わるじゃないですか。PENTAGONも今回、新たな変化を試みましたし、よく似合うと思います。2番目は“念入り”です。今回のアルバムは細かいところにまで気を配って作りました。“職人精神”という単語がよく似合う気がします。3つ目は文字通りレジェンドです。今回のアルバムも楽しみにしていてほしいです」と語った。

最後にイェンアンは「メンバーみんなが同じ考えだと思いますが、音楽番組で1位になりたいです。前回の活動で1位になった時、ジンホ兄さんがいなかったんです。今回は一緒に1位を取りたいです」と抱負を語った。これに対しジンホは「1位になったら、ボディプロフィール写真を撮ります」と話し、メンバーたちを驚かせた。

記者 : カン・ダユン、写真 : ソン・イルソプ