SF9、単独コンサート「2022 SF9 LIVE FANTASY #3 IMPERFECT」を開催!多彩な歌&ダンスでファンを魅了

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写真=FNCエンターテインメント
SF9がパフォーマンス、ストーリー、感動を盛り込んだ単独コンサートを盛況裏に終えた。

SF9は21日から23日の3日間に渡り、ソウルオリンピック公園のオリンピックホールにて単独コンサート「2022 SF9 LIVE FANTASY #3 IMPERFECT」を開催した。今回の公演は約2年5ヶ月ぶりに開かれたコンサートで、開始前から関心を集め、計4回に渡って行われた。最終日の公演はオンライン生中継も同時に行われ、公演会場に来られなかったファンも一緒に楽しめる場が設けられた。

暗闇の中で制服を着て登場したSF9は、多くのファンに愛された収録曲「SHADOW」でコンサートの幕を開けた。それから「Love No.5」と最近発売した10thミニアルバム「Trauma」で雰囲気を盛り上げた。続けて「Stop It Now」「Unlimited」「Tear Drop」「Good Guy」でセクシーなパフォーマンスを披露し、観客の目を釘付けにした。公演の序盤ではダークな雰囲気を漂わせていたSF9。彼らは「See U Tomorrow」「Now or Now」「Dreams」などで雰囲気を変えた。特に「RPM」ではジェユンとダウォンが腹筋を公開し、さらに雰囲気を盛り上げた。

何よりメンバーたちが9人9色の魅力を盛り込んでしっかりと準備したソロ、ユニットステージが目立った。The Weekndの「Earned It」に合わせて致命的なパフォーマンスを披露したジェユンを皮切りに、フィヨンは自作曲「19℃」、ヨンビンは自作曲「( )」で本人だけのアイデンティティを表現し、ダウォンはバンドと共にジャスティン・ビーバーの「Hold On」を再アレンジし、爽やかな音色を披露した。ユテヤン、フィヨン、チャニはユニットを構成し、自作曲「LOVE THE WORD」の中にパフォーマンス、ボーカル、ラップをすべて取り入れ、ユテヤンは映画「王の男」からインスピレーションを得て韓国的な情緒を表現したダンスでメインダンサーとしての実力を十分に証明した。

ボーカルラインのインソンはIUの「My Sea」を、ロウンはキム・グァンソクの「その日々」を熱唱し、観客を魅了した。チャニは人気ドラマ「女神降臨」のOST(挿入歌)「恋しさ」を実際にファンの前で披露し、注目を浴びた。ジュホは観客に「とても幸せで感謝している」と繰り返し感謝の言葉を伝え、自作曲「Paradise」でテンションを上げ、ソロステージのフィナーレを飾った。ヨンビンは「メンバーたちのソロステージは皆さんを思いながら準備したもの」と紹介し、感動を与えた。

彼らは「完璧でない僕たちが皆さんに会えばImperfectがI'm perfectになるように完全になる」「2022年の始まりを一緒にすることができて良かった」と伝え、観客に心からの感謝の気持ちを伝えた。さらにロウンは「コンサートを準備しながら足りなかった部分を皆さんが埋めてくださったと思う。完璧でない僕たちを好きになってくれてありがとう」と付け加えた。ジェユンは「1階から3階まで見ようとした。ずっとFANTASY(SF9のファン)とコンサートがしたい」と語り、ファンへの思いを率直に伝えた。

「IMPERFECT W/9 U」というタイトルで行われた今回の公演は、闇に包まれた空間で“Imperfect without you(君がいないと不完全な)”9人が闇を照らすFANTASYに出会い、“I'm perfect with you(君によって完全になった)”とSF9を描いていく過程を表現した。また、今回の公演は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、歓声の代わりにハンドクラッパーを利用した拍手とペンライトが使われた。観客はSF9のメンバーたちと息を合わせ、ハンドクラッパーで応援し、阿吽の呼吸を披露した。観客と一緒に作っていくステージであるだけにSF9は「音楽の向こうから聞こえるクラッパーの音が感動的だ」と伝えた。

最終日のアンコールステージではヨンビンとインソンのデュエット曲「On And On」のステージがサプライズ公開され、深い余韻を残した。彼らはファンの目を見ながら共感し、長い間観客に感動を与えた。SF9は、10thミニアルバムに収録したファンソング「For Fantasy」を最後に熱唱し、観客はスローガンで応え、感動的な雰囲気で公演を終えた。計29曲で構成された今回のコンサートはSF9と観客の真心が通じた完璧な220分だった。

記者 : イ・スンフン