「赤い袖先」イ・セヨン、ラブシーンがカットに?“台本には2PM ジュノが体にキスする場面があった”

Newsen |

写真=プレインTPC
イ・セヨンが、2PM ジュノとの合房(一緒に寝ること)シーンの裏話を公開した。

彼女はMBC金土ドラマ「赤い袖先」で、自身が選んだ人生を守ろうとした女官ソン・ドクイム役を演じた。これまで時代劇ではなかなか見られなかった主体的な女官の姿を魅力的に表現し、時代劇の女性像の新しい基準を作ったと好評を博した。

イ・セヨンは最近行われたNewsenとのオンラインインタビューで「7ヶ月間、四季を共にしました。視聴者の皆さんがすごく愛してくださってありがたかったですし、私たちも皆さんの反応を見て元気が出ました。とても楽しく、最後まで幸せに終えることができました」と感想を語った。

「赤い袖先」は、歴史の中の宜嬪成氏と正祖のラブストーリーを、女官の観点から描いた作品だ。イ・セヨンはその中心で、今まで演じられてきた女官のキャラクターの中で最も自身の考えをしっかり持ち、積極的に行動するソン・ドクイム役を見事に演じた。センガクシ(女官の見習い)時代から王の即位後、大殿の女官、そして側室になった宜嬪成氏まで、全て異なる雰囲気を演出し、印象深い演技を披露した。

従来の時代劇では見られないストーリーに接し、イ・セヨンはどんなことを考えながらドクイムを表現しただろうか。「『ドクイムがなぜ王の愛を断ったのか』について最も悩みました」と語り始めた彼女は「視聴者に理解してもらえるような演技をしなければならないと思いました。女官としての制約、私が諦めなければならないことをしっかり表現することに重点を置きました」と語った。続けて「恋愛時代劇なので原作を読んだ時に感じたことよりも、もっと“愛”の気持ちを視聴者に感じて頂けるよう気を使いました。ドクイムは自ら選択できる余裕はあまりなかったけれど、それでも一生懸命に生きていました。私ももっと頑張らなきゃと思いました」と付け加えた。

また、イ・セヨンは「ドクイムがイ・サンを愛したと思うか?」という質問に「私たちのドラマでは、愛したと定義しました。実際、後半に恋をする内容が出てきます。序盤はできるだけ表現しないようにしました。でも、恋愛時代劇なのに後半になって感情が一気に出るのは少し遅くないかと思い、監督に相談しました。最初は好奇心を持って守ってあげると誓ったが、すでに“忠”としての恋慕だったと思いました。その後、少しずつ感情が大きくなる様子を表現しました」と説明した。

「赤い袖先」は1月1日、17.4%という高視聴率で放送が終了した(ニールセン・コリア全国基準)。第1話より3倍を超える視聴率の上昇を記録し、有終の美を飾った。人気の一番の要因はジュノとイ・セヨンの胸をときめかせるラブストーリーだった。2人は人々にすでに知られている人物を、自身だけの個性を込めて再解釈し、新しいロマンスを披露した。

イ・セヨンは「ジュノさんと現代もので再び共演したいと思いますか?」という質問に対し、「現代もので再び共演したいと思いますし、約束もしました。ラジオでも、必ず(共演)したいと言いました」と答えた。続けてイ・セヨンは、ジュノとの共演について「演技をするとき、大きな声で言わなくてもお互いに気持ちを合わせようとしました。すごく気が合いました。私は夏に弱いタイプで意図的にテンションを上げて撮影しました。そうしたらすぐに仲良くなれたし、演技をする時もたくさん助けて貰いました」と感謝の気持ちを伝えた。

これに先立って、イ・セヨンはジュノと一緒にラジオに出演し「合房シーンで画面にR19が表示されると思います」と予告していた 。しかし、期待とは裏腹に合房シーンは無難なもので、一部のファンは残念に思った。これについてイ・セヨンは「実は、もっと楽しみにしてほしいという気持ちでそういうふう言った部分があります。時代劇なので、服を脱がずキスするだけでもセクシーな感じがするのではないかと思いました」と伝えた。

特に彼女は「台本と変わった部分は、身体にキスするシーンがありました。私がちょっとだけ肌を見せました。『明』の字にキスするシーンがあったのですが、もう少し守るために『そうしなくても十分美しい』という決定を下しました。結果的に私は気に入っていますし、それでもファンの皆さんは残念がっていたと思います」と笑顔を見せた。

「My House」の再ブームに続き、「赤い袖先」でも人気を博しているジュノ。イ・セヨンは「ジュノさんの魅力は何だと思いますか?」という質問に対し、「『My House』のジュノさんが人気がある理由は、男として見せる魅力が大きいからだと思います。セクシーなので。でも、正祖のジュノさんは真剣です。男性主人公の魅力的な部分が本当にたくさん出てくるのですが、慎重で誠実で努力が輝く部分があります。その部分がさらに強調されたのではないかと思います。一緒に撮影しながら『とても魅力的な俳優さんだな』『演技が上手だな』と思います」とパートナーに愛情を示した。

記者 : チ・ミンギョン