韓国のプロデューサー兼DJのNight Tempo「昭和グルーヴ」第12弾は小泉今日子の2曲をリディエット!

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今や海外でも一大ムーブメントとなっているジャパニーズ・シティ・ポップのブームのきっかけとなった「プラスティック・ラブ」現象を巻き起こした立役者の1人で韓国のプロデューサー/DJのNight Tempo。

昨年12月1日に自身初のメジャー・オリジナル・アルバム「Ladies In The City」をリリースした彼が、シリーズ通算12作目、2022年一発目となる昭和グルーヴのリリースが、1月19日に配信決定! 今回ピックアップするのは、80年代を代表するトップ・アイドルの一人、小泉今日子の楽曲。

小泉今日子は1982年に「私の16歳」で歌手デビュー。「渚のはいから人魚」「なんてったってアイドル」「木枯しに抱かれて」「あなたに会えてよかった」「優しい雨」といった大ヒットを放ち、80年代から現在に至るまで音楽シーンの第一線で活躍。また女優として映画や舞台にも数多く出演し、執筆家としても活動。今年デビュー40周年を迎える彼女が、その40周年プロジェクトの一環として、自身の楽曲の昭和グルーヴ化を本人自らNight Tempoへオファー、夢のコラボレーションが実現する事となった。

今回Night Tempoが昭和グルーヴでピックアップしたのは、彼女が1986年にリリースした8枚目のアルバム「今日子の清く楽しく美しく」に収録されている「NUDIST」と、1983年にリリースした7枚目のシングル「艶姿ナミダ娘」。

「NUDIST」は作詞・川村真澄、作曲・久保田利伸によるアルバム収録曲。このアルバムには大ヒット・シングル「なんてったってアイドル」や「THE WITCH/魔女」が収録されているが、Night Tempoは小泉今日子の昭和グルーヴ用リエディットの選曲の際に、「フューチャー・ファンクに絶対合う」と、迷うことなくこの「NUDIST」を選んだ。

「艶姿ナミダ娘」はオリコン最高位3位を記録した彼女の代表曲の一つ。翌84年には12inchシングルとして「ヤマトナデシコ七変化」とカップリングで、ロング・ヴァージョンが制作されるなど、当時からダンス・ミュージックを意識して制作されていたナンバー。その事を知ってか、Night Tempoもこの曲をピックアップ、ゴリゴリのフューチャー・ファンクへとアップデートしている。

またNight Tempoがお勧めのジャパニーズ・シティ・ポップ100アーティスト、100曲をセレクト、紹介するディスク・ガイド本「Japanese City Pop 100, selected by Night Tempo」の発売日、2月1日に先がけ、Spotifyにて、同タイトルの公式Music+Talk番組が1月10日(月)からスタートする事が決定した。

Music+Talkとは、音楽とトークを一つのコンテンツの中で一緒に楽しめる、Spotify限定の新しいリスニング体験で、この機能を活用した新番組となる。海外目線で彼が選んだ日本のシティポップ・ナンバーを目だけでなく耳でも楽しめる、ディスク・ガイド本のデジタル版として、Night Tempoとこの本の楽曲解説を担当した音楽ライターの池上尚志氏とのトークも満載のショート・プログラムとなっている。最近トレンディ―・ドラマにはまっているNight Tempoが提案する、新たな「月9」の楽しみ方になりそうだ。

また本日1月5日からソーシャル経済メディア、NewsPicksによる「10のスケッチ」というインタビュー動画シリーズのNight Tempo編が公開となった。コロナ後の世界を迎える2022年、「変化」を象徴する人物10 人の一人として、音楽界から唯一Night Tempoが選ばれ、彼の活動や考え方を語っている。

新しい年を迎え、Night Tempoは昨年以上に音楽だけでなく、日本の昭和・レトロ文化全体を独自の視点でキュレーションしていく活動が増えていきそうだ。

■配信情報
「小泉今日子 - Night Tempo presents ザ・昭和グルーヴ」
発売日:2022年1月19日(水)
発売元:ビクターエンタテインメント

<収録曲>
1.NUDIST (Night Tempo Showa Groove Mix)
2.艶姿ナミダ娘 (Night Tempo Showa Groove Mix)

■関連リンク
Night Tempoオフィシャルサイト:https://nighttempo.com

記者 : Kstyle編集部