「トキメク☆君との未来図」制作禁止仮処分の申請が棄却…制作会社がコメント“当社に対する名誉毀損だ”

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写真=KBS
KBS 2TV水木ドラマ「トキメク☆君との未来図」に提起された制作禁止仮処分の申請が棄却された。

今月29日、ソウル中央地裁民事合意60部(首席部長判事:キム・ジョンジュン)は、コンテンツ制作会社のSRピクチャーズが「トキメク☆君との未来図」の制作会社であるキングスランドとレモンレイン、放送局KBSを相手取って提起したドラマの制作禁止仮処分の申請を棄却した。

裁判所は「『トキメク☆君との未来図』は、SRピクチャーズが脚本家のA氏と締結した執筆契約とは関係ないと判断し、たとえドラマが該当契約によって創作されていたとしても、契約書にはSRピクチャーズがドラマの台本に関する著作財産権を譲り受けるという内容はない」と判断した。

一方、SRピクチャーズの代表は、詐欺と業務上背任の疑いで「トキメク☆君との未来図」の制作会社であるキングスランドから、刑事告訴されている。

キングスランドの関係者は「SRピクチャーズの無差別な誹謗により、ドラマと当社が莫大な精神的・物理的被害を被った。今回、制作禁止仮処分申請の棄却は、SRピクチャーズの厚かましい顔が現れた結果だ。このようなSRピクチャーズを相手取って詐欺、背任の疑いで告訴したことに続き、追加で名誉毀損と業務妨害などで刑事告訴を検討している」と明かした。

SRピクチャーズは、キングスランドが俳優の出演料を適時に支払わず、「トキメク☆君との未来図」の制作に支障をきたし、これを受けてキングスランドに契約解除を通知したと主張した。

これに対してキングスランドの関係者は「現在、俳優とスタッフの出演料未払いに関する問題は全くない状況だ」とし「相手側が法廷攻防を狙ったが、この状況は攻防ではない。相手側のマスコミ報道により彼らが有利になるとみられたが、彼らが提起した制作禁止仮処分申請は棄却された」と説明した。

続けて「我々は、SRピクチャーズの代表を相手取って特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反(詐欺)、業務上背任などの容疑で、江南(カンナム)警察署に刑事告訴した」とし「これ以上SRピクチャーズが悪質な誹謗を続けたら、刑事告訴に関する部分で強硬に対応する予定だ。今回の紛争により当社のイメージが毀損されたので、必ず法的責任を問う」と伝えた。

記者 : チョン・ジヒョン