キム・ボム、新ドラマ「ゴースト・ドクター」での役柄について明かす“憑依の前後で…”

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写真=tvN
俳優のキム・ボムが、ケーブルチャンネルtvNの新月火ドラマ「ゴースト・ドクター」を通じて親近感のある魅力の持ち主コ・スンタクに扮する。

2022年1月3日から韓国で放送がスタートする「ゴースト・ドクター」は、神がかった技術を持つ医師と、使命感が全くない金持ちの研修医という、家庭環境も実力も性格も全く異なる2人の医師がうっかり憑依したことをきっかけに、魂と身体が一つになることから展開するメディカルドラマだ。

キム・ボムは劇中で、祖父が病院の設立者で母親が財団理事長である“黄金のスプーン(裕福な家に生まれたこと)”コ・スンタクに扮する。彼は祖父の要望に従って医科大学に進学し、胸部外科に来た新人研修医で、医師としての使命感が全くなかった彼は、幽霊のチャ・ヨンミン(RAIN)が憑依したことをきっかけに人生最大のターニングポイントを迎える。これまでの作品で立体的なキャラクターを披露し、視聴者からたくさん愛されてきたキム・ボムであるため、彼が演じるコ・スンタクへの関心がより一層高まっている。

キム・ボムは自身が演じるコ・スンタクについて「彼は現実的というより、漫画の中に登場するようなキャラクターだと思いながら演じています。今までの作品とは違い、コミカルな要素が多くあるので、より柔らかい印象を受けると思います」とし「しかし、ただ明るいだけではなく、心の中に闇を抱えており、自分だけの事情を持っている人物なので、多様な姿を期待してほしいです」と彼が作り上げる新鮮かつ魅力的なキャラクターへの好奇心をくすぐった。

続いて、キム・ボムはコ・スンタク役を最もよく表現できるキーワードとして“憑依前”“憑依中”“憑依後”を挙げた。「“憑依前”はただただ軽い、明るいスンタクの姿、“憑依中”にはスンタクがヨンミンの魂を体の中に入っている状態で起こる様々な出来事、そして“憑依後”は憑依が解けた後、時間が経ってから経験する感情を確認することができます。憑依の段階別の違いが一目ではっきり分かることが、この作品とキャラクターにしか見られない見どころではないかと思います」と説明した。

また、彼は「コ・スンタクは何らかの理由で手術ができなくなりますが、基本的には人を救いたいと思っている人物です。この時、チャ・ヨンミンという特別な人物に出会い、彼の手を借りてでも人を救いたいという気持ちを強く感じることになります」とし「使命感と自分の信念が明確ですが、回を重ねるにつれ、抱えている痛みにより、今まで挑戦できなかった手術ができるという気持ちが次第に大きくなります。こうして成長していくスンタクのストーリーに重点を置いて演じました」と伝えた。これは、彼のキャラクターへの並々ならぬ研究と努力の結晶だ。

コ・スンタクとのシンクロ率に関しては、「当初、スンタクに出会った時は、僕よりずっと大きなエネルギーを持っていたので、僕とずいぶん違うなと思いました。しかし撮影中、ずっとスンタクからポジティブなエネルギーを貰うことができたし、キャラクターを演じている時は自分も前向きな気持ちを見出すことが出来たので嬉しかったです。また、『ゴースト・ドクター』とコ・スンタクをご覧になる皆さんも、このようなエネルギーを感じてもらえたら嬉しいです」とキャラクターへの格別な愛情を示した。

「ゴースト・ドクター」は韓国で1月3日の午後10時30分に放送がスタートする。

記者 : カン・ダユン