2PM ジュノ&イ・セヨン主演、新ドラマ「赤い袖先」ハイライト映像を公開…波乱万丈の宮廷ストーリー

OSEN |

写真=MBC
MBC金土ドラマ「赤い袖先」のハイライト映像が公開され、レジェンドの始まりを知らせた。

韓国で12日に放送がスタートするMBC金土ドラマ「赤い袖先」が本日(9日)、ポータルサイトを通じてハイライト映像を公開し、注目を集めた。脚本家のカン・ミガンの同名の小説を原作とする「赤い袖先」は、自身が選んだ人生を守ろうとした女官と愛より国が優先だった帝王の切ない宮廷ロマンスを描く。

今回公開されたハイライト映像は、英祖と正祖の権力交代期を迎えた朝鮮、その波乱の中心で運命的に出会った王の跡継ぎであるイ・サン(ジュノ)と女官ソン・ドクイム(イ・セヨン)の物語を描き、視聴者の期待を一気に高めた。

同映像は、決して出会うことがないように見える王の跡継ぎイ・サンと女官ソン・ドクイムのキャラクターに焦点を合わせられたところから始まる。イ・サンは“虎の東宮ママ(王の跡継ぎ)”というニックネームにふさわしく、女官たちの乱れた身なりと慎重でない行動などについていちいち訓戒する、気難しい姿を見せる。

一方、ソン・ドクイムはスカートの裾をつかんで宮殿の至るところを走り回ったり、女官として一生を生きなければならない立場であるにもかかわらず「女官になりたくない」と宣言している人物だ。このように、水と油のような2人がどのようにして縁を結ぶことになるだろうか、好奇心をくすぐる。また、正体を隠したイ・サンと恐れ知らずの女官ソン・ドクイムの初々しい出会いが描かれ、興味を引く。特に、ソン・ドクイムに冷遇されたイ・サンが反省文で復讐するなど、喧嘩する2人の姿が胸をときめかせる。

映像の後半では、イ・サンが王位につくことを阻止しようとする勢力の牽制、思悼世子によるトラウマでイ・サンを追いつめる英祖(イ・ドクファ)などの姿が描かれ、波乱万丈の宮廷ストーリーへの期待を高めている。何よりこのような荒波の中、イ・サンとソン・ドクイムの感情が深まる姿が描かれる。「君が僕に振り回されたか。僕が君に振り回されたのか」と聞くイ・サンの声と、水に濡れて向かい合ったイ・サンとドクイムの姿が胸をときめかせる。

また、イ・サンに向かって「ただの女官ですが、殿下の者です。一生そばを離れず、一生殿下のために生きる殿下の人です」と決意するソン・ドクイムの姿は、単なる男女関係を超える2人の切ない愛への期待を高めている。

他にも、ジュノとイ・セヨンの阿吽の呼吸をはじめ、カン・フン(ホン・ドクロ)、イ・ドクファ、パク・ジヨン(提調尙宮チョ氏)、チャン・ヒジン(中殿キム氏)らが強烈なカリスマ性を披露し、より一層期待を高めた。また、豊かなミジャンセンは時代劇の魅力を最大化し、東洋的な旋律の軽音楽がシーンへの没入感を高める。このように、4分のハイライト映像だけで安定した演技、流麗なストーリーを予感させる同作に注目が集まっている。

MBC新金土ドラマ「赤い袖先」は、MBCが2年ぶりに制作する正統派時代劇で、12日午後9時50分に放送がスタートする予定だ。

記者 : キム・ナヨン