「警察授業」f(x) クリスタル、まるで本当の学校?撮影現場での思い出明かす“監督やスタッフが出演したシーンも…”

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写真=KBS
f(x)のクリスタルがドラマ「警察授業」放送終了の感想を明かした。

最近、KBS 2TV月火ドラマ「警察授業」が有終の美を飾った。同作品は警察学校という興味深い題材の中で展開される様々なストーリーが調和を成し、ダイナミックな面白さを届けた。

「警察授業」がお茶の間を虜にした主な要素の一つは、俳優たちの演技だった。その中でも作品のキャラクターに完璧に溶け込んだクリスタルの演技は、いつにも増して印象深かった。劇中で彼女は夢に向かって全力で走るオ・ガンヒ役を務め、イメージチェンジに成功した。

その背景にはクリスタルのより成熟した演技力があった。目標のためにすべてを捧げる熱い若者の一面から、しっかり者の裏に隠されている傷と、愛する人の前で見せるか弱い一面まで。クリスタルはキャラクターの多彩な一面を繊細に描いた。そのおかげでオ・ガンヒは豊かな叙事を持つ人物となり、視聴者の共感を得てドラマへの没入度を高めた。

彼女の努力も輝いた。クリスタルは率直さ、正義感などが絡まった多彩な魅力が視聴者に上手く伝わるように何度も悩んだ。また、柔道選手出身というキャラクターの設定をリアルに表現するため、柔道の基本姿勢や受け身をとる練習などにも集中した。その結果、クリスタルが演じたオ・ガンヒは多くの人の心に深く刻まれた。

「警察授業」で反響を得たクリスタルは「撮影の2ヶ月前からキャラクターの準備を始め、5ヶ月半に渡って撮影し、半年近くオ・ガンヒとして生きたので、ドラマが終わったという事に実感が湧かないです」とし「『警察授業』でこれ以上オ・ガンヒを見せることができないのが本当に残念です」と放送終了の感想を伝えた。

クリスタルはドラマのキャラクターとの高いシンクロ率で好評を得た。彼女がオ・ガンヒを演じる際に重点を置いたポイントとは何だったのだろうか。クリスタルは「(オ・ガンヒは)夢を叶えるために強くて芯のある姿を見せるも、ある時は初々しい二十歳の新入生そのものだったのでその2つの魅力を両方ともよく見せたかったです」とし、細かい設定のポイントを明かした。

また、ドラマの放送開始前に設定した目標については「叶えたと思います。オ・ガンヒを演じるすべての瞬間に最善を尽くしたので後悔や未練はないです」と付け加えた。

“カンスデ”として愉快なケミストリー(相手との相性)を披露したジニョン、イ・ダル、ユ・ヨンジェとの演技については「同年代なので学校に行く気分で撮影現場に行きました。現場でも一緒に笑って話し合いながら常に楽しく撮影していました」と和気あいあいとしていた撮影現場の雰囲気を明かした。

最後にクリスタルは「警察授業」の視聴者に「『警察授業』を一生懸命に撮影しただけに、多くの方々が視聴してくださり心より感謝しています。今後も素敵な姿をお見せしたいです。たくさんの応援をお願いします」と感謝の挨拶を伝えた。

――10月の始まりとともに「警察授業」の放送が終わりました。長い時間、オ・ガンヒとして生きてきましたがドラマの放送終了を迎えた感想は?

クリスタル:撮影の2ヶ月前からキャラクターの準備を始め、5ヶ月半に渡って撮影して半年近くオ・ガンヒとして生きてきたので、ドラマが終わったという事に実感が湧かないです。「警察授業」でこれ以上オ・ガンヒをお見せすることができないのが本当に残念です。

――作品の選択において、新しさを追求していると言っていました。「警察授業」とオ・ガンヒ、どんな面を新しいと感じましたか? そして今回の作品を通じてどんな姿を見せたかったですか?

クリスタル:これまであまり接したことのない警察学校の新入生というキャラクターが斬新でした。オ・ガンヒは幼い頃から警察を夢見ていて、柔道選手でもあるので柔道の基本姿勢や受け身を学ぶなど、オ・ガンヒになるために努力しました。

――以前行われた「警察授業」のオンライン制作発表会で、オ・ガンヒの魅力について「率直でサイダーのようにスカッとさせる姿」だと言っていました。クリスタルさんが思ったオ・ガンヒとはどんな人物ですか? また、キャラクターを演じる際に特に重点を置いた部分はありましたか?

クリスタル:夢を叶えるために、強くて芯のある姿を見せるも、ある時は初々しい二十歳の新入生そのものでした。その2つの魅力を両方よくお見せしたかったです。

――ドラマが終わった今は思っていた目標を叶えられましたか?

クリスタル:叶えたと思います。オ・ガンヒを演じるすべての瞬間に最善を尽くしたので後悔や未練はないです。

――キャラクターの消化力やキャラクターとのシンクロ率について肯定的な反応が多かったです。これについてどう思いますか?

クリスタル:台本の順序通りに撮影しないので、台本を見る回数がもっと多かったです。撮影するシーンの前後の感情が分からなければ、作品の全般的な流れや雰囲気と違った演技をするかもしれないので、私なりに努力しました。おかげで肯定的な反応があったようで感謝しています。

――ドラマを見ると、警察学校の同級生だけでなく親子として共演したキム・ヨンソンさんとも良いケミストリーを披露したと思います。俳優たちとの共演はどうでしたか?

クリスタル:同級生役の俳優たちとは同年代なので学校に行く気分で撮影現場に行きました。現場でも一緒に笑って話し合いながら常に楽しく撮影できました。教授や母親役のキム・ヨンソンさんは本当にベテランなので演技で助けられました。すべてのシーンで先輩の方々から流れる感情を受け取って演じたので、よく集中できたと思います。

――現場での面白かったエピソードや思い出に残っているエピソードはありますか?

クリスタル:いくつかのシーンで監督やスクリプター、カメラチームなどのスタッフたちが出演したりしています。まるで探し絵みたいに、スタッフの方々と楽しく撮影できて今も思い出に残っています。

――「警察授業」でクリスタルさんが女優として、一人の人間として新しく得たものはありますか?

クリスタル:女優としては警察の制服を着てみて、柔道も学ぶなど今までできなかった新しい経験ができたことだと思います。人としては良い人たちに出会えたと思います。

――クリスタルさんにとって「警察授業」という作品と、オ・ガンヒというキャラクターはどのように記憶に残ると思いますか?

クリスタル:撮影現場がこの上なく良かった作品です。そして私のもう一つの二十歳として記憶に残りそうです。

――クリスタルさんから夢も恋も頑張って叶えていくオ・ガンヒに伝えたい言葉はありますか?

クリスタル:これからも今のオ・ガンヒのように堂々と、元気に生きていってほしいです。

――最後に「警察授業」を応援している視聴者の方々に一言お願いします。

クリスタル:一生懸命撮影しただけに、多くの方々が視聴してくださり心より感謝しています。今後も素敵な姿をお見せしたいです。たくさんの応援をお願いします。

記者 : イ・ユニ