歌手40、わいせつ疑惑…第2審でも無罪に「強制的に行われた証拠がない」

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写真=40 Instagram
セクハラ容疑で裁判にかけられた歌手40(フォーティ)が、第2審でも無罪判決を受けた。

10月7日、ソウル中央地裁・刑事抗訴1-3部(部長判事:チョ・ジュンレ、キム・ジェヨン、ソン・へヨン)は、強制わいせつ容疑で起訴された40に無罪判決を下した。

40は2018年、自身が運営しているボイストレーニングスクールに面接を受けに来たAさんの腰に左手を置いて右手でお尻を触り、キスをした容疑がもたれている。検察は、彼を罰金100万ウォン(約9万円)で略式起訴したが、40が不服を申し立て、正式な裁判にかけられた。

裁判部は「この事件は検事が事実誤認を理由に控訴した。しかし、検事が提出した証拠だけでは、被告が被害者の意思に反して強制的にわいせつ行為をしたり、する意志があったということも証明されなかった」と無罪判決の理由を伝えた。

今年7月に行われた第一審でも無罪判決が言い渡され、「被告人と被害者の供述が一貫して相反する。2人が交わした親密な会話を見れば、2人はキスをした当時、好感を持っている親密な関係だったと判断できる。被害者は『40が自身との交際を真剣に考えていたら付き合おうと思ったが、その後の態度を見たらそうでなかったので怒って通報した』と陳述した。これを見ると、被害者は40が敬遠しているように感じたため告訴したものと見られる」と語った。

40は2020年3月28日、歌手のCARLAと結婚式を挙げた。

記者 : パク・スイン