「映画の街」イ・ワン、久しぶりの作品出演やイ・ボミとの結婚生活について語る“妻が日本に行くと…”

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写真=cinesofa
俳優のイ・ワンが、プロゴルファーのイ・ボミとの結婚後、「映画の街」でカムバックして関心を集めた。

イ・ワンは最近、オンラインインタビューを行い、9月16日に韓国で公開された映画「映画の街」について、多様なエピソードを伝えた。

「映画の街」は、映画のロケーションマネージャーと監督として、元恋人ソナ(元Secretのソナ)とドヨン(イ・ワン)が釜山(プサン)で再会し、終わったのに終わっていないような駆け引きロマンスを描いた。

特にイ・ワンが映画「N.L.L.-延坪(ヨンピョン)海戦」以来、6年ぶりに出演したスクリーン復帰作として注目を集めた。作品活動は2017年のドラマ「パーフェクトカップル~恋は試行錯誤~」が最後で、久しぶりに俳優として復帰した。

同作の中で彼は、次期作のために釜山(プサン)に戻ってきた将来有望な映画監督のドヨン役を演じた。気難しいが、柔らかいカリスマ性を持っており、女心を刺激するキャラクターだ。

この日、イ・ワンは復帰の感想について「空白期が長かったとは思いません。ただこれまでずっとやってきたことをやったという感じです」と述べた。

空白期が長かった理由は何だろうか。彼は「作品を選択する時、興行や視聴率よりは、この役が僕にできるのかということが最も大きな基準です。それで時間がかかったようです」とし「実を言うと、自信がなかったんです。知人たちは何でも挑戦してみてとアドバイスしてくれましたが、うまく表現できるだろうかと恐れもありました」と告白した。

「映画の街」への出演を決心した理由については「故郷が蔚山(ウルサン)ですので、家族と会話する時に時々方言を使うんです。方言を使う演技はこれまで一度もやったことがなかったので、挑戦してみたいと思いました」と答えた。

続いて「20代前半、半ば頃に感じられる恋愛感情に重点を置いて演技しました。多くの方々が共感できると思います。僕も気持ちの良い旅行に行ってきた感じです」とつけ加えた。

相手役のソナとの共演はどうだったのだろうか。イ・ワンは「演技する姿より歌を歌い、ダンスを踊るイメージが強かったのですが、共演してみたら“ソナの再発見”と言えるほど完璧でした。彼女にぴったりな服を着ているような感じでした。演技力や、演技への情熱がすごかったです」と賛辞を送った。

また「ソナさんの自然な方言のおかげで、気楽に演技ができました」とつけ加えた。

2019年、プロゴルファーのイ・ボミと結婚したイ・ワン。彼は「映画の街」の出演に対する妻の反応にも言及した。

彼は「たぶん妻は刑事物、ホラー物への出演を望んでいたでしょう。この作品(ロマンスジャンル)に出演できないところでした」と冗談を言って笑いを誘った。

そして「『映画の街』を撮影する時は、妻と恋愛中だったんです。昼も夜も働く僕の生活パターンを見て、演技するのは大変に見えると、俳優はみんなすごいと言っていました。本人は運動選手のため規則正しい生活をしていたので、驚いたようです」と伝えた。

新婚生活についても語った。彼は「すでに結婚して2年ですが、妻は現役の運動選手じゃないですか。日本で3~4ヶ月間暮らす時もあって、離れている時間が多いです。こういった部分が長所になったり短所になったりしますが、今も恋愛しているような気分です。会いたくて切なく、でも会えたらすごく嬉しいので、そんな長所もあります」と妻への愛情を示した。

続いて「作品の出演については『どう思う?』と尋ねるよりは、僕が決定して報告します。それで妻は受け入れてくれます。作品をはじめ、日常生活でも僕の意見を尊重してくれます。僕に尽くそうとしてくれるので、僕もそうしようと努力しています。妻の健康的な生活パターンに合わせて生活しています」と伝えた。

また彼は「以前にゴルフをしたことがありますが、妻に会ってからもっと関心が高くなりました。『夫も上手だろう』という周囲の視線もあって、プロゴルファーの夫なのに下手なのも恥ずかしいので頑張っています」と述べた。

特に「結婚後、一人でいる時よりも確実に安定感があります。一生を共にしてくれる味方がいるというのが心強いです」と、幸せな結婚生活について伝えた。

夫婦が一緒にバラエティ番組に出演する可能性については、前向きに検討していると述べた。彼は「今は妻がツアー中でできませんが、いつか出演してみたいです。妻の引退後、一緒に出演できたらいいかなと思います。とても明るくて面白いですし、リアクションも大きいので、番組に向いていると思います」と期待を示した。

それだけではなくイ・ワンは「姉も妻も有名人ですので、いつも“キム・テヒの弟”という修飾語が嫌じゃないかとよく言われます。でも私はポジティブな性格ですので、いつも良い方向に考える方です」と、自身の率直な考えを伝えた。

彼は「姉がキム・テヒであるのは事実ですし、長所の方がずっと多かったんです。僕は逆に質問相手に、キム・テヒが家族だったら嫌なのかと聞き返します。当然嬉しいじゃないですか」とクールに答えた。

イ・ワンは「(姉の夫である)RAIN(ピ)さんとは作品についてはほとんど話しませんが、姉とはよく話します。姉も最近、ドラマ『ハイバイ、ママ!』に出演しましたが、お互いに褒め合います。家族だからより集中して見れますし、悪いことはほとんど言わないですね」と述べた。

記者 : キム・ナラ