歌手のキム・ジョングクが独創的なボイスをアピールする。

本日（30日）、彼が参加したNAVERのウェブ漫画「禁婚令、朝鮮婚姻禁止令」のOST（挿入曲）の初アルバム「涙を盗む」が発売される。

「涙を盗む」は作品中のサブ男性主人公のイ・シンウォンのテーマ曲で、女性主人公のソランを送る心境を込めた。ボサノバをベースにしたミディアムテンポで、グルーヴなリズムの上にアコースティックギターの叙情的なメロディーとオーケストレーションが印象的だ。ユニークな声色を誇るキム・ジョングクが参加して、秋の匂いがするウエルメイドトラックを完成させた。

「禁婚令」はチョン・ジヘ作家の同名のウェブ小説を原作に、チームのサンチェク作家がウェブ漫画で脚色した作品。過去、朝鮮で王妃や世子嬪を抜擢する時、百姓の婚姻を禁じる“禁婚令”を下した設定で描かれる。7年前、世子嬪を失って暴君になってしまった王のイ・ホンの前に、死んだ世子嬪に憑依できるというイェ・ソランが現れることから繰り広げられるストーリーだ。

今回OSTは、同作から感じられる各主人公の間の切ない感情と状況をモチーフにする。恋人と別れる瞬間にも、彼女が流す涙まで盗んで自分が流すという歌詞と、マイナーな曲の雰囲気が調和をなしてリスナーの涙腺を刺激する。

「涙を盗む」は同日午後6時に発売される。