新ドラマ「黒い太陽」出演キム・ジウン、新型コロナに感染…ナムグン・ミンら全ての出演者がPCR検査へ

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写真=OSEN DB
女優のキム・ジウンが新型コロナウイルスに感染した。しかし、彼女が出演するドラマ「黒い太陽」の撮影に支障はないという。

MBCの新金土ドラマ「黒い太陽」の関係者は19日、OSENに「キム・ジウンさんが新型コロナウイルスに感染したと報告を受け、制作陣と出演者全員が撮影を中止し、PCR検査を受けた。しかし、すでに多くの撮影を終えているため、スケジュールの調整はあっても撮影自体に支障が出たり、問題が生じたりはしないだろう」と明らかにした。

また19日午後、キム・ジウンの所属事務所であるHBエンターテインメントは「キム・ジウンは最近、ドラマ撮影後の食事の席で、新型コロナウイルス感染者と接触し、すぐにPCR検査を受け、17日に陰性と判定された。しかし、指針に従って自主隔離していた中、体調不良のため再検査を受け、本日(19日)陽性の判定となり、生活治療センターに入所することになった」とコメントした。

写真=MBC
2016年にCMモデルとしてデビューしたキム・ジウンは、OCNドラマ「他人は地獄だ」で女優として注目を集めた。9月17日に韓国で放送がスタートするMBCの新ドラマ「黒い太陽」で国家情報院の要員ユ・ジェイ役を演じる彼女は、最近まで撮影を行っていた。このため、彼女の感染がドラマ関係者にも影響するのではないかと懸念された。

しかし、「黒い太陽」の関係者はOSENに「最近、新型コロナウイルスの感染拡大による防疫レベルが引き上げられ、相応の措置を取ってきた。すべての制作陣と出演者が毎週1回、PCR検査を受け、現場の対策にも力を入れていた」とし、キム・ジウンの感染前まで撮影現場は安全だったと強調した。

また「キム・ジウンさんがドラマ撮影とは関係のない食事の席で感染者と接触し、自主隔離をしていたところ再検査で陽性となったと報告を受けたが、最近のドラマ撮影で彼女と接触した人はいないとみられる」と説明した。ただし「万が一の事態に備え、保健当局の指示通り、キム・ジウンさんの感染を確認後、撮影を中止し、全ての制作陣と出演者を対象にPCR検査を行った」と付け加えた。

しかし、「黒い太陽」の初放送が迫っている状況で、事前撮影を無理なくこなすことができるのか、懸念の声があがっている。これについて関係者は「すでに7~8話分の撮影を終えた状態なので、初放送日までのスケジュールに全く問題はない。検査のためしばらく撮影は中止されるが、結果が出て安全であると判断されれば、すぐに撮影を再開できる見通しだ。そのため、スケジュールを一部調整することにはなるが、事前撮影に支障は生じないだろう」と話した。

また「キム・ジウンさんは撮影現場でムードメーカーの役割をし、演技にも情熱的に臨んでいたので、多くのスタッフと出演者が彼女の健康を心配している。早い回復とともに無事に現場に復帰することを願っている」とコメントした。

「黒い太陽」は、1年前に行方不明になった国家情報院で最高の現場要員が、自分をどん底に陥れた内部の裏切り者を探し出すため、組織に復帰することから繰り広げられるストーリーを描く。ナムグン・ミン、パク・ハソンなどが主演を務め、9月17日午後10時に韓国で放送がスタートする予定だ。

記者 : ヨン・フィソン