NMB48に韓国人メンバーイ・シヨンが加入!コンサートでサプライズ発表「目標は『紅白歌合戦』」

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(C)NMB48
8月14日、NMB48が大阪城ホールでコンサート「NMB48 LIVE 2021 in 初夏 ~はつなつ!ハツラツ!」を開催した。当初、5月末に開催予定だったが延期となり、約2ヶ月半の時を経て、有観客での開催が実現。昨年、10周年記念コンサートを実施した大阪城ホールにNMB48が帰ってきた。本イベントは、音楽コンサートにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドラインを遵守し開催された。

コンサートのオープニング、いきなり映像で大きなサプライズ発表が行われた。コロナ禍で7期生の最終オーディションを受けられなかったイ・シヨンが7.5期生としてNMB48に加わることを発表。映像では「やっぱりNMB48になりたいと思って、日本にいくぞ! と思って頑張りました」と追加オーディションに挑む思いを語る姿やメンバーたちとの初対面シーンなどが流れ、そのあと、イ・シヨンがステージに登場しオープニングアクトとして「夢は逃げない」を一人で歌唱。大舞台で堂々としたパフォーマンスでの初披露となった。

歌い終わったイ・シヨンが「ありがとうございました! それでは『NMB48 LIVE 2021 in 初夏 ~はつなつ!ハツラツ!~』スタートで~す!」と呼びかけ、「overture」とともに本編がスタート。

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キャプテン・小嶋花梨が「今日はイヤなことを全部忘れて最高でハッピーな時間にしましょう!」と煽り、「サササ サイコー!」「しがみついた青春」などのアップテンポな楽曲で会場を熱くする。その流れで「ワロタピーポー!」「恋なんかNo thank you!」「だってだってだって」といったシングル曲を中心に11曲をノンストップで聴かせ、ファンを楽しませた。「オーマイガー!」「北川謙二」「高嶺の林檎」「らしくない」ではその曲のオリジナル衣装を着用し、NMB48の伝統が次世代メンバーにもしっかりと受け継がれていることを感じさせた。

中盤は、今年1月から3月にかけて行われた「NAMBATTLE ~戦わなNMBちゃうやろっ!~」で優勝した“きゅんmart”へのご褒美として贈られた「きゅんmart presents NAMBATTLEコーナー」を展開。リーダー・塩月希依音、加藤夕夏、小嶋花梨、佐月愛果、渋谷凪咲、隅野和奏、原かれん、本郷柚巴のきゅんmartによる「選ばれし者たち」の力強いパフォーマンスで幕を開け、“LeopAje(れおぱーじゅ)”と“みっくすじゅーす”、“ちょうぜつかわE”と“FRONTIER”、“W1N-C(ういんく)”と“きゅんmart”という組み合わせでコラボ。ライバル同士が手を組み、各グループの個性を生かしながらスケールアップしたパフォーマンスでファンを魅了。最後は全員での「難波愛」で「NAMBATTLE」の集大成を見せつけた。

続いて「グループ対抗! はつなつ! はつらつ! 夏祭り!」に突入。と言っても、バチバチのバトルではなく、“かき氷早食い対決”や“輪投げセリフチャレンジ”などのゆる~い対決。山本望叶の萌えゼリフ(猫語で告白)などでW1N-Cが勝利し、高級フルーツを獲得した。そのお祭りムードの中、終盤は「最後の五尺玉」をはじめ、「ナギイチ」「僕らのユリイカ」など夏曲を5曲連続で披露して本編が終了。

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アンコールは最新シングル「シダレヤナギ」でスタート。続いて、そのカップリング曲「落とし穴」も披露した。ここで小嶋の呼び込みで、新メンバーのイ・シヨンが再登場し、「NMB48 7.5期生、韓国出身、21歳の“しよみん”こと、イ・シヨンです。よろしくお願いします」と自己紹介した。目標を聞かれると「NMB48の先輩皆さまと一緒に『紅白歌合戦』出たいでーす!」と答え、個人的な目標として「シングルのセンターに絶対なりたいです!」と力強く宣言した。

次の曲振りを小嶋がしようとしたところで、金子剛NMB48劇場支配人が登場し、7期研究生の平山真衣と眞鍋杏樹の2人の昇格をサプライズ発表した。眞鍋は「ビックリです。ありがとうございます。感謝です。正規メンバーになったので先輩方に負けずに、自分の改善点がたくさんあるので、改善して上に行けるようにしていきたいと思います」と、平山は「まずはありがとうございます。もう研究生っていう名前に甘えてられないということで、これからがまたスタートだと思うので、先輩方に負けずに、先輩方を抜かせるようにこれからも精一杯頑張っていきたいと思いますので応援よろしくお願いします」とファンに感謝と意気込みを伝えました。

サプライズ発表はそれだけではなく、緊急告知として「NMB48 8期生オーディション」の開催決定、応募開始が告げられた。NMB48の新たな展開、明るい未来を感じたところで、最後は「青春のラップタイム」で締めくくった。

記者 : Kstyle編集部