オク・ジャヨン、ドラマ「Mine」出演の感想を語る“カメラの前で長く撮影するのは初めてで…”

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写真=DAZED
女優のオク・ジャヨンが彼女ならではの演技論に対して語った。

ファッションと文化に基づいて、毎月オリジナルコンテンツを届けているマガジン「DAZED」は、2021年8月号を通じて、tvNドラマ「Mine」のカン・ジャギョン役として印象的な姿を見せたオク・ジャヨンのグラビアを公開した。

演劇の舞台上で演技することに慣れていた彼女は「『Mine』の撮影が、カメラの前で長く演技をする初めての経験でした」と明かした。

彼女は「誠意を尽くすことしかできませんでした」とし「初めてなので、シーンごとに一定の感情を維持して、流れを続けることが大変でした。その時に決心したんです。このようなに実力が足りない状況でもジャギョンの心の中に入るためには基本を守ることと、真心を尽くすことしか方法がないと思いました」と説明した。

彼女は「いつ振り返っても『Mine』は私にとって、いい作品に出演したと強く残る作品です。ドラマの通俗的かつ興味深い部分は持っていながらも、ストーリーと構成の要素において新しい一画を描いた作品だと思います。女性同志の連帯、同性愛など繊細な設定と試みがとても良かったです。ずっと光栄に思う作品です」と明かした。

美学を勉強した彼女は演技の美しさに対して「人生で誰かを理解することは非常に難しいことです。自身と完璧に異なる歴史、経験を持っている他人を理解することですから。でも演技はそれをする、必ず出来なければならないことです。俳優はそうやって誰かを理解することを止めません。それが演技の美しさだと思います」と話した。

DAZEDは「理解は精巧な誤解だという、哲学者ハンス・ゲオルク・ガダマー(Hans-Georg Gadamer) の言葉を思い出した」と伝えた。オク・ジャヨンは「ならば引き続き誤解しましょう。もっと精巧に。さっと見て『私、このキャラクターを理解した』という感覚に陥らないようにしています。もっと深く見て理解したいので、もっと精巧に誤解しようと努力しています」と明かした。

記者 : ファン・ヘジン