「大丈夫じゃない大人たち」ムン・ソリ、社員の能力テスト実施を提案…激しい反発に当惑

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=MBC
「大丈夫じゃない大人たち」でムン・ソリが怯まずに前進する姿を見せた。

8日、視聴率調査会社ニールセン・コリアによると、7日に韓国で放送されたMBC水木ドラマ「大丈夫じゃない大人たち」第5話は瞬間最高視聴率4.5%、首都圏世帯の視聴率3.7%を記録した。

同日の放送では、リストラの影響をもろに受けたチャンイン事業部の殺伐とした風景が描かれた。職務テストを拡大しようとするタン・ジャヨン(ムン・ソリ)と、これに反発する研究棟の開発者の対立は、チャンイン事業部に開かれる“ヘルゲート”を予告した。

チャンイン事業部は、主力研究のプロジェクト提案書を提出するシーズンを迎えた。提案書の作成に血眼になっていた開発者らの姿は社内で伝説のように伝えられ、適切なアドバイスを提案する講師の存在で騒動になった。指示通りに提出すると一度でパスすることができ、死にかけているアイデアも蘇らせてくれるという伝説的な人物の正体は、チェ・バンソク(チョン・ジェヨン)だった。彼の必勝戦略に感心する開発者たちの話を偶然聞いたハン・セグォン(イ・サンヨプ)は、気分を害した。自身が提案したアイデアが、チェ・バンソクが「するな」と断言した事そのものだったのだ。そして予想通り、ハン・セグォンは脱落してしまった。

一方でタン・ジャヨンは、正社員のリストラのために戦略を練り始めた。しかし、40%解雇という数字はハードルが高かった。「辞めるほど得だ」と圧力をかけてくる上部の指示に、彼女の悩みは深まった。チャンイン事業部に来た時の約束を思い出しながら気を引き締めていた彼女は、意外な案を思いついた。主要な技術をコピーして、他企業に売って転職した事例を思い出し、セキュリティーの規定に反した職員を減点することにした。しかし、その戦略もうまくは行かなかった。緊急セキュリティー点検は社員のリストラに繋がらず、「景気も良くないのに、抵抗せず素直に会社を辞める正社員がいるわけない」という友人の言葉に、彼女は挫折した。

しかし、ここで挫けるタン・ジャヨンではなかった。毎年、先任級が受ける昇級試験に範囲を拡大し、研究棟全体の職務力量テストを提案した。しかし、これを行うためにはきっかけが必要だった。その時、ちょうどオ・ヘミ先任(ユ・ジョンレ)のアイデアを横取りしたハン・セグォンが現われた。ホームトレーニングミラーTFチームを立ち上げた彼は、顧客企業に向けたプレゼンテーションのための教育と共に、事業部の運命がかかっているため、人事チームに最高の人材がほしいと要請した。これに対し、タン・ジャヨンは「『開発の力量が足りないから、最新技術が求められるプロジェクトを実行するには無理がある』という意見を積極的に反映し、職務テストを行って人事考課に反映する」と提案した。

タン・ジャヨンの大胆な提案を聞いたハン・スンギ社長(チョ・ボクレ)は、「革新的だ」と賛成し、チャンイン事業部に電話して直接推奨した。しかし、職務テストについて、研究棟の開発者らの反発は激しかった。センター長のコ・ジョンシク(キム・ジュンギ)は戸惑いを隠せず、チェ・バンソクも「実行はできない」と言い、彼女を止めた。センター長はタン・ジャヨンに「あなたは一体何をしているんですか?」と怒った。事業部の人事チーム長が、所属センター長の許可なしに単独で行動してもいいのかという不満だった。彼は持っていた提案書をタン・ジャヨンに向け投げつけ、「僕たちをテストで評価して成績順に並べる? よし、君の思い通りになるか見てみましょう」と宣戦布告をした。タン・ジャヨンは予想より強い反発に当惑した。

果たしてタン・ジャヨンの計画は成功するのか。そして、チャンイン事業部にどんな風が吹くのか、注目が集まる。「大丈夫じゃない大人たち」第6話は、本日(8日)の午後9時に放送される。

記者 : ヨン・フィソン