キム・ソンチョル、演技への愛を語る「危険な選択だったけど…」

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写真=「COSMOPOLITAN」
多数の作品に特別出演したことで有名な俳優キム・ソンチョルのグラビアが公開された。

Netflix「Sweet Home-俺と世界の絶望-」、tvN「ヴィンチェンツォ」、SBS「ラケット少年団」などに特別出演したホットな俳優キム・ソンチョルは最近、「COSMOPOLITAN」とグラビア撮影を行った。

tvN「刑務所のルールブック」のポプジャ、SBS「ブラームスは好きですか?」のハン・ヒョンホ、KBS 2TV「To. Jenny」のパク・ジョンミン役を通じて知名度を上げてきた彼は、「ヴィンチェンツォ」のファン・ミンソン役で強い印象を残した。いつも演じる役への解釈がよく、“千の顔”というニックネームが付く。彼はこのことについて「今思えば危険な選択でした」と振り返った。「人々は僕を初めて見るのに、キム・ソンチョルとして印象を与えるより、もっぱら僕が演じるキャラクターのことばかり考えていました。演技を『演技術』『演技力』で受け入れ、何でもできる幅広い俳優になりたかったんです」

また、彼は「ヴィンチェンツォ」のファン・ミンソン役のプレッシャーにも言及した。「悪役も何とか好感がもたれるように見せようとするので、最初はファン・ミンソンと合わないかも知れないと思いました。ところが、ミンソンは基本的に愛らしい気質があって、愛のためにたくさんのものを捨てる人だったので、魅力的に見えるだろうと判断しました」

キム・ソンチョルは高校時代、偶然寄った演技教室で演技に魅力を感じ、韓国芸術総合学校の演技科に入学して勉強し、その後ミュージカル「ミスターマウス」「ファンレター」などに出演した。完全に“舞台体質”という彼は「3、4歳くらい? マイクを持って踊ってる写真がすごく多いんです。その時からテンションが高かったです。10代で演技を始めた時は、生まれて初めて情熱的になりました。それがとても不思議で俳優を夢見たし、今も変わっていません。俳優のように、大衆から愛される人たちが感謝の気持ちを失う時は本当に終わりだと思いますが、幸いに僕には感謝の気持ちが蘇るよう力を与えるのが演技のようです」と演技への情熱を表した。

この日のインタビューで彼は「以前はルーチン王でした」と話し、完璧主義者の普段の性格と日常について語った。この他にも、持ち前の少年らしい姿への悩みと俳優として20代の人生に対する考察、ミュージカルの舞台に対する愛情などに言及した。

キム・ソンチョルは、韓国で毎週土曜日の午後11時20分に放送されるチャンネルA「ミュージカルスター」で初めてMCとして活躍している。

記者 : パク・スイン