Stray Kids、サバイバル番組「KINGDOM」で優勝…感想と思い出を語る“ファンと一緒だったからこそ成し遂げられた”

Newsen |

写真=JYPエンターテインメント
Stray Kidsが、Mnet「KINGDOM:LEGENDARY WAR」(以下「KINGDOM」)で優勝した感想を明かした。

Stray Kidsは「KINGDOM」の最終王座となり、100日間の長い旅を終えた。毎回のステージで作詞、作曲、編曲はもちろん、コンセプトと構成にも積極的にアイデアを出し、「K-パフォーマンスの代表株」という修飾語を立証した彼らは、汗と涙で準備したステージを通じて限界のない成長を見せた。

ファイナルで披露した新曲「WOLFGANG」は発売直後、アップルミュージックのソングチャートにおいて世界28の地域でTOP10、iTunesソングチャートでも13地域でTOP10に名を上げ、爆発的な支持を得た。6月7日に発表されたビルボードチャートでは、「ビルボードグローバル200」と「ワールドデジタルソングセールス」チャートにランクインして冷めない人気を証明している。

以下は、Stray Kidsが所属事務所のJYPエンターテインメントを通じて伝えた「KINGDOM」に関する一問一答である。

写真=JYPエンターテインメント
――「KINGDOM」優勝の感想を教えてください。

バンチャン:「KINGDOM」で素敵なステージをお見せしたくて一生懸命に努力しましたが、優勝という素晴らしい結果が出て本当に多くの方々、特にSTAY(ファン)に感謝の言葉を必ず伝えたいと思います。メンバー達と一緒に、より熱心に頑張りなさいという意味でいただいた賞だと思って、これからも謙虚な気持ちで素敵な姿をたくさんお見せします。

スンミン:素晴らしい先輩・後輩の前でステージを披露して、また(他のチームを)見ながら学ぶことができるということだけでも本当に光栄な機会でしたが、このように良い結果まであって、メンバー達、そしてSTAYに本当に感謝しています。多くの方々の期待に応えられるよう、これからも頑張って走らなければと思います。

I.N:とても幸せですし、誇らしいです。この全てがSTAYのおかげです。このようにまたSTAYと一緒に歩いていくので、とても幸せです。

――「KINGDOM」出演を決心した時、全世界のK-POPファンをはじめ、大衆にStray Kidsのどんな姿を見せたいと思いましたか、また目標はありましたか?

リノ:僕達がやりたい音楽が何なのか、またその音楽をどんなパフォーマンスで表現するのか、多くの方々にお見せしたかったです。

チャンビン:「KINGDOM」に出ることになった時、永遠に残るStray Kidsだけのレジェンドステージを残したかったんです。また、歌手として幅広い姿と限界のないパフォーマンスをお見せしたかったです。

ハン:「KINGDOM」に出演することを決めた時、僕達がどんな音楽とステージを披露するグループなのかを視聴者の方に記憶していただきたいと思いました。また、多くの先輩・後輩と共にする番組であるため、学ぶことが本当に多いだろうと思い、緊張半分、ときめき半分という気持ちだったと思います。

――対面式からファイナルコンテストまでで、最も記憶に残るステージとその理由を教えてください。

リノ:対面式のステージです。僕達を知らせる最初のステージだったので、緊張して震えていた記憶があります。

フィリックス:対面式が最も記憶に残っています。「KINGDOM」で披露した最初のステージであり、STAYがくれた貴重な初の1位だったので、その瞬間が心に深く残っています。

スンミン:やはり対面式ではないかと思います! 全てのチームが見ている中、ステージを披露したんです。とても久しぶりに観衆の前で披露するステージでしたし、「KINGDOM」の初めてのステージなので、とても緊張しましたがかっこよくこなすことができて、ステージから降りてきたメンバーが記憶に残っています。

写真=JYPエンターテインメント
――毎回の競演で光るアイデアとウィットが溶け込んだステージで、韓国国内外のファンの注目を集めました。主にどこからインスピレーションを得ているのですか?

バンチャン:競演ごとに主題は違いましたが、僕達がやりたいステージと伝えたいメッセージをテーマに合わせてどのように溶かし込むことができるかとたくさん悩みました。一つのテーマやコンセプトを決めておいて、それを基にステージを準備しました。

チャンビン:映画、音楽、ダンス大会など、本当に多くのコンテンツを通じてインスピレーションを得ました。また、無限のブレインストーミングと意見の共有を経て得られたアイデアを、ステージで効果的に実現させたと思います。

ハン:Stray Kidsというチームがどんな姿を見せればいいのかという悩みから出発して、複数の絵を想像してみると、自然にアイデアが出てきました。オオカミの群れと2次競演の「I'll Be Your Man」のステージが代表的です。

――小道具やスタイリング、全体的なコンセプトなどパフォーマンスの構成にも様々なアイデアを出しました。「僕達が考えても、これは本当に奇抜だった」と思うステージを挙げるならどれですか?

リノ:「神メニュー」と「DDU-DU DDU-DU」をマッチさせた3次競演の第2ラウンドのステージが最も奇抜だと思います。

フィリックス:BLACKPINK先輩の「DDU-DU DDU-DU」と僕達の「神メニュー」をミックスして「God's DDU-DU DDU-DU」を作ったことと、それに合わせてStray Kidsの多様な姿をお見せできるパフォーマンスを構成したことではないかと思います。

I.N:映画「デッドプール」をオマージュしてリリースした「God's DDU-DU DDU-DU」が奇抜でしたし、ステージを披露しながら本当に楽しかったです。

――3次競演の第2ラウンド「God's DDU-DU DDU-DU」のステージのオープニングで映画「デッドプール」をオマージュしましたが、主演俳優のライアン・レイノルズが、これに直接言及して大きな話題を集めました。ライアン・レイノルズのファンとして知られているバンチャンさんはより感慨深かったと思いますがいかがですか? また何か新しいニュースはありますか?

バンチャン:実は今でも信じられません! ライアン・レイノルズだけでなく、ヒュー・ジャックマンも僕達に言及してくださったんです、まだ夢を見ているようです。ライアンレイノルズが送ってくれると約束したデッドプールの仮面を待っています。もらったら認証ショットもアップする予定です!

写真=JYPエンターテインメント
――100日間の長い旅の間に多くのことがあったと思います。最も記憶に残っている、あるいはどこでも話したことのないエピソードがあれば紹介してください。

ハン:3次競演が最も記憶に残っています。ラップユニットを絶対にやってみたくて、制作陣の方々と多くの意見を共有するなど、良い先輩達とチームを組んで素敵なステージを作っていく全ての過程が本当に面白く、幸せでした。そして皆さんが音楽に対して情熱が本当にすごくて、僕もより踏ん張らなければと刺激をたくさんもらいました!

フィリックス:ファイナル生放送を控えて先輩と後輩に手作りのクッキーをプレゼントしました! 番組を通じてたくさんの愛をもらっただけに、お返しがしたかったですし、最後のステージを皆で頑張ろうという応援の気持ちを込めました。

I.N:2次競演の「I'll Be Your Man」のステージを準備していた時のエピソードです。僕がハン兄さんと同じ部屋を使っていますが、2人共最高の喉の状態にしたくて、加湿器を3つもつけて寝ました。ところが、次の日に部屋があまりにも湿っぽくなって、湿気を取り除くのに苦労した記憶があります(笑)。

――一緒に出演した先輩・後輩グループとの絆も印象的でした。特に制作発表会当時、最も見習いたい先輩としてBTOBを挙げていましたね。彼らから何を学び、感じたのか気になります。

バンチャン:ステージ上での余裕、そしてどんな撮影でも、常にプロフェッショナルな姿が本当に印象深かったです。僕達のことも本当によく面倒を見てくれて、多くのことを教えてくれて、ありがたい気持ちが大きいです。

チャンビン:一番好きで、またカッコイイと思っている先輩グループを毎回直接見ながら多くのことを感じました。ステージだけでなく、10年目の歌手の余裕、音楽とステージに向けた変わらない情熱を見ました。

フィリックス:僕はステージをする時、パフォーマンスに気を使う方です。BTOB先輩のステージを見て、必ずしもパフォーマンスだけが全てではないんだと考え方を広げることができました。全体図と構成、アイデアがうまく収められたステージであれば、記憶に残るしかないんだという気がしました!

――「KINGDOM」を通じてチームとして成長したと感じる部分はどこでしょうか。また、最も大きく成長したと考えるメンバーを挙げ、その理由も教えてください。

バンチャン:実際はまだたくさん不足している部分があると思いますが、「KINGDOM」を通じてたくさん成長したと思います。様々なセットや難しい動線の中で互いに手助けしてフィードバックをしながらステージに余裕がたくさんできたと思います。ダンス、歌、余裕など全ての部分をひっくるめて一番大きく成長したメンバーは、Stray Kids全員だと言いたいです。

写真=JYPエンターテインメント
リノ:ステージに対する緊張がときめきに変わったのが、チームとして最も成長した部分だと思います。個人的にはスンミンががたくさん成長したと思います。ファンの方々もたくさん話してくださっていましたが、ボーカルの部分でとても頼もしくなりました。

チャンビン:複雑で難しい動線とパフォーマンスを一度だけのステージで見せなければならない競演の過程をこなしながら、チームとして自信を持つようになり、一層余裕ができたと思います。一人ひとりの能力もまた、すごく伸びたと思います。特にスンミンがのボーカルが多くの方々に自慢したいくらい、目に見えて成長したと思います。

――「KINGDOM」で「辛い味」「マーラー味」の存在感を誇りました。「僕達、こんな味もありますよ」と新しい魅力を紹介するならどんな魅力がありますか?

ハン:とても叙情的な曲もたくさんあるので、ぜひお聴かせしたいと思います!「バカでもわかる」「Ex」などを聴いていただければ、今まで見てきた僕達の姿とは全く異なる色とステージを感じることができるでしょう。

スンミン:「酸味」ではないかと思います! メンバー一人ひとりの能力を披露することができるステージを見る度にピリッとした感じを受けたと思います。多くの方々が僕達のステージを見ながらピリッとした酸味を感じてくれたらと思います!

I.N:僕達はとてもキュートな面もあるため「甘み」もあるということを見せたいと思います!

――「KINGDOM」では見せなかったStray Kidsの曲の中で、ファンや大衆に必ず披露したい曲があるとすればどれですか? 再び競演をすることになったら選択したい曲は何ですか?

チャンビン:Stray Kidsを世に初めて知らせた「Hellevator」という曲を選択したいです。

ハン:残念ながら「KINGDOM」では「Back Door」を見せる機会がなかったんです。再び競演に臨むなら、「Back Door」でStray Kidsだけのユニークでかっこいいステージをお見せしたいと思います!

スンミン:今回の「KINGDOM」では、プレデビュー曲である「Hellevator」をお見せしなかったのですが、いつか一度、かっこよく披露したいです!

写真=JYPエンターテインメント
――「KINGDOM」が終わった後は何をしていましたか? 休暇をとっていたのであれば、どんな時間を過ごしたのか気になります。またこれからやりたいことはありますか?

リノ:実家に行って猫との時間を過ごしてきました。済州島(チェジュド)にも行きたいです。

フィリックス:「KINGDOM」が終わってから休む時間を作りましたが、久しぶりに自転車に乗って音楽を聴きました。少しずつ暑くなっていますが、メンバー達とキャンプ場で過ごしたいです!

I.N:僕は「KINGDOM」を終えて、自宅でおいしいものも食べてテレビも見て一日を過ごしました。やはり家が最高です!

――「KINGDOM」はStray Kidsにとってどのような番組として記憶されると思いますか?「KINGDOM」がStray Kidsに対して持つ意味について教えてください。

バンチャン:デビューしてから今まで、Stray Kidsだけの話を書き続けています。「KINGDOM」は、確実に僕達の冒険の中で必ず記憶に残る、特別な瞬間であると思います。Stray Kidsが一層成長できた重要な足場と考え、今後さらに熱心に頑張らなければという気持ちを持つことができるようにしてくれた番組です。

スンミン:「KINGDOM」は、より広い視野で僕達を振り返って、前途についてもう一度考えさせてくれた番組であると思います。大衆に僕達がこのようなグループであることをしっかりと知らせることができた機会なのでとてもうれしかったですし、メンバー達も苦労の末、さらに成長した姿が見えたのでとてもうれしいです。

I.N:STAYのおかげで1位を取ることができたので、何よりもSTAYの大切さを改めて感じた機会になったと思います。そしてメンバーがより成長することができる機会になったと思い、本当に良い思い出に残ると思います。

写真=JYPエンターテインメント
――番組を通じて大きな応援と支持を送ってくれた世界中のファンに伝えたい言葉は何ですか?

バンチャン:すべてがSTAYのおかげだと思います。一人では絶対に得られない結果だと思います。STAYと一緒に得られた貴重な結果であるだけに、今後もSTAYに素敵な姿、多くのプレゼントをあげられるように最善を尽くします。

リノ:STAY、ありがとうございます。僕達のステージが皆さんに多くの力を与えられたらうれしいです。僕達も「KINGDOM」でSTAYからたくさん力をもらいました。

チャンビン:このように多くの関心と愛、応援を送っていただき、本当ににありがとうございます。心理的にも肉体的にもハードな競演でしたが、STAYのおかげで常に大きな力をもらい、楽しむことができたと思います。Stray Kids Everywhere All Around the World.

ハン:本当にありがとうございます。実はファンの方々を失望させたらどうしようかと、残念なステージを残すことになったらどうしようかと少し恐怖心もありましたが、STAYが固く団結して僕達を励ましてくれました。100日間の旅を通じて、皆さんが僕達に送ってくれた応援とエネルギーと愛がこんなにも良い結果を作ったと思います。本当に感謝いたします。これからもっと熱心に頑張って成長します。

フィリックス:STAY! 最後まで僕達を応援してくれて本当にありがとう。それだけに一日も早くSTAYと会いたいですし、ステージを通じて感謝の気持ちを表現したいです。機会が来るまでもう少しだけお待ちください!

スンミン:僕達が信じる気持ちで集まって、本当に熱心に準備したステージをかっこよく一つひとつこなすことができたのは、昼も夜も苦労してくださったSTAYのおかげです。普段見せてこなかった新しいスタイルのステージも、STAYのために準備しました。準備しながらSTAYがこのステージをどのように見てくださるだろうかという考えしかなかったと思います! 皆さん僕達がステージを披露する理由です。本当にありがとう!

I.N:STAYはとても大切で、とても感謝しています。さらに頑張ります。心からありがとう。

――「KINGDOM」のキングになったStray Kidsの今後の計画が気になります。

リノ:優勝をしたといっても大きく変わることはないでしょう。今までのようにSTAYとコミュニケーションし、僕達がやりたい音楽とステージを続けていきます。

ハン:誰もできなかった、唯一Stray Kidsだけができる何かを探して、大衆と多くのK-POPファンの方々に必ず見ていただきたいと思います! 今後も注目し、愛してください。

スンミン:今後も今のように固く団結し、多くの方々に音楽で感動と爽快感をお届けできるグループになりたいです。僕達の成長した姿をたくさんお見せしたいので、一日も早く新しいアルバムでSTAYのもとを訪れたいと思います。

記者 : ファン・ヘジン