ファヨン、3年ぶりのドラマ復帰から初の主演映画「間の音」まで…女優としての願いを語る“一生演技をやりたい”

OSEN |

女優のファヨンが、空白期を過ごす中で変わった人生観をはじめ、「一生演技がしたい」という熱い思いを語った。

ファヨンは最近行われたOSENとのインタビューで、ドラマ「Love Scene Number#」から初の主演映画「間の音」まで、様々な話を聞かせてくれた。

2010年にデビューした彼女は歌手活動の後、ドラマ「元カノクラブ」「帰ってきて、おじさん」「青春時代」「適齢期惑々ロマンス~お父さんが変!?~」「マッド・ドッグ」「僕が見つけたシンデレラ~Beauty Inside~」など多くの作品で活躍し、演技力を認められた。

JTBC「僕が見つけたシンデレラ~Beauty Inside~」以降、空白期を持ったファヨンは、wavveオリジナルとMBCが共同で制作し、2月に韓国で放送されたドラマ「Love Scene Number#」で3年ぶりに復帰した。

「Love Scene Number#」は23歳、29歳、35歳、42歳の主人公に訪れた人生のターニングポイントの中で、恋愛、愛、価値観に混乱を感じる複合的な心理を繊細に描いたオムニバス形式の作品だ。ファヨンは35歳の大学非常勤講師ユン・バンヤを熱演し、先輩で相手役のキム・スンスと息を合わせた。

ファヨンは昨年、「第5回忠武路映画祭-ディレクターズ・ウィーク」の開幕作「どの道を選べばよいか分からなかったら、最も困難な道を選べ 」に、映画界の発展のためノーギャラで出演した。そして映画「間の音」のヒロインとしてキャスティングされ、映画で初主演を飾った。マンションの騒音問題で起こる下の階の作家志望者と上の階の連続殺人鬼の話を描く作品で、初のスリラー挑戦作として注目を集めた。

「どうしてノーギャラで出演することになったか?」という質問に「韓国の映画界を応援したい気持ちが大きかったんです。映画界を守らなければならないという使命感が生まれて、私が役に立つということだけで光栄でした」と答えた。

「闇の音」は「肥満家族」「アメイジンググレイス」などを演出したキム・ジョンウク監督がメガホンをとり、ファヨンはマンションの騒音によるストレスを作家ならではの想像力で描いていく過程で、殺人事件まで暴くようになるシナリオ作家志望者を演じた。

ファヨンは「監督のラブコールに、すぐ出演すると言いました。マンションの騒音という題材も面白かったです。映画でどう表現するか気になって、わくわくしました」と作品を選んだ理由を語った。

続けて「撮影中、監督のそばで応援し、女優として頼ってもらえるよう、肩も貸してあげた。現場は大変でしたが、お互いに助け合いながら作業し、思い出として残っています。撮影は江原(カンウォン)道ですべて終えました」とし、一日も早く映画館で見たいと伝えた。

ファヨンは昨年11月に韓国で放送されたMBCバラエティ番組「覆面歌王」にコウノトリの仮面を被って登場し、話題になった。

彼女は「出演を決めて1ヶ月ほどレッスンを受けましたが、先生が『なぜそんなに自信がないの?』とおっしゃいました。ステージに上がる直前には清心丸(漢方)も飲みました」とし「幸いなことに、温かい目で見てくださって感謝しましたが、自分では歌の実力に満足していなくて泣いたりもしました」と残念そうに言った。

3年間の空白期間中にアメリカで勉強したというファヨンは「寂しがり屋で人に集中したが、最近は自分自身の成長に集中しています」とし「以前は作品がないオフシーズンにどうやって過ごせばよいか分からなかったんです。家でじっと横になっていました。でも、このままだと時間がとてももったいないと思いました。これからも色々なことをたくさん学んでいきたいです」と語り、変わった人生観も明かした。

これと共にファヨンは「一生演技がしたいです。時間が経てば経つほど『演技は一生しなくちゃ』という思いが強くなります」と今後の活動への期待を高めた。

記者 : ハ・スジョン