チョン・ジュニョンの元恋人、嫌疑なしの判決に悔しさを明かす「私が嘘つきになってしまった」

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写真=マイデイリー DB
違法撮影の疑いでチョン・ジュニョンを告訴した元恋人A氏が、告訴を取り消した理由を明かした。

23日、A氏はYouTubeチャンネル「最後まで追求する」に掲載された「チョン・ジュニョンの団体チャット事件について暴露する。地上波の報道では公開することができなかったこと」という映像に長文のコメントを残した。該当映像は2019年12月に掲載された映像で、“チョン・ジュニョン団体チャット”事件に関する報道だ。

A氏は自身を「2016年にチョン・ジュニョンを違法撮影の疑いで告訴した人」と紹介し「事件が終結し、真実が明らかになった今、5年間間違っているとしっかりと言えなかった私の話を、この場を借りて説明しようと思う」と伝えた。

そして「私は、チョン・ジュニョンが私を蔑ろにしたから衝動的に告訴したのではなく、告訴した後も、チョン・ジュニョンが私に思いを寄せる素振りを見せたから、告訴を取り消したのではない」と述べ「通報以来、弁護士と相談した結果、証拠が不十分で私が誣告罪で告訴される可能性があると言われたからだ」と、告訴を取り消した理由を説明した。

続けて「しかし、たぶんチョン・ジュニョンが私のほかにも何人もの女性の映像を流布して、人権を侵害し、性的暴行までする悪質な人だったと知っていたら、絶対にチョン・ジュニョンに協力しなかったはずだ」とし「この部分で当時、警察の手抜き捜査などによりチョン・ジュニョンの犯罪が公開されなかった点については、私も残念に思っている」と心境を伝えた。

また、彼女はチョン・ジュニョンが嫌疑なしの判決を受けたことについて「その事件以来、私はこのように公式的に嘘つきになってしまって、『これから誰が私の話を信じてくれるのだろう』『私が我慢すべきだった』『もっと賢明に対処することができなかった私がバカだった』という自責から始まり、世の中への恨み、そして結局はチョン・ジュニョンが悔しくも活発に活動する現実の前で、様々な考えが数年間、私を苦しめてきた」と訴えた。

最後にA氏は「それにも関わらず私は、すべての悔しさと後悔、恨みを乗り越えて結局は自分自身を応援して、私の人生を取り戻そうと頑張ってきたし、今は大切で幸せな人生を生きている」とし「別の犯罪の被害者の方々にも、いつかは必ず私のように幸せな日常を取り戻すことができるという希望を与えたい」と述べた。

チョン・ジュニョンは集団性的暴行などの疑いで昨年9月、最高裁判所から懲役5年を言い渡され、地方の刑務所に収監されている。

記者 : クォン・ヘミ