ソル・ギョング&ピョン・ヨハンら出演、映画「玆山魚譜」ポスター&映像を公開…豪華な顔ぶれが勢揃い

OSEN |

写真=映画のポスター
今春、感動を与える映画「玆山魚譜」(監督:イ・ジュニク)が「玆山の友」ポスターと「玆山への旅程」と題した映像を公開した。

映画「玆山魚譜」は、黒山(フクサン)に島流しされた後、本よりも海の生物に関心を持つようになった好奇心豊富な学者チョン・ヤクジョン(ソル・ギョング)と、海を離れて出世したい青年漁師チャンデ(ピョン・ヨハン)が“玆山魚譜”を執筆しながら友達になっていく物語を描いた作品だ。

今回公開された「玆山の友」ポスターは「玆山魚譜」で活躍する俳優らの姿を1枚の画像に収めた圧倒的なビジュアルで視線を奪う。「しっかりとした演技力を備えた知名度の高い俳優の出演で、人々に身近に感じてもらえるストーリーが完成しました」と語ったイ・ジュンイク監督の言葉の通り、映画「玆山魚譜」には韓国を代表する演技派俳優らが参加した。

特にイ・ジュンイク監督は「自身があまり目立たない役であっても、快く出演を決めてくれた俳優の皆さんに心から尊敬の意を表します。皆さんが演じる役を正確に捉えて、洗練された演技をしてくださり、とてもありがたく幸せでした」と出番と関係なく、喜んで参加してくれた全ての俳優に心から感謝の気持ちを伝え、映画への関心を高めた。

このように「玆山魚譜」にはソル・ギョングとピョン・ヨハンからイ・ジョンウン、ミン・ドヒ、チャ・スンベ、カン・ギヨンまでしっかりした演技力を持つ俳優らが参加し、完璧な演技で観客を魅了する予定だ。加えて、トン・バンウからチョン・ジニョン、キム・ウィソン、バン・ウンジン、リュ・スンリョン、チョ・ウジン、チェ・ウォニョン、ユン・ギョンホ、チョ・スンヨンまで、「玆山魚譜」のために一丸となった演技派俳優らの共演は、彼らが発揮する相乗効果への期待を高めた。

公開された「玆山への旅路」の映像には、「玆山魚譜」の中心でドラマをリードするチョン・ヤクジョンとチャンデの他にも様々な人物の顔が揃い、好奇心をそそる。特に、チョン・ヤクジョンを心身共に助けるカゴデク役のイ・ジョンウンをはじめ、凛々しい海女のボクレ役にミン・ドヒ、黒山島でチョン・ヤクジョンの話し相手になってくれるプンホン役にチャ・スンベ、チョン・ヤクヨンの一番弟子イ・ガン役にカン・ギヨンと、チョン・ヤクジョンとチャンデが黒山島で友達になっていく過程に特別な楽しさを与える予定だ。

また、友情出演で参加した俳優の個性あふれるキャラクターも目を引く。まず、辛酉教獄当時、チョン・ヤクジョンとともに苦労した兄弟のうち、最後まで信仰を守ったチョン・ヤクゾン役はチェ・ウォニョンが演じ、リュ・スンリョンは朝鮮の実学者でチョン・ヤクジョンの弟チョン・ヤクヨンを演じる。また、チョン氏兄弟を信頼した朝鮮第22代王の正祖(チョンジョ)役はチョン・ジニョンが演じ、存在感を発揮した。また、カトリック教普及の先頭に立った学者のイ・ビョク役はチョ・スンヨンが、文の勉強に陥った息子チャンデを不満に思う母親役は俳優兼監督として精力的に活動しているパン・ウンジンが演じた。

加えて、キム・ウィソンはカネと権力を優先にし、昔チャンデ母子を捨てて離れた父親のチャン進士役を務め、強い印象を残す。チョ・ウジンは国民の生活より自身の利益を優先にする官吏のピョルジャン役で、ウィットに富んだ演技を披露する。トン・バンウは国民の苦痛にそっぽを向く羅州(ナジュ)牧師役を務め、物語をより豊かにする。最後にユン・ギョンホは漂流生活の中、西洋の文物を吸収して戻り、チョン・ヤクジョンが「漂海始末」を書くときにインスピレーションを与えるエイの商人ムン・スンドゥクを演じ、物語を盛り上げることを予告している。

「玆山魚譜」は、韓国で3月31日に公開される。

記者 : ソン・ミギョン