「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」キム・ソヒョン、久しぶりに会ったナ・イヌの変化に驚き

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写真=VICTORY CONTENTS
剣を握ったナ・イヌが、初めて人を殺した。

視聴率調査会社ニールセン・コリアによると、3月22日に放送されたKBS 2TV月火ドラマ「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」第11話は、全国基準8.7%(第2部)の視聴率を記録した。

この日の放送では、オンダルが新しい師匠ウォルグァン(チョ・デグァン)に会って実力を育てていく様子が描かれた。先立って、ピョンガン(キム・ソヒョン)から基本剣術を身につけたオンダル。生まれながらの武人魂で急激に成長するオンダルの実力に、ピョンガンは新しい師匠に彼を任せることにした。

ピョンガンが選択した師匠は、高句麗(コグリョ)最高の将軍から、現在は僧侶になっているウォルグァンだった。修練のためにしばらく離れていなければならないピョンガンとオンダルは、可愛らしいキスを交わし、お互いを信頼して待つことを誓った。

ウォルグァンは邪念に満ちて剣を握るオンダルに、頭を空にする方法から教えた。粟だけ食べながら洞窟で耐える修練の過程は厳しかったが、オンダルは自身を信じて待っているピョンガンを思いながら修練を続けた。

同じ時刻、ピョンガンは軍馬だった馬の中から病気の馬を買い集めて、ヘモヨン(チェ・ユファ)に頼んでおいた銀子をもらってくるなど、スンノブの再建に力を入れた。また、ピョンウォン王(キム・ボムレ)にもスンノブを復権させるための動きを報告し、緊密に協力した。

しかしピョンウォン王とピョンガンのこのような動きを、コ・ウォンピョは見逃さなかった。コ・ウォンピョは、ピョンガンとオンダルを殺生簿に入れ、クィシンゴルに私兵たちを派遣した。オンダルの乳母サ氏夫人(ファン・ヨンヒ)が、ピョンガンに刺さる矢を止め、危機に陥ったピョンガンとサ氏婦人の前にオンダルが現れた。

最初の修練を終えて、ピョンガンの様子を見るために戻ってきたオンダルは、目の前の光景に一瞬理性を失った。死にものぐるいで兵士たちに飛びかかり、剣を奪って切り倒していくオンダルの姿は、まるで野獣のようだった。気がつくと、オンダルの手と体には血がこびりついていた。ウサギ一匹も殺せなかったオンダルが、初めて人を殺した瞬間だった。

血まみれになって衝撃に陥ったオンダルの姿が、視聴者にも息が詰まりそうな没入感を与えた。果たしてオンダルは、この衝撃を乗り越えて大将軍としての道を無事に歩んでいくことができるのか。ピョンガンとオンダルを脅かすコ・ウォンピョの計略は、今後どのように展開していくのか、期待が高まる。

記者 : イ・ミンジ