WINNER カン・スンユン「THE PREQUEL」の映像を公開…練習生時代について明かす“1つも後悔していない”

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写真=YG ENTERTAINMENT
WINNERのカン・スンユンが、ソロカムバックを控えている中、感想を語った。

YG ENTERTAINMENTは、3月14日と15日に「KANG SEUNG YOON【THE PREQUEL】」チャプター1&2編(以下、「THE PREQUEL」)を相次いで公開した。これは、カン・スンユンのここ10年間の音楽旅程を振り返るコンテンツで、彼のセルフインタビュー形式で進行される。これまで公開されたことのないカン・スンユンの率直な想いと、さまざまなビハインドストーリーが収められている。

カメラの前に1人座っているカン・スンユンは、練習生時代を思い出しながら「多くの人々は、『カン・スンユンがYGに? ありえない』と疑問に思った。『SUPER STAR K2』が終わってラブコールを受けた事務所のほとんどは、『今すぐ成功させる』と言っていた。しかし、そうしたくなかった」と話した。

人々に認められるほどの実力を備えてから音楽を出すことが重要だというのが、彼の考えだった。彼は「そうやって(YGの)練習生になった」とし、速い成功より音楽的な能力を育てることに集中した時間、そして自身だけのはっきりとした所信を明かした。

もちろん、慣れなかった音楽ジャンル、ダンスの習得などが難しく、練習生生活をしながら「一時後悔の感情もあった」と率直に話したカン・スンユン。しかし、彼は「今は1つも後悔していない。今の自分が持っているさまざまなことは、その時間があったからこそ可能だった」と伝えた。

現在のWINNERが誕生したサバイバル番組「WIN」は、カン・スンユンにとってもう1つのターニングポイントになった。

彼は「事務所で僕のソロアルバムを出そうという話があった。もともと『WIN』をしながらソロアルバムの制作を並行しなければならなかったけど、僕には無理だった。メンバーたちと汗を流す時間が本当に良かった。ソロアルバムを待っているファンの方々には本当に申し訳ない話だけど、リーダーになってからはそれ以上続けることができなかった。再び戻ったとしても、同じように自分のソロアルバムを諦めると思う。それが僕だ」と初心を語る。

そして、彼は「競争が好きだ。数年間練習した時間より、短い期間で競争を通じて成長したことがずっと大きかった。結果的にグループの曲として認められた。決して後悔していない。WINNERになった瞬間は、まだ自分の生涯で最高の名場面の1つだ」と付け加えた。

先立って、カン・スンユンは3月中にソロカムバックを予告した。約8年ぶりのソロ活動であり、彼のフルアルバムは、デビュー後初めてだ。WINNERの「REALLY REALLY」「LOVE ME LOVE ME」「ISLAND」「EVERYDAY」「MILLIONS」「AH YEAH」など、多数のヒット曲がカン・スンユンの手によって誕生した。MBC「覆面歌王」最年少の歌王を獲得したのも彼である。

カン・スンユンは、1stソロアルバム全曲の作詞・作曲やプロデュースはもとより、ミュージックビデオにまで丁寧に気を配って制作に参加している。“ソロアーティスト”カン・スンユンが、どのような新しい音楽を披露するか、ファンの期待が高まっている。



記者 : イ・ミンジ