時代と共にアンダーウェアの概念も変わってきている。以前は衛生的な目的や、体型を整えるために着用するようなものだったが、今は存在感を堂々とアピールするファッションアイテムに浮上した。

透けるのではないかと心配し、アンズ色やブラックのアイテムだけを選ぶ退屈な日常。毎朝、昨日とは違う服を取り出して着るのに、アンダーウェアはいつも似ている。大胆な色や華やかなデザインのアイテムは普段着の中に着るには負担になり、なかなか使えないことはほとんどの女性が共感する事実だ。透けて見えることが心配なら、隠すことに執着せず、アンダーウェアそのものをファッションとして着こなせばよい。

最近、アンダーウェアを普段着と合わせたスタイルで注目されている女優イ・ユビ。女性らしいレースやセクシーなクロスディテール、スポーティなものなど、様々なデザインのアンダーウェアをファッショナブルに着こなし、SNSに写真をアップする度に反響を呼んでいる。アンダーウェアを使ったコーディネートのリーダーらしく、セクシーさはもちろん、可愛らしさ、ポップさなど、様々なスタイルを披露し、それぞれの好みに合わせて参考にすることができる。アンダーウェアを見せるスタイルの魅力をアピールした、彼女のコーディネートをまとめてみた。

「セクシーなアイテムはエロい」という偏見を破ったスタイル。クロスストラップと可愛いレースのついた白いブラレットの上に、かわいいボレロのようなデザインのカバーアップを着て清純な雰囲気を演出した。首回りが寂しく見えないように、アクセサリーをつける代わりにシンプルなタトゥーシールをつけたセンスが際立つ。

デニムアイテムに白いTシャツを合わせる代わりに、白いアンダーウェアを合わせ、カジュアルな雰囲気を演出した。そのようにしてディープなインディゴブルーのデニムの重たい印象をなくした。アンダーウェアの下に配色されたグレーがデニムジャケットの内側の色と似ており、色を合わせたように見える。

ストリートアートの壁画の前のストリートダンサーを連想させる個性的なファッション。ベーシックなデザインのブラトップは、チェリーレッドのカラーとロゴプリントでアクセントを与えた。タイトなトップスにワイドパンツを合わせ、海外で流行中のウエストチェーンを巻いて、くびれたウエストラインを強調しトレンディーに演出した。

自粛生活が長引き、気分によって着用できる様々なルームウェアが流行っている。中でも、パジャマと同じぐらいの機能性があり、人に見られてもださくないスタイルが注目されている。彼女はレースの装飾が施されたブラレットの上にカーディガンを合わせ、楽でフェミニンなムードを演出した。

色の組み合わせで悩む必要のない、ブラック＆ホワイトのコーディネート。最も真似しやすいスタイルで、誰もが持っているような黒いパンツと白いシャツをショート丈のタンクトップに合わせた。中央の3本の白い縦線が胸の立体感を際立たせ、スポーティな雰囲気を与える。